TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025128585
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025333
出願日
2024-02-22
発明の名称
記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
11/70 20060101AFI20250827BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】カッター刃の交換に伴ってカッター刃に対する安全性を向上させることができる記録装置を提供する。
【解決手段】記録装置は、搬送経路に沿って搬送方向に媒体を搬送する搬送部と、搬送部により搬送された媒体に画像を記録する記録部と、搬送経路において媒体を加工するためのカッター刃を有するカッターユニットと、搬送方向と交差する幅方向にカッターユニットを移動させるカッターキャリッジと、を備え、カッターユニットは、カッターキャリッジに着脱可能であって、カッターキャリッジへの装着操作に応じてカッター刃が露出する露出状態となり、カッターキャリッジからの取外操作に応じてカッター刃が露出しない非露出状態となる。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送経路に沿って搬送方向に媒体を搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送された媒体に画像を記録する記録部と、
前記搬送経路において媒体を加工するためのカッター刃を有するカッターユニットと、
前記搬送方向と交差する幅方向に前記カッターユニットを移動させるカッターキャリッジと、を備え、
前記カッターユニットは、前記カッターキャリッジに着脱可能であって、前記カッターキャリッジへの装着操作に応じて前記カッター刃が露出する露出状態となり、前記カッターキャリッジからの取外操作に応じて前記カッター刃が露出しない非露出状態となる、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の記録装置において、
前記カッターユニットは、
前記カッター刃を保持するベース部と、
前記ベース部を収容するカッターケースと、
前記カッターケースに対して前記ベース部を付勢する付勢部と、を有し、
前記ベース部は、前記カッターケースに収容された状態で、前記カッター刃が露出する露出位置と前記カッター刃が露出しない非露出位置との間で移動可能であり、
前記ベース部は、前記カッターユニットの前記カッターキャリッジへの装着操作に応じて前記カッターキャリッジと当接する当接部を有し、
前記カッターユニットは、
前記カッターキャリッジへの装着操作に応じて、前記カッターキャリッジと前記当接部とが当接することにより、前記付勢部による付勢力に抗して、前記ベース部が前記露出位置に移動し、前記カッター刃が前記カッターケースから露出する露出状態となり、
前記カッターキャリッジからの取外操作に応じて、前記カッターキャリッジと前記当接部とが当接しないことにより、前記付勢部による付勢力により、前記ベース部が前記非露出位置に移動し、前記カッター刃が前記カッターケースから露出しない非露出状態となる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項2に記載の記録装置において、
前記当接部は、前記カッターユニットが前記カッターキャリッジに装着されるときに、前記カッターユニットの表面から突出しない、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項1に記載の記録装置において、
前記カッターユニットは、
前記カッター刃を保持するベース部と、
前記ベース部を収容するケースと、
前記ベース部と連動して変位する変位部と、を有し、
前記ベース部は、前記ケースに収容されている状態で、前記カッター刃が露出する露出位置と前記カッター刃が露出しない非露出位置との間で移動可能であり、
前記ベース部は、前記カッターユニットの前記カッターキャリッジへの装着操作に応じて前記カッターキャリッジと当接する当接部を有し、
前記ケースは、前記露出位置と前記非露出位置との少なくとも何れかにおいて前記変位部と係止する係止部を有し、
前記カッターユニットは、
前記カッターキャリッジへの装着操作に応じて、前記カッターキャリッジと前記当接部とが当接することにより、前記変位部が前記係止部を乗り越えて前記ベース部が前記露出位置に配置され、かつ、前記カッター刃が前記ケースから露出する露出状態となり、
前記カッターキャリッジからの取外操作に応じて、前記カッターキャリッジと前記当接部とが当接せずに、前記変位部が前記係止部を乗り越えて前記ベース部が前記非露出位置に配置され、かつ、前記カッター刃が前記ケースから露出しない非露出状態となる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
請求項1に記載の記録装置において、
前記カッターユニットは、
前記カッター刃を収容するケースと、
前記ケースとともに前記カッター刃を収容するカバーと、
前記ケースに対して前記カバーを付勢する付勢部と、を有し、
前記カバーは、前記カッター刃が露出する露出位置と前記カッター刃が露出しない非露出位置との間で移動可能であり、
前記カバーは、係合部を有し、
前記カッターキャリッジは、前記係合部が係合可能である被係合部を有し、
前記カッターユニットは、
前記カッターキャリッジへの装着操作に応じて、前記係合部が前記被係合部に係合することにより、前記付勢部による付勢力に抗して、前記カバーが前記露出位置に移動し、前記カッター刃が前記カバーから露出する露出状態となり、
前記カッターキャリッジからの取外操作に応じて、前記係合部が前記被係合部に係合せずに、前記付勢部による付勢力により、前記カバーが前記非露出位置に移動し、前記カッター刃が前記カバーから露出しない非露出状態となる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項6】
請求項5に記載の記録装置において、
前記カバーは、前記カバーの移動を規制する規制部を有し、
前記ケースは、前記規制部と係合可能である係合溝を有し、
前記規制部は、前記カバーが前記非露出位置に移動することにより前記係合溝と係合し、前記カバーが前記露出位置に移動することにより前記係合溝から離脱する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項7】
請求項5に記載の記録装置において、
前記カバーの表面は、平面である、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項8】
請求項1~請求項7のうち何れか一項に記載の記録装置において、
前記カッターキャリッジは、前記カッターユニットが保持領域に配置されていない場合に、前記カッターユニットの前記カッターキャリッジへの装着操作に応じて、前記カッターユニットの前記カッターキャリッジへの装着操作を規制する装着操作規制部を有する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項9】
請求項1~請求項7のうち何れか一項に記載の記録装置において、
筐体と、
