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公開番号
2025127287
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023941
出願日
2024-02-20
発明の名称
エレベータドアのインターロック装置
出願人
東芝エレベータ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B66B
13/20 20060101AFI20250825BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】昇降路に存在する長尺物の接触を防止できるとともに、インターロックが解錠されることを防止できるエレベータドアのインターロック装置を提供する。
【解決手段】実施の形態によるエレベータドアのインターロック装置は、乗場ドアをロックするインターロックと、かごドアに設けられ、乗場ドアのロックを解除する係合部材と、を備えている。インターロックは、乗場ドアのロック状態とロック解除状態を取るロック機構と、ロック状態のロック機構を係止する被係止部と、係合部材に係合されることによりロック機構をロック解除状態にして乗場ドアを開閉する被係合部と、被係合部を覆う第1カバーと、を含んでいる。第1カバーは、係合部材と干渉しない位置に配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
エレベータのかごドアと連動する乗場ドアをロックするインターロック装置であって、
前記乗場ドアをロックするインターロックと、
前記かごドアに設けられ、前記乗場ドアのロックを解除する係合部材と、を備え、
前記インターロックは、前記乗場ドアのロック状態とロック解除状態を取るロック機構と、前記ロック状態の前記ロック機構を係止する被係止部と、前記係合部材に係合されることにより前記ロック機構を前記ロック解除状態にして前記乗場ドアを開閉する被係合部と、前記被係合部を覆う第1カバーと、を含み、
前記第1カバーは、前記係合部材と干渉しない位置に配置されている、
エレベータドアのインターロック装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記被係合部は、前記係合部材が当接して前記ロック機構を前記ロック解除状態にするロック解除部材と、前記係合部材が当接して前記乗場ドアを開閉するドア開閉部材と、を含み、
前記乗場ドアの法線方向で見たときに、前記ロック解除部材および前記ドア開閉部材は、前記第1カバーから戸閉側に突出するとともに、第1カバーから戸開側に突出している、
請求項1に記載のエレベータドアのインターロック装置。
【請求項3】
前記第1カバーは、前記被係合部に対して前記かごドアに向かい合う側に配置された第1カバー本体部と、前記第1カバー本体部の上端部から前記乗場ドアに向かって延びる第1カバー上端部と、前記第1カバー本体部の下端部から前記乗場ドアに向かって延びる第1カバー下端部と、を含む、
請求項1または2に記載のエレベータドアのインターロック装置。
【請求項4】
前記インターロックは、前記第1カバーを前記乗場ドアに取り付けるための第1取付部材と、前記第1取付部材を前記乗場ドアに締結するための第1締結ボルトと、を含み、
前記第1取付部材は、前記第1カバーの前記乗場ドアの側の面に固定されている、
請求項1または2に記載のエレベータドアのインターロック装置。
【請求項5】
前記ロック機構は、前記乗場ドアに取り付けられたドアハンガーに揺動可能に設けられた、前記ロック状態において前記被係止部に係止される第1揺動レバーと、前記乗場ドアに揺動可能に設けられた第2揺動レバーと、前記第1揺動レバーと前記第2揺動レバーとを連結するリンク部材と、を含み、
前記被係合部は、前記第2揺動レバーに設けられている、
請求項1または2に記載のエレベータドアのインターロック装置。
【請求項6】
前記リンク部材は、前記被係合部に対して戸閉側に配置され、
前記インターロックは、前記乗場ドアの法線方向で見たときに、前記第1カバーに対して戸閉側に配置された第2カバーを含み、
前記第2カバーは、前記係合部材および前記リンク部材と干渉しない位置に配置されている、
請求項5に記載のエレベータドアのインターロック装置。
【請求項7】
前記第2カバーは、前記乗場ドアに対して前記かごドアに向かい合う側に配置された第2カバー本体部と、前記第2カバー本体部に対して戸閉側に配置されて、前記第2カバー本体部の側縁部から前記乗場ドアに向かって延びる第2カバー側縁部と、を含む、
請求項6に記載のエレベータドアのインターロック装置。
【請求項8】
前記インターロックは、前記第2カバーを前記乗場ドアに取り付けるための第2取付部材と、前記第2取付部材を前記乗場ドアに締結するための第2締結ボルトと、を含み、
前記第2取付部材は、前記第2カバーの前記乗場ドアの側の面に固定されている、
請求項6に記載のエレベータドアのインターロック装置。
【請求項9】
前記第2取付部材は、前記乗場ドアの法線方向で見たときに、前記第2カバーに重なり、
前記第2カバーは、前記第2締結ボルトを締結するための工具が挿入可能な作業孔を含む、
請求項8に記載のエレベータドアのインターロック装置。
