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公開番号
2025135437
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2024033286
出願日
2024-03-05
発明の名称
繊維板の製造方法、繊維板及び繊維板製造システム
出願人
ホクシン株式会社
代理人
個人
,
弁理士法人あーく事務所
主分類
B27N
3/04 20060101AFI20250910BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約
【課題】繊維板の製造に係るコスト上昇を抑制することが可能な繊維板の製造方法、繊維板及び繊維板製造システムを提供する。
【解決手段】木材チップの投入工程(S1)と、蒸煮工程(S2)と、解繊工程(S3)と、第1の接着剤塗布工程(S4)と、第1の乾燥工程(S5)と、第2の接着剤塗布工程(S6)と、第2の乾燥工程(S7)と、マット成形工程(S8)と、熱圧工程(S9)と、研削・カット工程(S10)とを含む一連の工程とを実行し、第1の接着剤塗布工程(S4)から第2の接着剤塗布工程(S6)までの間に、繊維の投入工程(S11a、S11b)を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
木材チップの投入工程と、蒸煮工程と、解繊工程と、接着剤塗布工程と、乾燥工程と、マット成形工程と、熱圧工程と、研削・カット工程とを含む一連の工程を実行し、前記解繊工程から前記接着剤塗布工程までの間に、繊維の投入工程を実行する
ことを特徴とする繊維板の製造方法。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
木材チップの投入工程と、蒸煮工程と、解繊工程と、第1の接着剤塗布工程と、第1の乾燥工程と、第2の接着剤塗布工程と、第2の乾燥工程と、マット成形工程と、熱圧工程と、研削・カット工程とを含む一連の工程とを実行し、前記第1の接着剤塗布工程から前記第2の接着剤塗布工程までの間に、繊維の投入工程を実行する
ことを特徴とする繊維板の製造方法。
【請求項3】
前記繊維の投入工程は、前記第1の接着剤塗布工程から前記第1の乾燥工程までの間に、繊維を投入する
ことを特徴とする請求項2に記載の繊維板の製造方法。
【請求項4】
前記繊維の投入工程は、前記第1の乾燥工程から前記第2の接着剤塗布工程までの間に、繊維を投入する
ことを特徴とする請求項2に記載の繊維板の製造方法。
【請求項5】
前記繊維の投入工程は、前記第1の接着剤塗布工程から前記第2の接着剤塗布工程までの間に、連続的に繊維を投入する請求項2に記載の繊維板の製造方法。
【請求項6】
前記繊維の投入工程は、前記第1の接着剤塗布工程から前記第2の接着剤塗布工程までの間に、断続的に繊維を投入する請求項2に記載の繊維板の製造方法。
【請求項7】
木材チップ及び繊維を主原料とし、
木材チップ及び繊維の混合比(重量%)が、25:75~75:25である
ことを特徴とする繊維板。
【請求項8】
木材チップの投入工程を実行する投入装置と、蒸煮工程を実行する蒸煮装置と、解繊工程を実行する解繊装置と、第1の接着剤塗布工程を実行する第1の接着剤塗布装置と、第1の乾燥工程を実行する第1の乾燥装置と、第2の接着剤塗布工程を実行する第2の接着剤塗布装置と、第2の乾燥工程を実行する第2の乾燥装置と、マット成形工程を実行するマット成形装置と、熱圧工程を実行する熱圧装置と、研削・カット工程を実行する研削・カット装置とを有する一連の装置群を備え、
更に、前記第1の接着剤塗布工程から前記第2の接着剤塗布工程までの間に、繊維の投入工程を実行する繊維投入装置を備える
ことを特徴とする繊維板製造システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、繊維板の製造方法、繊維板及び繊維板製造システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
図3は、従来の繊維板の製造方法を示す工程図である。従来から、中質繊維板(MDF)を始めとする繊維板の製造方法としては、図3に示した製造工程が知られている。図3に示した工程ラインでは、まずラインに木材チップを投入する木材チップ投入工程を実施し(So1)、蒸煮工程(So2)、解繊工程(So3)、接着剤塗布工程(So4)、乾燥工程(So5)、マット成形工程(So6)、熱圧工程(So7)、研削・カット工程(So8)を経て所望のサイズの繊維板の製造が完了する。このような繊維板の製造方法として、例えば、本願出願人は、特許文献1に記載の繊維板の製造方法を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-160366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年では繊維板の製造のための原材料として、従来から利用されている木材チップのみならず、衣服、段ボール等の繊維を含む廃材を利用して有意義なリサイクルを行う方法が着目されている。衣服、段ボール等の繊維を含む廃材を利用する場合、木材チップの蒸煮工程及び解繊工程とは別に、廃材の混合に起因して蒸煮、解繊等の工程で余分かつ大量のエネルギーが必要になる場合があり、効率が悪く製造コストが上昇するという問題がある。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、廃材を利用する場合であっても、製造コストの上昇を抑制することが可能な繊維板の製造方法、繊維板及び繊維板製造システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る繊維板の製造方法では上記目的を達成するために、本発明に係る繊維板の製造方法は、木材チップの投入工程と、蒸煮工程と、解繊工程と、接着剤塗布工程と、乾燥工程と、マット成形工程と、熱圧工程と、研削・カット工程とを含む一連の工程を実行し、前記解繊工程から前記接着剤塗布工程までの間に、繊維の投入工程を実行することを特徴とする。
【0007】
更に、本発明に係る繊維板の製造方法は、木材チップの投入工程と、蒸煮工程と、解繊工程と、第1の接着剤塗布工程と、第1の乾燥工程と、第2の接着剤塗布工程と、第2の乾燥工程と、マット成形工程と、熱圧工程と、研削・カット工程とを含む一連の工程とを実行し、前記第1の接着剤塗布工程から前記第2の接着剤塗布工程までの間に、繊維の投入工程を実行することを特徴とする。
【0008】
また、前記繊維の投入工程は、前記第1の接着剤塗布工程から前記第1の乾燥工程までの間に、繊維を投入してもよい。また、前記繊維の投入工程は、前記第1の乾燥工程から前記第2の接着剤塗布工程までの間に、繊維を投入してもよい。また、前記繊維の投入工程は、前記第1の接着剤塗布工程から前記第2の接着剤塗布工程までの間に、連続的に繊
維を投入してもよい。また、前記繊維の投入工程は、前記第1の接着剤塗布工程から前記第2の接着剤塗布工程までの間に、断続的に繊維を投入してもよい。
【0009】
更に、本発明に係る繊維板は、木材チップ及び繊維を主原料とし、木材チップ及び繊維の混合比(重量%)が、25:75~75:25であることを特徴とする。
【0010】
更に、本発明に係る繊維板の製造システムは、木材チップの投入工程を実行する投入装置と、蒸煮工程を実行する蒸煮装置と、解繊工程を実行する解繊装置と、第1の接着剤塗布工程を実行する第1の接着剤塗布装置と、第1の乾燥工程を実行する第1の乾燥装置と、第2の接着剤塗布工程を実行する第2の接着剤塗布装置と、第2の乾燥工程を実行する第2の乾燥装置と、マット成形工程を実行するマット成形装置と、熱圧工程を実行する熱圧装置と、研削・カット工程を実行する研削・カット装置とを有する一連の装置群を備え、更に、前記第1の接着剤塗布工程から前記第2の接着剤塗布工程までの間に、繊維の投入工程を実行する繊維投入装置を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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