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公開番号2025126816
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-29
出願番号2024023232
出願日2024-02-19
発明の名称ウィンドウフィルム
出願人リンテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B32B 15/20 20060101AFI20250822BHJP(積層体)
要約【課題】窓からの侵入による犯罪を効果的に抑制し、防犯効果を向上したウィンドウフィルムを提供すること。
【解決手段】ウィンドウフィルムは、アルミニウム蒸着膜、ポリエチレンテレフタレートを含む材料で構成され前記アルミニウム蒸着膜の一方の面である第1の面側に配された第1の基材、および、ポリエチレンテレフタレートを含む材料で構成され前記アルミニウム蒸着膜の前記第1の面とは反対側の面である第2の面側に配された第2の基材を備える積層体と、前記第2の基材の前記アルミニウム蒸着膜に対向する面とは反対の面側に配された、被着体に貼着するための貼着用粘着剤層とを備えることを特徴とする。前記アルミニウム蒸着膜は、前記第1の基材の表面に設けられたものであることが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アルミニウム蒸着膜、ポリエチレンテレフタレートを含む材料で構成され前記アルミニウム蒸着膜の一方の面である第1の面側に配された第1の基材、および、ポリエチレンテレフタレートを含む材料で構成され前記アルミニウム蒸着膜の前記第1の面とは反対側の面である第2の面側に配された第2の基材を備える積層体と、
前記第2の基材の前記アルミニウム蒸着膜に対向する面とは反対の面側に配された、被着体に貼着するための貼着用粘着剤層とを備えることを特徴とするウィンドウフィルム。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記アルミニウム蒸着膜は、前記第1の基材の表面に設けられたものである請求項1に記載のウィンドウフィルム。
【請求項3】
前記積層体は、前記アルミニウム蒸着膜と、前記第2の基材とを接合する接合用粘着剤層を有するものである請求項1または2に記載のウィンドウフィルム。
【請求項4】
前記接合用粘着剤層を構成する粘着剤としてのポリマーは、酸性基を含むモノマーの含有率が0.5質量%以下のものである請求項3に記載のウィンドウフィルム。
【請求項5】
前記積層体は、ポリエチレンテレフタレートを含む材料で構成された基材を、3枚以上5枚以下備えている請求項1または2に記載のウィンドウフィルム。
【請求項6】
前記積層体の前記貼着用粘着剤層が配された面とは反対側の面に、(メタ)アクリレート系樹脂を含む材料で構成されたハードコート層をさらに備えている請求項1または2に記載のウィンドウフィルム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ウィンドウフィルムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ウィンドウフィルムとは、自動車、船舶、鉄道等の車両、家屋、マンション、オフィスビル等の建築物等の窓ガラスに適用される粘着フィルムであり、太陽光中の紫外線および/または赤外線の遮蔽、プライバシー保護、防犯、ガラスの飛散防止、装飾等を目的として広く使用されている。
【0003】
昨今、強盗、空き巣等の犯罪が増えており、防犯の意識が高まっている。空き巣等の犯人が建物内への侵入に用いる方法として窓ガラスを破壊して侵入するケースが多い。このような窓からの侵入を防止することを目的として、防犯用ウィンドウフィルムが上市されている。これは、窓に防犯用ウィンドウフィルムを施工することでガラス開口部の破壊・貫通を大幅に遅らせ、侵入行為者に侵入を断念させて建物の防犯対策を図るものである。
【0004】
例えば、積層するフィルムの数を増やすことにより防犯用ウィンドウフィルム全体の厚さを厚くし、引裂力、引張強さ等の防犯性能を向上させた防犯用ウィンドウフィルムが提案されている(例えば、特許文献1)。
【0005】
しかしながら、防犯用ウィンドウフィルム全体の厚さを厚くし、強度を向上させただけでは、侵入時間を稼ぐことで侵入行為者に侵入を断念させる効果には限界があり、防犯効果に改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-126953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、窓からの侵入による犯罪を効果的に抑制し、防犯効果を向上したウィンドウフィルムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような目的は、下記(1)~(6)に記載の本発明により達成される。
(1) アルミニウム蒸着膜、ポリエチレンテレフタレートを含む材料で構成され前記アルミニウム蒸着膜の一方の面である第1の面側に配された第1の基材、および、ポリエチレンテレフタレートを含む材料で構成され前記アルミニウム蒸着膜の前記第1の面とは反対側の面である第2の面側に配された第2の基材を備える積層体と、
前記第2の基材の前記アルミニウム蒸着膜に対向する面とは反対の面側に配された、被着体に貼着するための貼着用粘着剤層とを備えることを特徴とするウィンドウフィルム。
【0009】
(2) 前記アルミニウム蒸着膜は、前記第1の基材の表面に設けられたものである上記(1)に記載のウィンドウフィルム。
【0010】
(3) 前記積層体は、前記アルミニウム蒸着膜と、前記第2の基材とを接合する接合用粘着剤層を有するものである上記(1)または(2)に記載のウィンドウフィルム。
(【0011】以降は省略されています)

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