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公開番号
2025151268
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052601
出願日
2024-03-28
発明の名称
インバータ
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20251002BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】インバータの小型化を実現すること。
【解決手段】実施形態に係るインバータは、第1基板と、第2基板と、支持部材と、複数のコンデンサと、複数のパワー素子とを備える。第1基板は、実装面に複数の電極が実装される。第2基板は、第1基板の実装面に主面が向かい合って配置される。支持部材は、第2基板を支持する支持部材であって、実装面に並列に配置される第1バスバーおよび第2バスバーを有する。複数のコンデンサは、実装面において第1バスバーおよび第2バスバーの間に配置される。複数のパワー素子は、実装面において複数のコンデンサとの間に第1バスバーを挟み込むように一列に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
実装面に複数の電極が実装された第1基板と、
前記第1基板の前記実装面に主面が向かい合って配置される第2基板と、
前記第2基板を支持する支持部材であって、前記実装面に並列に配置される第1バスバーおよび第2バスバーを有する支持部材と、
前記実装面において前記第1バスバーおよび前記第2バスバーの間に配置される複数のコンデンサと、
前記実装面において前記複数のコンデンサとの間に前記第1バスバーを挟み込むように一列に配置される複数のパワー素子と、
を備えるインバータ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1基板は、金属基板であり、
前記第1バスバーは、
前記第2バスバー側と前記複数のパワー素子側とを貫通する貫通孔を有し、
前記第2バスバーは、
前記第1バスバーに並列する本体バーと、
前記本体バーから前記貫通孔を通って前記複数のパワー素子側へ延伸する延伸バーと、を有する
請求項1に記載のインバータ。
【請求項3】
前記複数の電極は、入力電極および出力電極が前記第1バスバーに対して前記複数のパワー素子側に一列に実装され、
前記入力電極は、列の両端に配置され、
前記出力電極は、三相の各相に対応する複数の相電極であり、前記入力電極に挟まれて配置され、
前記複数のパワー素子それぞれは、
前記複数の相電極それぞれの両端に配置される
請求項1に記載のインバータ。
【請求項4】
前記第1バスバーおよび前記第2バスバーの少なくとも一方と、前記第1基板と、前記第2基板とは、
上面視で重なる位置にそれぞれ貫通孔を有し、前記貫通孔に締結具が挿入されて固定される
請求項1に記載のインバータ。
【請求項5】
前記第1基板における前記実装面の裏面側に固定されるヒートシンクをさらに備え、
前記ヒートシンクは、
前記貫通孔と上面視で重なる位置に締結孔を有し、前記締結孔に前記締結具が挿入されて固定される
請求項4に記載のインバータ。
【請求項6】
前記第1バスバーおよび前記第2バスバーの少なくとも一方は、
上面視で前記実装面から突出する第1突出部を有し、
前記ヒートシンクは、
上面視で前記第1突出部と重なる位置に前記実装面から突出する第2突出部を有し、
前記第1突出部および前記第2突出部は、
絶縁部材を介して互いに固定される
請求項5に記載のインバータ。
【請求項7】
前記第1バスバーおよび前記第2バスバーの少なくとも一方は、
上面視で前記実装面と重なる位置に設けられた本体部と、前記本体部と前記第1突出部とを連結する連結部とを有し、
前記連結部は、
前記本体部および前記第1突出部と比べて剛性が低い形状である
請求項6に記載のインバータ。
【請求項8】
前記第1バスバーおよび前記第2バスバーそれぞれの一方側の端部同士を絶縁部材を介して連結する第1連結部材と、
前記第1バスバーおよび前記第2バスバーそれぞれの他方側の端部同士を絶縁部材を介して連結する第2連結部材と、
をさらに備え、
前記複数のコンデンサは、
前記第1バスバー、前記第2バスバー、前記第1連結部材および前記第2連結部材により囲まれて配置される
請求項1に記載のインバータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インバータに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、各種電子部品が実装された複数の基板を重ねて配置したインバータが知られている。この種のインバータでは、制御回路が搭載された制御基板と、コンデンサが実装されたコンデンサ基板と、パワー素子が実装されたパワー基板とを重ねた構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、特許文献1に示されたパワー基板では、複数の電極が一列に並べて配置されるとともに、電極の配列方向とは異なる方向に延伸するバスバーが各電極の位置に配置されている。また、特許文献1では、各バスバーの間において、複数のパワー素子がバスバーの延伸方向に並べて配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-023181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、インバータを小型化する点で更なる改善の余地があった。例えば、特許文献1に記載の技術では、パワー素子の数を減らして低出力のインバータを構成する場合、パワー素子を減らした分だけ基板面積を小さくできる。一方で、基板上においてバスバーを配置するバスバー領域内には、締結具の領域を確保しなければならないため、締結具の領域を除いたバスバー領域を一定面積以上確保しようとすると、バスバー領域が大きくなってしまい、基板面積を小さくできない場合があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、小型化を実現することができるインバータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るインバータは、第1基板と、第2基板と、支持部材と、複数のコンデンサと、複数のパワー素子とを備える。前記第1基板は、実装面に複数の電極が実装される。前記第2基板は、前記第1基板の前記実装面に主面が向かい合って配置される。前記支持部材は、前記第2基板を支持する支持部材であって、前記実装面に並列に配置される第1バスバーおよび第2バスバーを有する。前記複数のコンデンサは、前記実装面において前記第1バスバーおよび前記第2バスバーの間に配置される。前記複数のパワー素子は、前記実装面において前記複数のコンデンサとの間に前記第1バスバーを挟み込むように一列に配置される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、同一基板に配置したコンデンサの列とパワー素子の列との間に第1バスバーを並行して配置することで、1組のバスバー(第1バスバーおよび第2バスバー)で複数のコンデンサおよび複数のパワー素子の電気的接続を行うことができる。これにより、バスバーの数を減らすことができ、バスバーを減らした分だけ確保すべき締結具の領域を減らすことができる。従って、第1基板の面積を小さくできるため、インバータを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係るインバータの分解斜視図である。
図2は、第1実施形態に係るインバータの上面視における図である。
図3は、第1実施形態に係るインバータの断面図である。
図4は、第2実施形態に係るインバータの分解斜視図である。
図5は、第1変形例に係るインバータの分解斜視図である。
図6は、第1変形例に係るインバータの断面図である。
図7は、第2変形例に係るインバータの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、実施形態に係るインバータを詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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