TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025124260
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024020188
出願日2024-02-14
発明の名称マーキング装置
出願人シヤチハタ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41K 1/02 20060101AFI20250819BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】単一の弾性体によって両側のマーキング部材の復帰を可能とした両頭式のマーキング装置を提供する。
【解決手段】本発明のマーキング装置は、外筒10と、外筒10内を移動可能であり両端にマーキング部材21、22を備えた本体20と、本体20を移動させ、マーキング部材を外筒10の両端から選択的に突出させることができる操作部24と、外筒10と本体20との間に存在する単一の弾性体30とを備える。弾性体の両端31、32を外筒10と本体20に固着し、単一の弾性体30によって両側のマーキング部材21、22を復帰させることができるようにした。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
外筒と、前記外筒内を移動可能であり両端にマーキング部材を備えた本体と、前記本体を移動させ、前記マーキング部材を前記外筒の両端から選択的に突出させることができる操作部と、前記外筒と前記本体との間に存在する単一の弾性体とを備え、前記弾性体の両端が前記外筒と前記本体とに固着されていることを特徴とするマーキング装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記操作部は、前記マーキング部材がともに前記外筒の内部に完全に収納される位置で、前記本体を固定できる規制部を備えている、請求項1に記載のマーキング装置。
【請求項3】
前記操作部は、前記マーキング部材を前記外筒から突出させた位置で、前記本体を固定できる規制部を備えている、請求項1または2に記載のマーキング装置。
【請求項4】
前記操作部は、操作片と、前記外筒に形成された長孔とからなる、請求項1または2に記載のマーキング装置。
【請求項5】
前記外筒の両端には、前記マーキング部材の突出と連動して開閉する蓋を設けた、請求項1または2に記載のマーキング装置。
【請求項6】
前記マーキング部材は浸透印である、請求項1または2に記載のマーキング装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、外筒の両端に出没可能なマーキング部材を備えた両頭式のマーキング装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
両端にマーキング部材を備えた両頭式のマーキング装置は、一つで二種類の役割を果たすことができる点で便利である。例えば特許文献1には、側面に操作部を備えた外筒と、外筒内を移動可能で両端にボールペンレフィールを嵌合させた本体とからなる、操作性に優れた両頭式のボールペンが開示されている。操作部は両端でロック可能となっている。
【0003】
この両頭式のボールペンは、本体の両側にそれそれ弾性体である圧縮ばねを備えており、操作部を一方に動かすと一方のボールペンレフィールが外筒から押し出されるとともに押し出された側の圧縮ばねが圧縮される。そして操作部のロックを解除すると圧縮ばねの力によって本体とボールペンレフィールが元の位置に戻される構造である。
【0004】
このように従来の両頭式のマーキング装置は、内部に2つの復帰用の弾性体を備えるものが一般的であり、構成部品が多くなり、製造コストが高くなるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実公昭62-172091号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、単一の弾性体によって両側のマーキング部材の復帰を可能とした両頭式のマーキング装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するためになされた本発明のマーキング装置は、外筒と、前記外筒内を移動可能であり両端にマーキング部材を備えた本体と、前記本体を移動させ、前記マーキング部材を前記外筒の両端から選択的に突出させることができる操作部と、前記外筒と前記本体との間に存在する単一の弾性体とを備え、前記弾性体の両端が前記外筒と前記本体に固着されていることを特徴とするものである。
【0008】
なお、前記操作部は、前記マーキング部材がともに前記外筒の内部に完全に収納される位置で、前記本体を固定できる規制部を備えていることが好ましい。また前記操作部は、前記マーキング部材を前記外筒から突出させた位置で、前記本体を固定できる規制部を備えていることが好ましい。また前記操作部は、操作片と、前記外筒に形成された長孔とからなるものとすることができる。また前記外筒の両端には、前記マーキング部材の突出と連動して開閉する蓋を設けることができる。なお、前記マーキング部材を浸透印とすることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明のマーキング装置は、外筒と本体との間に存在する単一の弾性体の両端を外筒と本体に固着した構造であるから、操作部によって本体を一方に操作して一方のマーキング部材を突出させると弾性体は圧縮され、反対側に操作して他方のマーキング部材を突出させると弾性体は引き伸ばされる。そして操作部を解除すれば弾性体は元の状態に戻ろうとするため、単一の弾性体によって、両側のマーキング部材を復帰させることができる。このように弾性体を単一としたので、構成部品を減少させ、製造コストを引き下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
収納状態のマーキング装置の外観斜視図である。
収納状態のマーキング装置の正面、左側面、右側面、上面、底面を示す図である。
収納状態のマーキング装置のA-A断面図である。
収納状態のマーキング装置のB-B断面図である。
第1のマーキング装置の使用状態を示す外観斜視図である。
第1のマーキング装置の使用状態を示す中央縦断面図である。
第2のマーキング装置の使用状態を示す外観斜視図である。
第2のマーキング装置の使用状態を示す中央縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

シヤチハタ株式会社
マーキング装置
2日前
シヤチハタ株式会社
油性インキ組成物
15日前
シヤチハタ株式会社
スタンプラリーシステム
24日前
シヤチハタ株式会社
印判
3か月前
東レ株式会社
凸版印刷版原版
8か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
7か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
9か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
5か月前
三光株式会社
感熱記録材料
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
16日前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
独立行政法人 国立印刷局
貼付装置
3日前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
7か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
7か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
6か月前
独立行政法人 国立印刷局
貼付機構
14日前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
5か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
8か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
15日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7か月前
フジコピアン株式会社
熱転写記録媒体
9か月前
独立行政法人 国立印刷局
潜像印刷物
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
5か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7か月前
続きを見る