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公開番号
2025121485
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024016897
出願日
2024-02-07
発明の名称
外装材取付け装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
65/56 20060101AFI20250813BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】電線の延在方向と異なる受取り方向で外装材を受け取って電線に取り付けることができる外装材取付け装置を提供する。
【解決手段】外装材取付け装置1が、ツイストチューブW12(外装材)の受取り部11と、受取り部11に対して傾斜してツイストチューブW12(外装材)を傾斜方向D13へと案内するガイド部12と、このガイド部12で案内されるツイストチューブW12(外装材)を送り出す搬送部13と、受取り部11、ガイド部12、及び搬送部13が搭載された第1フレーム部14と、この第1フレーム部14を、受取り部11での受取りが可能な第1姿勢P11、及び、電線W11にガイド部12を沿わせることが可能な第2姿勢P12、の相互間で旋回させる旋回部15と、第1フレーム部14及び旋回部15が搭載された第2フレーム部16と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
チューブ状で周壁に設けられたスリットを介して電線を内側に収めながら当該電線に取り付けられる外装材を、その長手方向に沿った受取り方向に受け取る受取り部と、
前記受取り部に対して前記受取り方向の前方側に、前記受取り部に対して所定角度で傾斜した傾斜方向へと直線状に延在するように設けられ、前記受取り部で受け取られた前記外装材を、前記受取り方向から前記傾斜方向へと案内するガイド部と、
前記ガイド部で前記傾斜方向に案内される前記外装材を、当該傾斜方向の前方側へと更に送り出す搬送部と、
前記受取り部、前記ガイド部、及び前記搬送部が搭載された第1フレーム部と、
前記第1フレーム部を、前記受取り方向及び前記傾斜方向の双方と直交する旋回軸を中心とし、前記受取り部で前記外装材の受取りが可能な第1姿勢、及び、直線状に配置された前記電線に前記ガイド部を沿わせることが可能な第2姿勢、の相互間で旋回させる旋回部と、
所定の設置場所に設置され、前記第1フレーム部及び前記旋回部が搭載された第2フレーム部と、
を備えたことを特徴とする外装材取付け装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記電線が、重力に沿った上下方向について直線状に配置され、
前記第1フレーム部の前記第2姿勢は、前記ガイド部を前記上下方向に延在させる姿勢であることを特徴とする請求項1に記載の外装材取付け装置。
【請求項3】
前記旋回部が、前記旋回軸に軸支された前記第1フレーム部の一部を直線状に押し引きすることで前記旋回軸を中心に前記第1フレーム部を旋回させるシリンダ機構を有していることを特徴とする請求項1に記載の外装材取付け装置。
【請求項4】
前記受取り部が、直線状に配置された前記電線及び前記旋回軸の双方と直交する方向を前記受取り方向として前記外装材を受け取り、
前記第1フレーム部は、前記第2フレームに対し、前記受取り方向に沿った反転軸を中心として180°反転した付け替えが可能であり、
前記受取り部は、前記第1フレーム部の反転の前後の何れにおいても前記受取り方向に前記外装材を受取り可能となるように前記第1フレーム部に保持され、
前記ガイド部は、前記第1フレーム部の反転の前後の何れにおいても前記旋回部による旋回によって前記電線に前記ガイド部を沿わせることが可能であるとともに、反転前には前記電線の一端側へと案内して反転後には他端側へと案内するように前記第1フレーム部に保持されていることを特徴とする請求項1に記載の外装材取付け装置。
【請求項5】
前記第2フレームに搭載され、前記第1フレーム部を、直線状に配置された前記電線及び前記旋回軸の双方と直交する接離方向について、前記第2姿勢となっても前記電線から前記ガイド部が離れる離隔位置、及び、前記第2姿勢となった後に前記電線に前記ガイド部が接触する接触位置、の相互間で前記接離方向に移動させる接離移動部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の外装材取付け装置。
【請求項6】
前記第2フレームに搭載され、前記第1フレーム部を、直線状に配置された前記電線に沿った電線方向に移動させる電線方向移動部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の外装材取付け装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電線にチューブ状の外装材を取り付ける外装材取付け装置に関するものとなっている。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネスの製造において、電線の保護等のために、ツイストチューブやコルゲートチューブ等といった、チューブ状で周壁に設けられたスリットを介して電線を内側に収めながら当該電線に取り付けられる外装材が広く用いられている。多くの場合、このような外装材の取付けは、周壁のスリットから電線を押し込む等といった作業によって行われるが、このような作業を行うための装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の装置では、電線に沿うように外装材がセットされ、電線が外装材の内側へと順次に案内されることで電線に外装材が取り付けられることとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-001884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、外装材の取付け作業を含む、ワイヤハーネスの製造作業の自動化が進められている。このとき、特許文献1に記載の装置では、外装材が電線に沿うようにセットされるが、このような外装材のセットを含む一連作業を自動化しようとすると次の点が障害となる場合がある。即ち、外装材を所定の搬送装置から受け取る必要があるが、往々にして外装材の受取りに都合の良い受取り方向と電線の延在方向とが一致せず、これらの方向の不一致が自動化の障害となる場合がある。
【0005】
従って、本発明は、上記のような問題に着目し、電線の延在方向と異なる受取り方向で外装材を受け取って電線に取り付けることができる外装材取付け装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、外装材取付け装置は、チューブ状で周壁に設けられたスリットを介して電線を内側に収めながら当該電線に取り付けられる外装材を、その長手方向に沿った受取り方向に受け取る受取り部と、前記受取り部に対して前記受取り方向の前方側に、前記受取り部に対して所定角度で傾斜した傾斜方向へと直線状に延在するように設けられ、前記受取り部で受け取られた前記外装材を、前記受取り方向から前記傾斜方向へと案内するガイド部と、前記ガイド部で前記傾斜方向に案内される前記外装材を、当該傾斜方向の前方側へと更に送り出す搬送部と、前記受取り部、前記ガイド部、及び前記搬送部が搭載された第1フレーム部と、前記第1フレーム部を、前記受取り方向及び前記傾斜方向の双方と直交する旋回軸を中心とし、前記受取り部で前記外装材の受取りが可能な第1姿勢、及び、直線状に配置された前記電線に前記ガイド部を沿わせることが可能な第2姿勢、の相互間で旋回させる旋回部と、所定の設置場所に設置され、前記第1フレーム部及び前記旋回部が搭載された第2フレーム部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
上述の外装材取付け装置によれば、電線の延在方向と異なる受取り方向で外装材を受け取って電線に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る外装材取付け装置を示す斜視図である。
図1に示されている外装材取付け装置を、図1中の矢印V11方向から見た側面図である。
図1及び図2に示されている外装材取付け装置において、受取り部でツイストチューブが受け取られてから電線へと送り出されるまでの一連の動作のうちの前半の動作を示した図である。
図1及び図2に示されている外装材取付け装置において、受取り部でツイストチューブが受け取られてから電線へと送り出されるまでの一連の動作のうちの、図3の動作に続く後半の動作を示した図である。
図1~図4に示されている外装材取付け装置において第1フレームの反転付け替えが行われた様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、外装材取付け装置の一実施形態について説明する。
【0010】
図1は、一実施形態に係る外装材取付け装置を示す斜視図である。図2は、図1に示されている外装材取付け装置を、図1中の矢印V11方向から見た側面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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