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公開番号
2025158022
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-16
出願番号
2024060445
出願日
2024-04-03
発明の名称
回転機
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20251008BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】簡素な構造でステータを冷却できる回転機を提供する。
【解決手段】回転機10は、ステータ30、ロータ40および冷却配管60を備える。ステータ30は、回転磁界を生じさせる環状の形状である。ロータ40は、ステータ30に対してアキシャルギャップが設けられるように配置される。冷却配管60は、冷却液を流通させる通路60aを内部に有する。さらに冷却配管60は、ステータ30の環状内周面であるステータ内周面33bに、熱的に接続される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
回転磁界を生じさせる環状のステータ(30)と、
前記ステータに対してアキシャルギャップが設けられるように配置されたロータ(40)と、
前記ステータの環状内周面(33b)に熱的に接続され、冷却液を流通させる通路(60a)を内部に有する冷却配管(60)と、を備える回転機。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記ステータの径方向に延び、一端が前記冷却配管と接続され、他端が前記ステータの径方向外側に位置する接続配管(61)と、
前記他端に接続され、前記接続配管を通じて前記冷却配管へ冷却液を供給する供給配管(63)と、を備える、請求項1に記載の回転機。
【請求項3】
前記ステータは、固定子コア(31)と、前記固定子コアに巻き回される巻線(32)と、を有し、
前記固定子コアは、前記ロータの軸方向に延びて前記巻線が巻き回される本体部(31a)と、前記本体部の軸方向端部に設けられたフランジ部(31b)と、を有し、
前記接続配管は、前記フランジ部と前記巻線との間に配置されている、請求項2に記載の回転機。
【請求項4】
前記供給配管は、前記ステータおよび前記ロータを内部に収容するケース(20)の外部に配置され、かつ、前記ケースの外面に沿って前記ロータの軸方向に延びるように配置されている、請求項2または3に記載の回転機。
【請求項5】
前記ステータおよび前記ロータを内部に収容するケース(20)を備え、
前記ケースの外壁面(20b)には、前記ケースの外部を流れる空気と熱交換する放熱フィン(F10)が設けられ、
前記ケースの内壁面(20a)には、前記ステータの環状外周面(33a)が熱的に接続されている、請求項1~3のいずれか1つに記載の回転機。
【請求項6】
前記ロータは、前記ステータに対して軸方向の一方側と他方側の両方に配置されている、請求項1~3のいずれか1つに記載の回転機。
【請求項7】
前記ステータは、
巻線(32)をモールドするモールド樹脂体(331)と、
前記モールド樹脂体に比べて塑性変形しやすい樹脂体であって、前記モールド樹脂体と前記冷却配管との間に配置され、前記モールド樹脂体および前記冷却配管に密着する密着樹脂体(332)と、を有する請求項1~3のいずれか1つに記載の回転機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この明細書における開示は、ステータおよびロータを備える回転機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ステータおよびロータを備える回転機が記載されている。ステータは、コアと、コアに巻き回された巻線を有している。この回転機では、コアと巻線を冷却液に浸漬させて冷却させている。具体的には、回転機は、冷却液の循環通路の一部を形成するチャネル構造体を備えている。コアと巻線は、チャネル構造体の内部に冷却液とともに収容されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-539771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記チャネル構造体は、コアと巻線を内部に収容しつつ、冷却液を漏出させない密閉構造であることが要求される。そのため、チャネル構造体は複雑なシール構造を有することになる。例えば、巻線へ電力供給する配線をチャネル構造体の外部から内部へ配策する必要があり、その配線とチャネル構造体との間には複雑なシール構造を要する。
【0005】
開示される1つの目的は、簡素な構造でステータを冷却できる回転機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の一態様による回転機は、
回転磁界を生じさせる環状のステータ(30)と、
ステータに対してアキシャルギャップが設けられるように配置されたロータ(40)と、
ステータの環状内周面(33b)に熱的に接続され、冷却液を流通させる通路(60a)を内部に有する冷却配管(60)と、を備える。
【0007】
ここに開示された回転機によると、ステータの環状内周面に冷却配管が接続される。そのため、冷却液に浸漬させることなくステータを冷却できる。しかも、熱がこもりやすいステータの環状内側から、ステータを効率的に冷却できる。したがって、簡素な構造でありながらも、ステータを十分に冷却できる。
【0008】
尚、上記括弧内の参照番号は、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るEPUの模式図である。
図1に示すモータの断面図である。
図2に示すロータを軸方向から見た平面図である。
図2に示すステータの一部分を抽出した斜視図である。
図2のV-V断面図である。
図2に示す固定子コアおよび接続配管の斜視図である。
第2実施形態に係るステータおよび冷却配管を示す断面図である。
第3実施形態に係るステータ、冷却配管および接続配管を軸方向から見た模式図である。
第3実施形態に係る冷却配管および接続配管を示す斜視図である。
第4実施形態に係るステータ、冷却配管および接続配管を示す斜視図である。
第5実施形態に係るステータ、冷却配管および接続配管を軸方向から見た模式図である。
第6実施形態に係るステータ、冷却配管および接続配管を軸方向から見た模式図である。
第7実施形態に係るEPUの模式図である。
第7実施形態に係る熱交換器を軸方向から見た模式図である。
第8実施形態に係るEPUの模式図である。
第8実施形態に係る熱交換器を軸方向から見た模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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