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公開番号2025120834
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015958
出願日2024-02-05
発明の名称マーキング棒
出願人株式会社結一産業
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類B43K 23/00 20060101AFI20250808BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】伸縮棒の伸長時でもマーキングを行いやすいマーキング棒を提供する。
【解決手段】直管である伸縮単位部20が複数組み合わされて構成される伸縮部2を備え、前記伸縮部2は、複数の前記伸縮単位部20が径方向に重なる形で収納可能であり、複数の前記伸縮単位部20それぞれの収納及び引き出しに伴い軸線に沿って伸縮可能であり、先端にマーキングを行うことのできるマーキング部材Mを着脱可能であり、軸線方向の湾曲を抑制し、当該伸縮部2の軸線方向に延びる補強部5を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
直管である伸縮単位部が複数組み合わされて構成される伸縮部を備え、
前記伸縮部は、
複数の前記伸縮単位部が径方向に重なる形で収納可能であり、
複数の前記伸縮単位部それぞれの収納及び引き出しに伴い軸線に沿って伸縮可能であり、
先端にマーキングを行うことのできるマーキング部材を着脱可能であり、
当該伸縮部の軸線方向の湾曲を抑制し、軸線方向に延びる補強部を備える、マーキング棒。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記補強部は、複数の前記伸縮単位部のそれぞれの外面に一体的に設けられた溝または突起である、請求項1に記載のマーキング棒。
【請求項3】
伸長時に軸線方向で隣り合う前記伸縮単位部につき、一方の前記伸縮単位部の外面の一部と他方の前記伸縮単位部の内面の一部との間に生じる摩擦により、前記伸縮部の伸長状態が固定され、
前記摩擦の大きさは、マーキング実施時にマーキング部材がマーキング対象物から受ける力に対抗する大きさ以上である、請求項1又は請求項2に記載のマーキング棒。
【請求項4】
柱状のマーキング部材を保持するホルダーであって、前記伸縮部の先端にねじ止めで取り付けられる第1部材及び第2部材を有するホルダーを備え、
前記第1部材は、マーキング部材を径外方向から挟み、
前記第2部材は、前記第1部材にねじ込まれることで、前記第1部材がマーキング部材を挟んだ状態を保持する、請求項1又は請求項2に記載のマーキング棒。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、チョーク等のマーキングを行うことのできる部材を取り付けるマーキング棒に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、図表等の一点を指し示す伸縮棒が知られている(非特許文献1)。この伸縮棒は、大径の直管と小径の直管とが組み合わせられたものが、径方向に重なる形で収納されており、収納されていた各直管が軸方向に順次引き出せるように構成されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
“オープン工業(OPEN) OP 指示棒 PT-150 1本 808-1906(直送品) - アスクル、[令和6年1月30日検索]、インターネット〈URL:https://www.askul.co.jp/p/P398998/〉
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような伸縮棒の先端に、チョーク等のマーキングを行うことのできる部材を取り付け、作業者から離れた位置にある対象物(建築物の壁面や天井面等)に施工位置表示や記号を示すマーキングを行いたい場合がある。しかし、この場合、伸縮棒は伸長時にたわみやすく、たわみに応じて伸縮棒の先端の位置がずれてしまうことから、マーキングを行いにくいという問題があった。
【0005】
本発明は、伸縮棒の伸長時でもマーキングを行いやすいマーキング棒の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のマーキング棒は、直管である伸縮単位部が複数組み合わされて構成される伸縮部を備え、前記伸縮部は、複数の前記伸縮単位部が径方向に重なる形で収納可能であり、複数の前記伸縮単位部それぞれの収納及び引き出しに伴い軸線に沿って伸縮可能であり、先端にマーキングを行うことのできるマーキング部材を着脱可能であり、当該伸縮部の軸線方向の湾曲を抑制し、軸線方向に延びる補強部を備える。
【0007】
かかる構成によれば、補強部により、伸縮部の伸長時のたわみが抑制されることから、伸縮部の先端の位置がずれてしまいにくく、伸縮棒の伸長時でもマーキングを行いやすい。
【0008】
また、前記マーキング棒では、前記補強部は、複数の前記伸縮単位部のそれぞれの外面に一体的に設けられた溝または突起であってもよい。
【0009】
かかる構成によれば、補強部の構成が簡単なものとなる。
【0010】
また、前記マーキング棒では、伸長時に軸線方向で隣り合う前記伸縮単位部につき、一方の前記伸縮単位部の外面の一部と他方の前記伸縮単位部の内面の一部との間に生じる摩擦により、前記伸縮部の伸長状態が固定され、前記摩擦の大きさは、マーキング実施時にマーキング部材がマーキング対象物から受ける力に対抗する大きさ以上であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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