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公開番号
2025156583
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2025133755,2024037592
出願日
2025-08-08,2019-08-09
発明の名称
インダクタ
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人いくみ特許事務所
主分類
H01F
17/04 20060101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】インダクタンスが高く、かつ、直流重畳特性に優れながら、Q値にも優れるインダクタを提供すること。
【解決手段】インダクタ1は、第1配線21および第2配線22と、略球形状の磁性粒子を含有する第1磁性層31と、略扁平形状の磁性粒子を含有する第2磁性層51と、略扁平形状の磁性粒子を含有する第3磁性層71とを備える。第2磁性層51および第3磁性層71のそれぞれの比透磁率が、第1磁性層31の比透磁率より高い。第1磁性層31の第4面54は、第2凹部60を有する。第3磁性層71の第6面74は、第4凹部80を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに間隔を隔てて隣り合う第1配線および第2配線と、
面方向に連続する第1面と、前記第1面に対して厚み方向に間隔が隔てられ、前記面方向に連続する第2面と、前記第1面および前記第2面の間に位置し、前記第1配線の外周面および前記第2配線の外周面に接触する内周面とを有し、略球形状の磁性粒子および樹脂を含有する第1磁性層と、
前記第1面に接触する第3面と、前記第3面と厚み方向に間隔が隔てられる第4面とを有し、略扁平形状の磁性粒子および樹脂を含有する第2磁性層と、
前記第2面に接触する第5面と、前記第5面と厚み方向に間隔が隔てられる第6面と有し、略扁平形状の磁性粒子および樹脂を含有する第3磁性層とを備え、
前記第2磁性層および前記第3磁性層のそれぞれの比透磁率が、前記第1磁性層の比透磁率より高く、
前記第3面は、前記第1配線と厚み方向に対向する第1対向部と、前記第2配線と厚み方向に対向する第2対向部との間において、それらから窪む第1凹部を有し、
前記第4面は、前記第1対向部と厚み方向に対向する第3対向部と、前記第2対向部と厚み方向に対向する第4対向部との間において、それらから窪む第2凹部を有し、
前記第5面は、前記第1配線と厚み方向に対向する第5対向部と、前記第2配線と厚み方向に対向する第6対向部との間において、それらから窪む第3凹部を有し、
前記第6面は、前記第5対向部と厚み方向に対向する第7対向部と、前記第2対向部と厚み方向に対向する第8対向部との間において、それらから窪む第4凹部を有することを特徴とする、インダクタ。
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【請求項2】
前記第1対向部および前記第1配線間の長さL1と、前記第2対向部および前記第2配線間の長さL2と、前記第1凹部の深さL3とが、下記式(1)および下記式(2)を満足し、
前記第5対向部および前記第1配線間の長さL4と、前記第6対向部および前記第2配線間の長さL5と、前記第3凹部の深さL6とが、下記式(3)および下記式(4)を満足することを特徴とする、請求項1に記載のインダクタ。
L3/L1≧0.2 (1)
L3/L2≧0.2 (2)
L6/L4≧0.2 (3)
L6/L5≧0.2 (4)
【請求項3】
前記第1凹部の深さL3と、前記第2凹部の深さL7とが、下記式(5)を満足し、
前記第3凹部の深さL6と、前記第4凹部の深さL8とが、下記式(6)を満足することを特徴とする、請求項1または2に記載のインダクタ。
L7/L3≧0.3 (5)
L8/L6≧0.3 (6)
【請求項4】
前記第1対向部および前記第1配線間の長さL1と、前記第1配線の厚み方向長さL9とが、下記式(7)を満足し、
前記第2対向部および前記第2配線間の長さL2と、前記第2配線の厚み方向長さL10とが、下記式(8)を満足し、
前記第3対向部および前記第1配線間の長さL4と、前記第1配線の前記長さL9とが、下記式(9)を満足し、
前記第4対向部および前記第2配線間の長さL5と、前記第2配線の前記長さL10とが、下記式(10)を満足することを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載のインダクタ。
L1/L9≧0.1 (7)
L2/L10≧0.1 (8)
L4/L9≧0.1 (9)
L5/L10≧0.1 (10)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インダクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の導体と、それらを被覆する磁性体層とを備えるインダクタが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1では、複数の導体が配置されたフェライト生シートの上に、別のフェライト生シートを積層し、これらを焼成することにより、インダクタを得ている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-144526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかるに、インダクタには、高いインダクタンス、優れた直流重畳特性および優れたQ値が求められる。
【0006】
しかし、特許文献1に記載のインダクタでは、上記した要求を満足できない。
【0007】
本発明は、インダクタンスが高く、かつ、直流重畳特性に優れながら、Q値にも優れるインダクタを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明[1]は、互いに間隔を隔てて隣り合う第1配線および第2配線と、面方向に連続する第1面と、前記第1面に対して厚み方向に間隔が隔てられ、前記面方向に連続する第2面と、前記第1面および前記第2面の間に位置し、前記第1配線の外周面および前記第2配線の外周面に接触する内周面とを有し、略球形状の磁性粒子および樹脂を含有する第1磁性層と、前記第1面に接触する第3面と、前記第3面と厚み方向に間隔が隔てられる第4面とを有し、略扁平形状の磁性粒子および樹脂を含有する第2磁性層と、前記第2面に接触する第5面と、前記第5面と厚み方向に間隔が隔てられる第6面と有し、略扁平形状の磁性粒子および樹脂を含有する第3磁性層とを備え、前記第2磁性層および前記第3磁性層のそれぞれの比透磁率が、前記第1磁性層の比透磁率より高く、前記第3面は、前記第1配線と厚み方向に対向する第1対向部と、前記第2配線と厚み方向に対向する第2対向部との間において、それらから窪む第1凹部を有し、前記第4面は、前記第1対向部と厚み方向に対向する第3対向部と、前記第2対向部と厚み方向に対向する第4対向部との間において、それらから窪む第2凹部を有し、前記第5面は、前記第1配線と厚み方向に対向する第5対向部と、前記第2配線と厚み方向に対向する第6対向部との間において、それらから窪む第3凹部を有し、前記第6面は、前記第5対向部と厚み方向に対向する第7対向部と、前記第2対向部と厚み方向に対向する第8対向部との間において、それらから窪む第4凹部を有する、インダクタを含む。
【0009】
このインダクタは、略球形状の磁性粒子を含有する第1磁性層と、略扁平形状の磁性粒子を含有する第2磁性層および第3磁性層とを備える。しかも、第2磁性層および第3磁性層のそれぞれの比透磁率が、第1磁性層の比透磁率より高い。そのため、このインダクタは、インダクタンスが高く、かつ、直流重畳特性に優れる。
【0010】
さらに、第2磁性層が第1凹部および第2凹部を有するので、第2磁性層において第1凹部および第2凹部に囲まれる領域では、略扁平形状の磁性粒子が、第1凹部および第2凹部に配向できる。また、第3磁性層が第3凹部および第4凹部を有するので、第3磁性層において第3凹部および第4凹部に囲まれる領域では、略扁平形状の磁性粒子が、第3凹部および第4凹部に配向できる。そのため、優れたQ値を得ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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