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公開番号2025131046
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028536
出願日2024-02-28
発明の名称手摺り拭用器具
出願人山崎産業株式会社
代理人個人
主分類B66B 31/02 20060101AFI20250902BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】 エスカレーターや動く歩道等の移動手摺りに対し、それらが運転中であっても可及的に円滑に着脱し得ると共に、移動手摺り等を効果的に拭くことができる手摺り拭用器具の提供。
【解決手段】 基部Bの両側部に、手摺りを拭くための拭き位置と側方外方に開いた拡開位置の間で回動し得る側方拭部Fを有する。基部Bの下側と各側方拭部Fの内側にわたり手摺り拭き材D1が位置する状態で、基部Bの下側を手摺り拭き材D1を介して対象とする手摺りの対応箇所に当て、各側方拭部Fを拭き位置に位置させる。手摺り拭き材D1を介して対象とする手摺りに対し外嵌した状態でエスカレーター運転中の移動手摺りを拭く手摺り拭用器具R。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動手摺りを拭くために用い得る手摺り拭き用器具であって、
基部と、当該基部の両側部にそれぞれ設けられた側方拭部を有し、
前記各側方拭部は、前記基部の両側部の下方に全部又は部分が位置して対象とする手摺りを拭くための拭き位置と、前記拭き位置から側方外方に開いた拡開位置との間で位置を変えることができ、
前記基部の下側と各側方拭部の内側にわたり手摺り拭き材が位置すると共に前記各側方拭部が拡開位置に位置する状態で、前記基部の下側を前記手摺り拭き材を介して対象とする手摺りの対応箇所に当て、前記各側方拭部を拭き位置に位置させることにより、前記基部の下側と各側方拭部の内側が前記手摺り拭き材を介して対象とする手摺りに対し外嵌した状態で当該手摺りを拭き得るものであることを特徴とする手摺り拭用器具。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
上記側方拭部は、基部に対し、拡開位置から拭き位置に向かって付勢されている請求項1記載の手摺り拭用器具。
【請求項3】
上記側方拭部は、基部に対し、所定の回動軸線を中心に回動して拭き位置と拡開位置との間で位置を変えることができるように支持されている請求項1記載の手摺り拭用器具。
【請求項4】
上記側方拭部は、拭き位置において、下方部内側が互いに内方に向く形状である請求項1乃至3の何れか1項に記載の手摺り拭用器具。
【請求項5】
上記側方拭部において、前部の下方部内側及び後部の下方部内側の両方又は一方が、前部と後部の間の部分の下方部内側よりも外方に位置する請求項4記載の手摺り拭用器具。
【請求項6】
上記側方拭部又は基部に、手摺り拭き材の一部を、側方拭部若しくは基部との間に又はそれ自体で保持し得る保持部を有する請求項1乃至3の何れか1項に記載の手摺り拭用器具。
【請求項7】
基部の前後にそれぞれ手摺り拭き材の一部を支持し得る支持部を有する請求項1乃至3の何れか1項に記載の手摺り拭用器具。
【請求項8】
基部の上側に、使用者が把持するための把手部を有する請求項1乃至3の何れか1項に記載の手摺り拭用器具。
【請求項9】
上記把手部は、基部の前部と後部のそれぞれに結合され、前記把手部のうち前後の結合部の間の部分は、前記基部の上側から当該基部の上方に離隔し、その離隔した部分を把持し得るものである請求項8記載の手摺り拭用器具。
【請求項10】
上記把手部は、上記前後の結合部から前後方向中間部に向かって上向き傾斜状に立ち上がるものである請求項9記載の手摺り拭用器具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主としてエスカレーターや動く歩道等の移動手摺りを拭くための手摺り拭用器具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特開2001-261277号公報には、ベルトに対する圧接力が強く、清掃効果を高く維持することができるとともに、体裁がよく、かつ外れにくく長期の使用に供し得るエスカレータベルト用クリーナとして、筒形状の壁の一部をその軸心に沿って切り欠いた切欠部1a,1a′を有する外枠本体1,1′と、下面がベルトの上面および両側面に当接するよう門型形状に折り曲げられた拭き取り体と、外枠本体の切欠部側両外側面に複数条の補強兼外枠本体移動停止用突条部2,2′を設け、外枠本体を中央部から分断して一対の外枠本体となし、一対の各外枠本体の分断面上部に設けられた所要巾の外枠本体圧縮用バネ体挿入用溝内に外枠本体圧縮用バネ体を挿入し、さらに分断面に沿って設けた所要高さ、所要巾からなる補強用隆起状部3a,3a′にてバネ体を内蔵した状態で補強用隆起状部を一体に固定し、各外枠本体を一体としたエスカレータベルト用クリーナが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-261277号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、エスカレーターや動く歩道等の移動手摺りに対し、それらが運転中であっても可及的に円滑に着脱し得ると共に、移動手摺り等を効果的に拭くことができる手摺り拭用器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の手摺り拭用器具は、次のように表すことができる。
【0006】
(1) 移動手摺りを拭くために用い得る手摺り拭き用器具であって、
基部と、当該基部の両側部にそれぞれ設けられた側方拭部を有し、
前記各側方拭部は、前記基部の両側部の下方に全部又は部分が位置して対象とする手摺りを拭くための拭き位置と、前記拭き位置から側方外方に開いた拡開位置との間で位置を変えることができ、
前記基部の下側と各側方拭部の内側にわたり手摺り拭き材が位置すると共に前記各側方拭部が拡開位置に位置する状態で、前記基部の下側を前記手摺り拭き材を介して対象とする手摺りの対応箇所に当て、前記各側方拭部を拭き位置に位置させることにより、前記基部の下側と各側方拭部の内側が前記手摺り拭き材を介して対象とする手摺りに対し外嵌した状態とすることができ、その状態で、当該手摺り拭き材を介して当該手摺りを拭き得るものであることを特徴とする手摺り拭用器具。
【0007】
(2) 上記側方拭部は、基部に対し、拡開位置から拭き位置に向かって付勢されている上記(1)記載の手摺り拭用器具。
【0008】
(3) 上記側方拭部は、基部に対し、所定の回動軸線を中心に回動して拭き位置と拡開位置との間で位置を変えることができるように支持されている上記(1)又は(2)記載の手摺り拭用器具。
【0009】
(4) 上記両側部に設けられた側方拭部は、拭き位置において、下方部内側が互いに内方に向く形状である上記(1)乃至(3)の何れか1項に記載の手摺り拭用器具。
【0010】
(5) 上記側方拭部において、前部の下方部内側及び後部の下方部内側の両方又は一方が、前部と後部の間の部分の下方部内側よりも外方に位置する上記(4)記載の手摺り拭用器具。
(【0011】以降は省略されています)

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