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公開番号
2025145883
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024046364
出願日
2024-03-22
発明の名称
転写シート、成形品の製造方法および成形品
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B32B
3/30 20060101AFI20250926BHJP(積層体)
要約
【課題】基体に転写層を転写して成形品を製造する転写シートであって、表面の凹凸の触感が分かりやすく、かつ、基体と転写層との密着性が良好な成形品を製造可能な転写シートを提供する。
【解決手段】転写シート10であって、離型フィルム1と、上記離型フィルムの一方の面に配置され、複数の層を有する転写層2と、を有し、上記転写層は、内部、または、上記離型フィルム側の表面に、パターン状の盛り上げ部を含む盛り上げ層3を有する、転写シートとする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
転写シートであって、
離型フィルムと、前記離型フィルムの一方の面に配置され、複数の層を有する転写層と、を有し、
前記転写層は、内部、または、前記離型フィルム側の表面に、パターン状の盛り上げ部を含む盛り上げ層を有する、転写シート。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記転写層は、前記内部に、前記盛り上げ層を有する、請求項1に記載の転写シート。
【請求項3】
前記転写層は、前記離型フィルムおよび前記盛り上げ層の間に、表面保護層を有する、請求項2に記載の転写シート。
【請求項4】
前記転写層は、前記離型フィルムとは反対側の表面に、被覆率が90%以上である高被覆層を有する、請求項2に記載の転写シート。
【請求項5】
前記高被覆層は、意匠層を構成するベタ層である、請求項4に記載の転写シート。
【請求項6】
前記転写層は、前記離型フィルムとは反対側の表面に、意匠層を構成する絵柄層を有しない、請求項2に記載の転写シート。
【請求項7】
前記転写層は、前記離型フィルム側から、表面保護層と、前記盛り上げ層と、意匠層と、を有する、請求項2に記載の転写シート。
【請求項8】
前記転写層は、前記表面保護層と、前記意匠層との間に、プライマー層を有し、
前記表面保護層および前記プライマー層の間に、前記盛り上げ層が配置されている、請求項7に記載の転写シート。
【請求項9】
前記転写層は、前記表面保護層と、前記意匠層との間に、プライマー層を有し、
前記プライマー層および前記意匠層の間に、前記盛り上げ層が配置されている、請求項7に記載の転写シート。
【請求項10】
前記転写層は、前記離型フィルム側から、意匠層を構成する絵柄層と、前記盛り上げ層と、意匠層を構成するベタ層と、を有する、請求項2に記載の転写シート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、転写シート、成形品の製造方法および成形品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
家庭用電化製品、自動車内装品、雑貨品、住宅の内装材、及び住宅の外装材等に用いられる物品の表面を装飾する方法として、転写法が知られている。転写法とは、剥離フィルム上に転写層を有する転写シートを用い、基体(被装飾物)に転写シートを密着させた後、剥離フィルムを剥離して、基体に転写層を転写する方法である。
【0003】
近年では、より本物に近いリアルな意匠性が求められており、成形品の表面に凹凸感を付与する転写シートが提案されている。例えば、特許文献1では、基材上に転写層を有する転写シートであって、前記転写層が、前記基材側から、表面保護層及び盛り上げ層をこの順に有し、前記転写層の前記基材とは反対側の表面の一部に、前記盛り上げ層に基づく盛り上げ部を有する、転写シートが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-19025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の転写シートを用いて製造された成形品は、表面に形成された凸部の角が丸みを帯びやすい。そのため、表面の凹凸の触感が十分ではない場合がある。また、基体と転写層との密着性が低い場合がある。
【0006】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、基体に転写層を転写して成形品を製造する転写シートであって、表面の凹凸の触感が分かりやすく、かつ、基体と転写層との密着性が良好な成形品を製造可能な転写シートを提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示においては、転写シートであって、離型フィルムと、上記離型フィルムの一方の面に配置され、複数の層を有する転写層と、を有し、上記転写層は、内部、または、上記離型フィルム側の表面に、パターン状の盛り上げ部を含む盛り上げ層を有する転写シートを提供する。
【0008】
本開示においては、成形品の製造方法であって、上述の転写シートを準備する準備工程と、上記転写シートの上記転写層側の面が、基体と対向するように、上記転写シートを上記基体に積層させて積層体を得る積層工程と、上記基体側から上記転写層を押圧することにより、上記転写層の上記基体とは反対側の表面に、上記盛り上げ部に基づく凸部を形成する押圧工程と、を有する、成形品の製造方法を提供する。
【0009】
本開示においては、成形品であって、基体と、複数の層を有する転写層と、を有し、上記転写層は、内部、または、上記基体とは反対側の表面に、パターン状の盛り上げ部を含む盛り上げ層を有し、上記転写層の上記表面には、上記盛り上げ部に基づく凸部が形成されている、成形品を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本開示の転写シートを用いることにより、成形品の表面に形成される凸部の角の丸みを抑制することができるため、表面の凹凸の触感が分かりやすく、かつ、基体と転写層との密着性が良好な成形品を製造できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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