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公開番号
2025130450
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027618
出願日
2024-02-27
発明の名称
情報処理システムおよび情報処理システムの制御方法
出願人
フジテック株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
B66B
5/00 20060101AFI20250901BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】ロボットがエレベータを利用するときにエレベータ制御装置によって行われる制御が適切に行われることを、実際のロボットを用いることなく確認する。
【解決手段】情報処理システム(100)は、端末装置(5)の提示部(54)に、所定操作を行うように作業員に指示する第1指示を提示させる第1提示制御部(411)と、ロボット(2)がエレベータ(7)を利用するときにエレベータ制御装置(6)によって行われる制御と対応付けられた依頼情報の少なくとも1つを送信する依頼情報送信部(412)と、依頼情報と対応付けられた制御が完了したことを示す制御完了情報を提示部に提示させる第2提示制御部(413)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作業員が使用する端末装置が備える提示部に、前記端末装置に対して所定操作を行うように前記作業員に指示する第1指示を提示させる第1提示制御部と、
前記端末装置にて前記所定操作を受け付けた場合、自律走行可能なロボットがエレベータを利用するときに前記エレベータを制御するエレベータ制御装置によって行われる制御と対応付けられた依頼情報の少なくとも1つを、前記エレベータ制御装置に送信する依頼情報送信部と、
前記依頼情報と対応付けられた前記制御が完了したことを示す制御完了情報を、前記依頼情報送信部により前記依頼情報が送信されてから所定時間以内に前記エレベータ制御装置から取得した場合、当該制御完了情報を前記提示部に提示させる第2提示制御部と、
を備える情報処理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記依頼情報は、エレベータ利用登録依頼、出発階登録依頼、乗車時の戸開保持依頼、行先階登録依頼、降車時の戸開保持依頼、および利用解除依頼のうちの少なくともいずれかである、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記依頼情報送信部が前記エレベータ制御装置に送信する前記依頼情報の送信順序は、前記ロボットから前記エレベータ制御装置に送信される前記依頼情報の送信順序と同じである、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記第1提示制御部は、
前記第1指示に加え、エレベータ乗場の所定位置への移動、前記エレベータのかご内への乗車、前記エレベータのかご内からの降車、のうちの少なくともいずれかを含む動作を行うように前記作業員に指示する第2指示を前記提示部に提示させる、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記第1提示制御部は、
前記端末装置にて前記所定操作を受け付けた場合に前記エレベータ制御装置に送信される前記依頼情報について説明する説明情報を前記提示部に提示させる、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記第2提示制御部は、
前記制御完了情報を前記所定時間以内に前記エレベータ制御装置から取得しない場合、所定のメッセージを前記提示部に提示させる、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
作業員が使用する端末装置が備える提示部に、前記端末装置に対して所定操作を行うように前記作業員に指示する第1指示を提示させる第1提示制御ステップと、
前記端末装置にて前記所定操作を受け付けた場合、自律走行可能なロボットがエレベータを利用するときに前記エレベータを制御するエレベータ制御装置によって行われる制御と対応付けられた依頼情報の少なくとも1つを、前記エレベータ制御装置に送信する依頼情報送信ステップと、
前記依頼情報と対応付けられた前記制御が完了したことを示す制御完了情報を、前記依頼情報送信ステップにおいて前記依頼情報が送信されてから所定時間以内に前記エレベータ制御装置から取得した場合、当該制御完了情報を前記提示部に提示させる第2提示制御ステップと、
を含む情報処理システムの制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はエレベータ制御装置によって行われる制御が適切に行われることを確認するための情報処理システムおよび情報処理システムの制御方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
自律走行可能なロボットがエレベータを円滑に利用するためには、ロボットからエレベータを制御するエレベータ制御装置に対して様々な依頼情報を適時に適切な場所から送信することが必要である。一方、エレベータ制御装置は、ロボットから受信した様々な依頼情報に応じて適時に適切な制御を実行する必要がある。ロボットからエレベータ制御装置に送信される依頼情報には、例えば、利用登録依頼、エレベータ呼び出し(出発階登録)依頼、乗車時の戸開保持依頼、乗車完了報告、行先階登録依頼、降車時の戸開保持依頼、降車完了(利用解除)報告などが挙げられる。このように、ロボットにエレベータを利用させる場合、ロボットとエレベータ制御部との連携に問題が無いことが重要である。
【0003】
仮に、エレベータの動作に異常が生じている場合、ロボットにエレベータを利用させることはできない。例えば、特許文献1には、エレベータの異常状態に応じて、ロボットに対して動作モードの切り替えの制御指令を送信して、円滑なロボットの業務遂行、およびエレベータの異常状態からの復旧作業を実施可能なシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-129845号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、自律走行可能なロボットにエレベータを利用させる場合、エレベータを設置するための施工完了時、およびエレベータの定期メンテナンス時などにおいて、ロボットがエレベータを利用して円滑に移動できることを確認する必要がある。
【0006】
従来、ロボットとエレベータ制御装置との間の通信状態、およびロボットとエレベータ制御装置との連携状態を検査するためには、ロボットの製造会社の立ち合いのもとで実際にロボットにエレベータを利用させる必要がある。それゆえ、エレベータの施工および定期メンテナンス等を行う業者だけで、ロボットとエレベータ制御装置との間の通信状態、およびロボットとエレベータ制御装置との連携状態を事前に検査することができなかった。
【0007】
本発明の一態様は、ロボットがエレベータを利用するときにエレベータ制御装置によって行われる制御が適切に行われることを、実際のロボットを用いることなく確認できる情報処理システムおよび情報処理方法等の実現を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理システムは、作業員が使用する端末装置が備える提示部に、前記端末装置に対して所定操作を行うように前記作業員に指示する第1指示を提示させる第1提示制御部と、前記端末装置にて前記所定操作を受け付けた場合、自律走行可能なロボットがエレベータを利用するときに前記エレベータを制御するエレベータ制御装置によって行われる制御と対応付けられた依頼情報の少なくとも1つを、前記エレベータ制御装置に送信する依頼情報送信部と、前記依頼情報と対応付けられた前記制御が完了したことを示す制御完了情報を、前記依頼情報送信部により前記依頼情報が送信されてから所定時間以内に前記エレベータ制御装置から取得した場合、当該制御完了情報を前記提示部に提示させる第2提示制御部と、を備える。
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理システムの制御方法は、作業員が使用する端末装置が備える提示部に、前記端末装置に対して所定操作を行うように前記作業員に指示する第1指示を提示させる第1提示制御ステップと、前記端末装置にて前記所定操作を受け付けた場合、自律走行可能なロボットがエレベータを利用するときに前記エレベータを制御するエレベータ制御装置によって行われる制御と対応付けられた依頼情報の少なくとも1つを、前記エレベータ制御装置に送信する依頼情報送信ステップと、前記依頼情報と対応付けられた前記制御が完了したことを示す制御完了情報を、前記依頼情報送信ステップにおいて前記依頼情報が送信されてから所定時間以内に前記エレベータ制御装置から取得した場合、当該制御完了情報を前記提示部に提示させる第2提示制御ステップと、を含む。
【0010】
本発明の各態様に係る情報処理システムは、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記情報処理システムが備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記情報処理システムをコンピュータにて実現させる情報処理システムの制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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