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公開番号
2025129517
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026200
出願日
2024-02-26
発明の名称
ワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/30 20060101AFI20250829BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】組付け作業性を向上させること。
【解決手段】ハーネス本体10と、ハーネス本体10に設け、かつ、車室内の座席における座部500の下端でブラケット521,522,523に対して直接的又は間接的に固定された相手方コネクタ511,512,513,514に接続するコネクタ21,22,23,24と、コネクタ21,22,23,24が接続されたハーネス本体10を配索し且つ固定して、ブラケット521,522,523に組み付ける板部材30と、を備え、板部材30は、コネクタ21,22,23,24が配置され、かつ、ブラケット521,522,523に対する組付け完了位置でコネクタ21,22,23,24の相手方コネクタ511,512,513,514への接続作業を可能にする貫通孔531を有すること。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ハーネス本体と、
前記ハーネス本体に設け、かつ、車室内の座席における座部の下端でブラケットに対して直接的又は間接的に固定された相手方コネクタに接続するコネクタと、
前記コネクタが接続された前記ハーネス本体を配索し且つ固定して、前記ブラケットに組み付ける板部材と、
を備え、
前記板部材は、前記コネクタが配置され、かつ、前記ブラケットに対する組付け完了位置で前記コネクタの前記相手方コネクタへの接続作業を可能にする貫通孔を有することを特徴としたワイヤハーネス。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記板部材は、前記ハーネス本体の配索面側を固定端とする撓み変形可能な片持ち梁形状に形成され、かつ、自由端同士を接触させた又は突き合わせた内方の空間に前記ハーネス本体を通して固定する一対のハーネス固定部を前記ハーネス本体の配索経路上に有し、
一対の前記ハーネス固定部は、前記空間の成すハーネス挿通路内で撓み変形に伴う反力を前記ハーネス本体に作用させることを特徴とした請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
一対の前記ハーネス固定部は、前記ハーネス本体を固定している状態で前記自由端同士を接触させることを特徴とした請求項2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
一対の前記ハーネス固定部は、互いの前記自由端同士を接触させた半弧形状を成すべく、それぞれに前記固定端から前記自由端に沿って弧状に形成されて、前記半弧形状の外周部を有する前記ハーネス挿通路を形成し、
一対の前記ハーネス固定部におけるそれぞれの前記自由端は、少なくとも互いの接点よりも前記ハーネス挿通路側の部位を前記ハーネス固定部における前記ハーネス挿通路側の内周面に連なり且つ前記ハーネス挿通路における前記半弧形状の外周部よりも内側への侵入を抑えた弧状面又は球面として形成することを特徴とした請求項2に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記ハーネス本体は、幹線と、前記幹線から分岐させ、かつ、端末に前記コネクタが接続された複数本の分岐線と、を有することを特徴とした請求項1,2,3又は4に記載のワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両においては、座席のシートヒータユニット等の電気機器に電力を供給するためのワイヤハーネスが設けられている。その座席においては、電気機器が座部の下端のシートフレームやブラケットに取り付けられており、これ故、座部の下側にワイヤハーネスが配索されている。この種のワイヤハーネスについては、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-224114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のワイヤハーネスは、座部の下側で露出させているので、ハーネス本体をコルゲートチューブ等の外装部材で保護した上で、シートフレームやブラケットにクリップ等で固定している。従って、従来のワイヤハーネスは、座部の下側での配索作業だけでなく、外装部材やクリップ等の組付け作業も必要になる。よって、従来のワイヤハーネスは、組付け作業性に関して改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、組付け作業性を向上させ得るワイヤハーネスを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ハーネス本体と、前記ハーネス本体に設け、かつ、車室内の座席における座部の下端でブラケットに対して直接的又は間接的に固定された相手方コネクタに接続するコネクタと、前記コネクタが接続された前記ハーネス本体を配索し且つ固定して、前記ブラケットに組み付ける板部材と、を備え、前記板部材は、前記コネクタが配置され、かつ、前記ブラケットに対する組付け完了位置で前記コネクタの前記相手方コネクタへの接続作業を可能にする貫通孔を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスにおいては、板部材にハーネス本体を配策し且つ固定することによって、板部材の貫通孔にコネクタが配置される。そして、このワイヤハーネスにおいては、その板部材をブラケットに組み付ける。この状態で、ワイヤハーネスにおいては、コネクタが配置された貫通孔から相手方コネクタが露出している。そこで、このワイヤハーネスにおいては、その貫通孔を利用してコネクタを相手方コネクタに嵌合接続する。このように、本発明に係るワイヤハーネスは、座部の下側での組付け作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のワイヤハーネスについて説明する説明図であり、座部の下側での組付け完了状態を示している。
図2は、座部の下側の相手方コネクタについて説明する説明図である。
図3は、実施形態のワイヤハーネスについて説明する説明図である。
図4は、ハーネス固定部について説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るワイヤハーネスの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係るワイヤハーネスの実施形態の1つを図1から図4に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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