前記筐体内に設けられ、かつ、交換用の前記カッターユニットを収容可能である交換ユニット収容部と、を備える、
ことを特徴とする記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1のように、搬送経路に沿って搬送される媒体に記録する記録装置において、媒体がカッター刃により加工されることが開示されている。このような記録装置において、カッター刃を収容するカッタホルダーが、カッタホルダーを保持するカッタベースに対して着脱可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-86235号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような記録装置では、カッター刃が露出している。このため、カッター刃の交換に伴ってカッター刃に対する安全性を向上させることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する記録装置は、搬送経路に沿って搬送方向に媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送された媒体に画像を記録する記録部と、前記搬送経路において媒体を加工するためのカッター刃を有するカッターユニットと、前記搬送方向と交差する幅方向に前記カッターユニットを移動させるカッターキャリッジと、を備え、前記カッターユニットは、前記カッターキャリッジに着脱可能であって、前記カッターキャリッジへの装着操作に応じて前記カッター刃が露出する露出状態となり、前記カッターキャリッジからの取外操作に応じて前記カッター刃が露出しない非露出状態となる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態の記録装置を示す斜視図である。
図2は、第1実施形態の収容カセットを示す斜視図である。
図3は、第1実施形態の記録装置を示す斜視図である。
図4は、第1実施形態の記録装置を示す説明図である。
図5は、第1実施形態の切断部を示す斜視図である。
図6は、第1実施形態の切断部を示す斜視図である。
図7は、第1実施形態の切断部を示す側面図である。
図8は、第1実施形態のカッターユニットを示す上面図である。
図9は、第1実施形態のカッターユニット及びカッターキャリッジを示す断面図である。
図10は、第1実施形態のカッターユニット及びカッターキャリッジを示す断面図である。
図11は、第1実施形態のカッターユニット及びカッターキャリッジを示す断面図である。
図12は、第1実施形態のカッターユニット及びカッターキャリッジを示す断面図である。
図13は、第2実施形態のカッターユニットを示す斜視図である。
図14は、第2実施形態のカッターユニットを示す断面図である。
図15は、第2実施形態のカッターユニット及びカッターキャリッジを示す断面図である。
図16は、第2実施形態のカッターユニット及びカッターキャリッジを示す断面図である。
図17は、第3実施形態のカッターユニットを示す斜視図である。
図18は、第3実施形態のカッターユニット及びカッターキャリッジを示す上面図である。
図19は、第3実施形態のカッターユニットを示す断面図である。
図20は、第3実施形態のカッターユニット及びカッターキャリッジを示す断面図である。
図21は、第3実施形態のカッターユニット及びカッターキャリッジを示す断面図である。
図22は、第4実施形態のカッターユニット及びカッターキャリッジを示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[第1実施形態]
以下、記録装置の一実施形態について説明する。以下の説明では、鉛直方向Zと交差する方向を幅方向Xとし、鉛直方向Z及び幅方向Xと交差する方向を前後方向Yとする。幅方向Xのうち一方を第1幅方向X1とし、幅方向Xのうち他方を第2幅方向X2とする。前後方向Yのうち一方を前方Y1とし、前後方向Yのうち他方を後方Y2とする。鉛直方向Zのうち上方を上方Z1とし、鉛直方向Zのうち下方を下方Z2とする。
【0008】
<記録装置10の構成>
図1に示すように、記録装置10は、図4に示す媒体90に画像を記録する装置である。記録装置10は、液体を吐出することにより媒体90に画像を記録する装置であってもよい。液体は、例えばインクであってもよい。液体は、例えば複数種類の色であっても1種類の色であってもよい。媒体90は、例えば図4に示すロール紙91及び用紙92であってもよい。ロール紙91は、ロール状の媒体90である。用紙92は、シート状の媒体90である。用紙92は、普通紙である。記録装置10は、複数種類の媒体90に記録を行ことができる装置であってもよい。
【0009】
記録装置10は、筐体11を備える。筐体11は、記録装置10の外装である。筐体11は、記録装置10の前面12、背面13、左側面14、右側面15、底面16及び天面17を構成するが、これに限定されない。筐体11は、少なくとも記録装置10の前面12の一部、背面13の一部、左側面14の一部、右側面15の一部、底面16の一部及び天面17の一部を構成してもよい。筐体11は、記録装置10を構成する各種部材を収容する。
【0010】
記録装置10は、操作パネル18を備える。操作パネル18は、前面12に設けられてもよい。操作パネル18は、タッチパネルであってもよい。操作パネル18は、操作部18Aと、表示部18Bとを備えてもよい。操作部18Aは、ユーザーによって操作可能である。操作部18Aは、複数の操作領域から構成されてもよい。表示部18Bは、記録装置10に関する情報を表示する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
シヤチハタ株式会社
印判
3か月前
三光株式会社
感熱記録材料
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
独立行政法人 国立印刷局
貼付機構
23日前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
7か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
25日前
独立行政法人 国立印刷局
貼付装置
12日前
株式会社リコー
液体吐出装置
7か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4か月前
独立行政法人 国立印刷局
潜像印刷物
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
6か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
5か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
24日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
6か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
24日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
5か月前
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
6か月前
続きを見る
他の特許を見る