特許ウォッチ

公開番号2025147578
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024047896
出願日2024-03-25
発明の名称航空障害灯
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20250930BHJP(照明)
要約【課題】内部に結露による水が溜まるのを防止できる航空障害灯を提供する。
【解決手段】航空障害灯10は、光源59と、グローブ13と、筐体11と、を備える。グローブ13は、光源59を内包する。筐体11は、上部側に光源59が配置されるとともにグローブ13がパッキン67を介して取り付けられ、下部側に内部と外部とを連通する水抜き孔46を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
光源と；
前記光源を内包するグローブと；
上部側に前記光源が配置されるとともに前記グローブがパッキンを介して取り付けられ、下部側に内部と外部とを連通する水抜き孔を有する筐体と；
を備えることを特徴とする航空障害灯。
続きを表示（約 300 文字）【請求項２】
前記筐体の上部側に取り付けられ、上面側に前記光源が配置される光源取付部と；
前記光源取付部の下面側に配置され、前記光源を点灯させる回路部と；
を備えることを特徴とする請求項１に記載の航空障害灯。
【請求項３】
前記筐体の内部には、上下に区画する隔壁部が設けられているとともに、前記隔壁部には前記回路部に接続される配線が挿通される連通孔が設けられ、前記配線が前記連通孔の縁の一部に接触する位置から上面視で前記連通孔を直径方向に横断するように前記筐体の下部側へ向けて斜めに配置されている
ことを特徴とする請求項１または２に記載の航空障害灯。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、航空障害灯に関する。
続きを表示（約 960 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、屋外で高所に設置される航空障害灯は、雨水の侵入を防止するために完全密閉構造を有している。このような航空障害灯では、経年により筐体の内部に湿気が侵入し、結露が発生することで、筐体の内部に水が溜まる虞がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１１－２０４４３３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明が解決しようとする課題は、筐体の内部に結露による水が溜まるのを防止できる航空障害灯を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
実施形態の航空障害灯は、光源と、グローブと、筐体と、を備える。グローブは、光源を内包する。筐体は、上部側に光源が配置されるとともにグローブがパッキンを介して取り付けられ、下部側に内部と外部とを連通する水抜き孔を有する。
【発明の効果】
【０００６】
実施形態の航空障害灯によれば、筐体の内部に結露による水が溜まるのを防止することが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
一実施形態を示す航空障害灯の斜視図である。
同上航空障害灯の配線カバーを外した斜視図である。
同上航空障害灯の断面図である。
同上航空障害灯の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、一実施形態を、図面を参照して説明する。
【０００９】
航空障害灯は、航空機の航行の安全を確保するため、地表または水面から６０ｍ以上の高さの建造物に設置される。航空障害灯には、不動光を発する低高度航空障害灯、および明減光を発する中高度航空障害灯などがある。
【００１０】
図１ないし図４に示すように、航空障害灯１０は、筐体１１と、この筐体１１の上部側に設置された光源部１２と、光源部１２を内包して筐体１１の上部側に取り付けられたグローブ１３と、筐体１１内に配設された光源点灯用の回路部１４および端子台１５と、を備えている。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許