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公開番号2025145375
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024045517
出願日2024-03-21
発明の名称車両用灯具
出願人スタンレー電気株式会社
代理人個人
主分類F21S 43/241 20180101AFI20250926BHJP(照明)
要約【課題】光源として一箇所にまとまって配置されたランバーシアン配光の光源を用いても、導光体を均一(又は略均一)に発光させることができる車両用灯具を提供する。
【解決手段】車両用灯具10であって、配光特性がランバーシアン配光の光源20と、光照射方向に向けられる出光面31aとその反対側の光取り出し用のレンズカットが形成された面とを含む第1板状導光部31と、前記第1板状導光部の一端縁部から前記光源20に向かって延び、前記光源が発光した光を前記第1板状導光部の前記一端縁部まで導光する第2板状導光部32と、前記第2板状導光部の前記光源が対向する端部に設けられ、前記光源からの光が入光する入光面33と、を含む導光体30と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
光源と、
光照射方向に向けられる出光面とその反対側の光取り出し用のレンズカットが形成された面とを含む第1板状導光部と、前記第1板状導光部の一端縁部から前記光源に向かって延び、前記光源が発光した光を前記第1板状導光部の前記一端縁部まで導光する第2板状導光部と、前記第2板状導光部の前記光源が対向する端部に設けられ、前記光源からの光が入光する入光面と、を含む導光体と、を備え、
前記第2板状導光部は、前記光源の光軸に対して一方の側に配置された一方の側面と、前記光源の光軸に対して他方の側に配置された他方の側面と、を含み、
前記一方の側面は、前記入光面から近くに配置された第1側面と、前記入光面から遠くに配置された第2側面とを含み、
前記第1側面は、前記入光面から入光した前記光源からの光のうち前記光源の光軸に対して一方の側の相対的に明るい光を前記他方の側面に向けて全反射する第1全反射面であり、
前記他方の側面は、前記第1全反射面からの全反射光を前記第1板状導光部の前記一端縁部に向けて全反射する第2全反射面であり、
前記入光面から入光した前記光源からの光のうち前記光源の光軸に対して一方の側の相対的に明るい光は、前記第1全反射面及び前記第2全反射面でこの順に全反射された後、前記第1板状導光部の前記一端縁部を介して前記第1板状導光部に入光し当該第1板状導光部内を導光され前記レンズカットで全反射され前記出光面から出光し、
前記入光面から入光した前記光源からの光のうち前記光源の光軸に対して他方の側の相対的に明るい光は、直射光として前記第1板状導光部の前記一端縁部を介して前記第1板状導光部に入光し当該第1板状導光部内を導光され前記レンズカットで全反射され前記出光面から出光する車両用灯具。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記光源は、前記第2板状導光部の板厚方向に配置された互いに発光色が異なる少なくとも2つの光源を含む請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記光源は、前記第2板状導光部の板厚方向に交差する方向に配置された互いに発光色が異なる少なくとも2つの光源を含む請求項1に記載の車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車両幅方向の内側から外側に向かって一定間隔をおいて一列に配置された複数の光源と、その前方に配置された導光体と、を備え、複数の光源からの光を導光体により導光するように構成された車両用灯具が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-120683号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1においては、光源として一箇所にまとまって配置されたランバーシアン配光の光源を用いると、ランバーシアン配光の光源が発光する光はその光軸寄りが相対的に明るく、その光軸から離れるに従って相対的に暗くなるため、導光体を均一(又は略均一)に発光させることが難しいという課題がある。
【0005】
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、光源として一箇所にまとまって配置されたランバーシアン配光の光源を用いても、導光体を均一(又は略均一)に発光させることができる車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる車両用灯具は、光源と、光照射方向に向けられる出光面とその反対側の光取り出し用のレンズカットが形成された面とを含む第1板状導光部と、前記第1板状導光部の一端縁部から前記光源に向かって延び、前記光源が発光した光を前記第1板状導光部の前記一端縁部まで導光する第2板状導光部と、前記第2板状導光部の前記光源が対向する端部に設けられ、前記光源からの光が入光する入光面と、を含む導光体と、を備え、前記第2板状導光部は、前記光源の光軸に対して一方の側に配置された一方の側面と、前記光源の光軸に対して他方の側に配置された他方の側面と、を含み、前記一方の側面は、前記入光面から近くに配置された第1側面と、前記入光面から遠くに配置された第2側面とを含み、前記第1側面は、前記入光面から入光した前記光源からの光のうち前記光源の光軸に対して一方の側の相対的に明るい光を前記他方の側面に向けて全反射する第1全反射面であり、前記他方の側面は、前記第1全反射面からの全反射光を前記第1板状導光部の前記一端縁部に向けて全反射する第2全反射面であり、前記入光面から入光した前記光源からの光のうち前記光源の光軸に対して一方の側の相対的に明るい光は、前記第1全反射面及び前記第2全反射面でこの順に全反射された後、前記第1板状導光部の前記一端縁部を介して前記第1板状導光部に入光し当該第1板状導光部内を導光され前記レンズカットで全反射され前記出光面から出光し、前記入光面から入光した前記光源からの光のうち前記光源の光軸に対して他方の側の相対的に明るい光は、直射光として前記第1板状導光部の前記一端縁部を介して前記第1板状導光部に入光し当該第1板状導光部内を導光され前記レンズカットで全反射され前記出光面から出光する。
【0007】
このような構成により、光源として一箇所にまとまって配置されたランバーシアン配光の光源を用いても、導光体を均一(又は略均一)に発光させることができる。
【0008】
また、上記車両用灯具において、前記光源は、前記第2板状導光部の板厚方向に配置された互いに発光色が異なる少なくとも2つの光源を含む。
【0009】
また、上記車両用灯具において、前記光源は、前記第2板状導光部の板厚方向に交差する方向に配置された互いに発光色が異なる少なくとも2つの光源を含む。
【発明の効果】
【0010】
本開示により、光源として一箇所にまとまって配置されたランバーシアン配光の光源を用いても、導光体を均一(又は略均一)に発光させることができる車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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