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公開番号
2025152465
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024054372
出願日
2024-03-28
発明の名称
電力供給システム、移動体および電力供給システムの制御方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
H02J
1/10 20060101AFI20251002BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】エネルギ効率の良い電力供給システム及びその制御方法並びにこれを用いた移動体を提供する。
【解決手段】電力供給システム10は、第1電力供給回路12aと、第2電力供給回路12bと、第1電力供給回路と第2電力供給回路とを互いに接続し得る接続装置20aが備えられた接続回路18aと、遮断装置22aと、制御装置と、を備え、接続回路には、接続装置に直列接続されたリアクトル23aが備えられ、第1発電装置14aから第1電力供給回路12aへの電力の供給に不具合が生じた場合、制御装置は、第1電力供給回路と接続回路とを遮断装置により第1発電装置から遮断した状態で、接続装置に対して接続制御を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1発電装置から出力される直流電力を第1負荷装置に供給する第1電力供給回路と、
第2発電装置から出力される直流電力を第2負荷装置に供給する第2電力供給回路と、
前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを互いに接続し得る接続装置が備えられた接続回路と、
前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを前記接続回路を介して互いに接続するための接続制御を前記接続装置に対して実行し得る制御装置と、
前記第1電力供給回路と前記接続回路とから前記第1発電装置を遮断し得る遮断装置と、
を備え、
前記接続回路には、前記接続装置に直列接続されたリアクトルが備えられ、
前記第1発電装置から前記第1電力供給回路への電力の供給に不具合が生じた場合、前記制御装置は、前記第1電力供給回路と前記接続回路とを前記遮断装置により前記第1発電装置から遮断した状態で前記接続制御を前記接続装置に対して実行する、電力供給システム。
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【請求項2】
請求項1に記載の電力供給システムであって、
前記制御装置は、前記接続制御を前記接続装置に対して実行した後で、前記遮断装置による遮断を解除することにより、前記第2電力供給回路から前記第1発電装置に電力を供給し、前記第1発電装置を復帰させる復帰制御を前記第1発電装置に対して実行する、電力供給システム。
【請求項3】
請求項2に記載の電力供給システムであって、
前記復帰制御によって前記第1発電装置が復帰した場合、前記制御装置は、前記接続装置を制御して前記第1電力供給回路を前記第2電力供給回路から遮断する、電力供給システム。
【請求項4】
請求項3に記載の電力供給システムであって、
前記第1発電装置は、三相交流電力を出力する第1発電機と、前記第1発電機から出力された前記三相交流電力を直流電力に変換する第1電力変換装置とを備え、
前記第2発電装置は、三相交流電力を出力する第2発電機と、前記第2発電機から出力された前記三相交流電力を直流電力に変換する第2電力変換装置とを備え、
前記復帰制御によって前記第1発電装置が復帰した場合、前記制御装置は、前記第1発電機および前記第2発電機の出力を短絡させた状態で、前記接続装置を制御して前記第1電力供給回路を前記第2電力供給回路から遮断する、電力供給システム。
【請求項5】
請求項2に記載の電力供給システムであって、
前記第1電力供給回路に前記第1発電装置と並列に接続された第1蓄電装置と、
前記第2電力供給回路に前記第2発電装置と並列に接続された第2蓄電装置と、
をさらに備え、
前記制御装置は、前記接続制御を前記接続装置に対して実行した状態で、前記第1蓄電装置の出力電圧と前記第2蓄電装置の出力電圧との差分が予め決定された電圧閾値以下になった後に、前記遮断装置による遮断を解除して前記復帰制御を実行する、電力供給システム。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の電力供給システムを備える、移動体。
【請求項7】
第1発電装置から出力される直流電力を第1負荷装置に供給する第1電力供給回路と、
第2発電装置から出力される直流電力を第2負荷装置に供給する第2電力供給回路と、
前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを互いに接続し得る接続装置が備えられた接続回路と、
前記第1電力供給回路と前記接続回路とから前記第1発電装置を遮断し得る遮断装置と、
を備える、電力供給システムの制御方法であって、
前記接続回路には、前記接続装置に直列接続されたリアクトルが備えられており、
前記第1発電装置から前記第1電力供給回路への電力の供給に不具合が生じた場合、前記第1電力供給回路と前記接続回路とを前記遮断装置により前記第1発電装置から遮断した状態で、前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを前記接続回路を介して互いに接続するための接続制御を前記接続装置に対して実行する、電力供給システムの制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電力供給システム、移動体および電力供給システムの制御方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギの効率化に貢献する電動化技術に関する研究開発が行われている。
【0003】
下記特許文献1には、航空機電気エネルギ供給ネットワーク(電力供給システム)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2022-529997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
より良好な電力供給システム、移動体および電力供給システムの制御方法が待望されている。
【0006】
本開示は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、第1発電装置から出力される直流電力を第1負荷装置に供給する第1電力供給回路と、第2発電装置から出力される直流電力を第2負荷装置に供給する第2電力供給回路と、前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを互いに接続し得る接続装置が備えられた接続回路と、前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを前記接続回路を介して互いに接続するための接続制御を前記接続装置に対して実行し得る制御装置と、前記第1電力供給回路と前記接続回路とから前記第1発電装置を遮断し得る遮断装置と、を備え、前記接続回路には、前記接続装置に直列接続されたリアクトルが備えられ、前記第1発電装置から前記第1電力供給回路への電力の供給に不具合が生じた場合、前記制御装置は、前記第1電力供給回路と前記接続回路とを前記遮断装置により前記第1発電装置から遮断した状態で前記接続制御を前記接続装置に対して実行する、電力供給システムである。
【0008】
本開示の第2の態様は、第1の態様による電力供給システムを備える、移動体である。
【0009】
本開示の第3の態様は、第1発電装置から出力される直流電力を第1負荷装置に供給する第1電力供給回路と、第2発電装置から出力される直流電力を第2負荷装置に供給する第2電力供給回路と、前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを互いに接続し得る接続装置が備えられた接続回路と、前記第1電力供給回路と前記接続回路とから前記第1発電装置を遮断し得る遮断装置と、を備える、電力供給システムの制御方法であって、前記接続回路には、前記接続装置に直列接続されたリアクトルが備えられており、前記第1発電装置から前記第1電力供給回路への電力の供給に不具合が生じた場合、前記第1電力供給回路と前記接続回路とを前記遮断装置により前記第1発電装置から遮断した状態で、前記第1電力供給回路と前記第2電力供給回路とを前記接続回路を介して互いに接続するための接続制御を前記接続装置に対して実行する、電力供給システムの制御方法である。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、より良好な電力供給システム、移動体および電力供給システムの制御方法を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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