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公開番号2025144798
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024044646
出願日2024-03-21
発明の名称制御装置、制御方法、過熱度コントローラ、および制御プログラム
出願人株式会社鷺宮製作所
代理人個人,個人,個人
主分類H02P 8/36 20060101AFI20250926BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】低温時の電磁アクチュエータへの過電流を防ぐ。
【解決手段】ステッピングモータMのコイルの抵抗値を測定し、ステッピングモータMのコイルの抵抗値に基づいて、前記ステッピングモータMに入力される電圧値VMを制御する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
電磁アクチュエータのコイルの抵抗値を測定し、測定された前記電磁アクチュエータのコイルの抵抗値に基づいて、前記電磁アクチュエータに入力される電圧値を制御する電圧制御部を有する、電磁アクチュエータ制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記電圧制御部は、前記電磁アクチュエータのコイルに流れる電流値が前記電磁アクチュエータのコイルの定格電流値もしくは許容電流値、または前記電磁アクチュエータ制御装置の電流容量より小さい値になるように、前記電磁アクチュエータのコイルの抵抗値に基づいて、前記電磁アクチュエータのコイルに入力される電圧値を制御する、請求項1に記載の電磁アクチュエータ制御装置。
【請求項3】
前記電圧制御部は、前記電磁アクチュエータのコイルの抵抗値が第1の抵抗値より大きいならば、前記電磁アクチュエータに入力される電圧値を第1の電圧値に制御し、前記電磁アクチュエータのコイルの抵抗値が第1の抵抗値以下であるならば、前記電磁アクチュエータに入力される電圧値を、前記第1の電圧値より小さい第2の電圧値に制御する、請求項2に記載の電磁アクチュエータ制御装置。
【請求項4】
前記電磁アクチュエータの駆動を制御する駆動制御部をさらに有し、
前記電圧制御部は、前記駆動制御部による前記電磁アクチュエータの駆動が行われていないタイミングにおいて、前記電磁アクチュエータのコイルの抵抗値の測定を行う、請求項1に記載の電磁アクチュエータ制御装置。
【請求項5】
前記電圧制御部は、前記抵抗値の測定値が安定化した後に測定された前記抵抗値に基づいて、前記電磁アクチュエータのコイルに入力される電圧値を制御する、請求項1に記載の電磁アクチュエータ制御装置。
【請求項6】
前記電磁アクチュエータは、冷凍装置の冷凍庫の内部に設置されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ制御装置。
【請求項7】
前記電磁アクチュエータは、ステッピングモータである、請求項1から5のいずれか1項に記載の電磁アクチュエータ制御装置。
【請求項8】
膨張弁を有する冷凍装置の冷凍サイクルの過熱度を制御する過熱度コントローラであって、
前記膨張弁は、前記ステッピングモータを有し、
前記過熱度コントローラは、請求項1から5のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ制御装置を有する、過熱度コントローラ。
【請求項9】
コンピュータにより実行される制御方法であって、
電磁アクチュエータのコイルの抵抗値を測定し、測定された前記電磁アクチュエータのコイルの抵抗値に基づいて、前記電磁アクチュエータに入力される電圧値を制御する電圧制御工程を有する、制御方法。
【請求項10】
請求項9に記載の制御方法をコンピュータに実行させる制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、制御方法、過熱度コントローラ、および制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
冷凍装置の膨張弁は、冷媒流量を制御するために電磁アクチュエータ(動力機構)を備えており、そのアクチュエータとして電磁弁、モータ、特にステッピングモータを有している(例えば、特許文献1)
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
特開2018-100741号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
膨張弁が寒冷地において冬季に屋外に設置される場合や、冷凍装置の庫内設置である場合、膨張弁は周囲温度と同じく低温となる。膨張弁の電磁アクチュエータであるステッピングモータのコイルの抵抗値は、低温下において低下する。このため、常温下において印可する電圧と同一の電圧を低温下でコイルに印加した場合、ステッピングモータのコイルに過電流が流れる可能性がある。ステッピングモータに発生するトルクは電流に依存する。このため、ステッピングモータに過電流が流れると、ステッピングモータの発生する騒音が大きくなるといった問題や、ステッピングモータのコイルの寿命が低下するといった問題が生じる。また、膨張弁を制御するコントローラにおいてステッピングモータのコイルに流れる電流の制限を行うためや、制御システムの短絡を検出するために電流容量が設定されている場合、ステッピングモータのコイルに流れる電流が、低温下において、このコントローラにおいて設定された電流容量を超える可能性もある。コイル電流の増大に対応する為に、より大きな出力が得られるような電源に変更した場合、大型化、コストアップ等の問題が生じる。
【0005】
本発明は、低温時において電磁アクチュエータへの過電流を防ぐことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る電磁アクチュエータ制御装置は、電磁アクチュエータのコイルの抵抗値を測定し、測定された前記電磁アクチュエータのコイルの抵抗値に基づいて、前記電磁アクチュエータに入力される電圧値を制御する電圧制御部を有する。
【0007】
前記電圧制御部は、前記電磁アクチュエータのコイルに流れる電流値が電磁アクチュエータのコイルの定格電流値もしくは許容電流値、または前記電磁アクチュエータ制御装置の電流容量より小さい値になるように、前記電磁アクチュエータのコイルの抵抗値に基づいて、前記電磁アクチュエータのコイルに入力される電圧値を制御するようにしても良い。
【0008】
前記電圧制御部は、前記電磁アクチュエータのコイルの抵抗値が第1の抵抗値より大きいならば、前記電磁アクチュエータに入力される電圧値を第1の電圧値に制御し、前記電磁アクチュエータのコイルの抵抗値が第1の抵抗値以下であるならば、前記電磁アクチュエータに入力される電圧値を、前記第1の電圧値より小さい第2の電圧値に制御するようにしても良い。
【0009】
前記電圧制御部は、前記駆動制御部による前記電磁アクチュエータの駆動が行われていないタイミングにおいて、前記電磁アクチュエータのコイルの抵抗値の測定を行うようにしても良い。
【0010】
前記電圧制御部は、前記抵抗値の測定値が安定化した後に測定された前記抵抗値に基づいて、前記電磁アクチュエータのコイルに入力される電圧値を制御するようにしても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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