【請求項10】
前記インターロックは、前記第2カバーを前記乗場ドアに取り付けるための第3取付部材と、前記第3取付部材を前記乗場ドアに締結するための第3締結ボルトと、を含み、
前記第3取付部材は、前記第2カバーの前記乗場ドアの側の面に固定され、
前記第3取付部材は、前記第3締結ボルトによって前記乗場ドアに締結された締結座を含み、
前記締結座は、前記乗場ドアの法線方向で見たときに、前記第2カバーから露出され、
前記第3締結ボルトのヘッドの高さは、前記第2締結ボルトのヘッドの高さよりも低い、
請求項8に記載のエレベータドアのインターロック装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施の形態は、エレベータドアのインターロック装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
エレベータの乗場に設けられた乗場ドアには、インターロックが設けられている。インターロックは、閉じられている乗場ドアが開かないように、乗場ドアをロックしている。乗りかごが着床した場合には、かごドアに設けられた係合ベーンがインターロックに係合して、乗場ドアのロック状態が解除される。このことにより、かごドアの開動作に連動して乗場ドアが開く。
【0003】
このようなインターロックには、昇降路内に存在する長尺物が接触して、破損が生じたり、誤作動が発生したりすることが考えられる。長尺物の例としては、テールコードが挙げられる。テールコードは、昇降路内に設置された制御盤と乗りかごとを接続している。テールコードには、電力供給を目的とする配線と、制御信号を送信する配線とが含まれている。テールコードは、乗りかごから昇降路の下部に垂れ下がっているため、乗りかごの昇降時にテールコードが揺れて、インターロック装置に接触する場合が考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭58-47792号公報
特開2021-91528号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
実施の形態は、昇降路に存在する長尺物のインターロックへの接触を防止できるとともに、インターロックが解錠されることを防止できるエレベータドアのインターロック装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施の形態によるエレベータドアのインターロック装置は、エレベータのかごドアと連動する乗場ドアをロックする装置である。インターロック装置は、乗場ドアをロックするインターロックと、かごドアに設けられ、乗場ドアのロックを解除する係合部材と、を備えている。インターロックは、乗場ドアのロック状態とロック解除状態を取るロック機構と、ロック状態のロック機構を係止する被係止部と、係合部材に係合されることによりロック機構をロック解除状態にして乗場ドアを開閉する被係合部と、被係合部を覆う第1カバーと、を含んでいる。第1カバーは、係合部材と干渉しない位置に配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施の形態によるインターロック装置が適用されるエレベータドアの一例を示す図である。
図2は、図1に示すインターロック装置の従来の構成を説明するための図であって、ロック状態を示す図である。
図3は、図2のインターロック装置のロック解除状態を示す図である。
図4は、第1の実施の形態によるインターロック装置を示す図である。
図5は、図4の第1カバーを示す上面図である。
図6は、図4の第1カバーを示す斜視図である。
図7は、第2の実施の形態によるインターロック装置を示す図である。
図8は、図7の第2カバーを示す斜視図である。
図9は、図7の第2カバーを示す部分拡大図である。
図10(a)は、第2取付部材を第1ドアパネルに取り付けるための第2締結ボルトを示す図であり、図10(b)は、第3取付部材を第1ドアパネルに取り付けるための第3締結ボルトを示す図である。
図11は、第3の実施の形態によるインターロック装置を示す図である。
図12は、図11の第3カバーを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態におけるエレベータドアのインターロック装置について説明する。
【0009】
(第1の実施の形態)
まず、図1~図6を用いて、本発明の第1の実施の形態によるエレベータドアのインターロック装置について説明する。ここではまず、本実施の形態によるエレベータドアについて説明する。エレベータドアは、エレベータの乗場ドアに相当する。
【0010】
図1に示すように、乗場ドア1は、建屋の各階床に設けられた乗場に設置されている。乗場ドア1は、乗りかご(図示せず)の着床時に、乗りかごに設けられたかごドア(図示せず)と連動する。乗りかごには、かごドアを駆動する駆動装置(図示せず)が設けられており、この駆動装置によってかごドアが乗場ドア1と連動して開閉する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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