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公開番号
2025120562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015423
出願日
2024-02-05
発明の名称
印刷装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
15/04 20060101AFI20250808BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】搬送案内部を変位させる際の負荷を低減する。
【解決手段】印刷部5と、搬送部8と、第1位置P1と第2位置P2との間で変位可能な搬送案内部3Cと、第1位置P1にある搬送案内部3Cを支持する第1支持部131と、第2位置P2にある搬送案内部3Cを支持する第2支持部132と、搬送案内部3Cの脱落を防止する脱落防止部133と、を備え、搬送案内部3Cは、第1支持部131に支持される第1支持軸31と、第2支持部132に支持される第2支持軸32と、脱落防止部133と係合する係合部33と、を有し、第1支持部131は、第1支持軸31を第1係り受け長さL1で受け、脱落防止部133は、係合部33を鉛直方向において第1係り受け長さL1よりも長い第2係り受け長さL2で受け、脱落防止部133は搬送案内部3Cが第1位置P1にある状態において係合部33と係合する印刷装置1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体に印刷を行う印刷部と、
前記媒体を搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送された前記媒体を案内する搬送面が形成され、第1位置と、前記第1位置とは異なる第2位置と、の間で変位可能な搬送案内部と、
前記第1位置にある前記搬送案内部を支持する第1支持部と、
前記第2位置にある前記搬送案内部を支持する第2支持部と、
前記搬送案内部の脱落を防止する脱落防止部と、
を備え、
前記搬送案内部は、前記第1支持部に支持される軸である第1支持軸と、前記第2支持部に支持される軸であって前記第1位置と前記第2位置との間を変位する際の回動中心となる第2支持軸と、前記脱落防止部と係合する係合部と、を有し、
前記第1支持部は、前記第1支持軸を第1係り受け長さで受け、
前記脱落防止部は、前記係合部を鉛直方向において前記第1係り受け長さよりも長い第2係り受け長さで受け、
前記脱落防止部は、前記搬送案内部が前記第1位置にある状態において、前記係合部と係合することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された印刷装置において、
前記第2支持部は、前記搬送案内部が前記第1位置と前記第2位置との間を変位する際に前記第2支持軸の移動をガイドする移動ガイド路を有することを特徴とする印刷装置。
【請求項3】
請求項2に記載された印刷装置において、
前記移動ガイド路は、前記搬送案内部が前記第1位置と前記第2位置との間を変位する際に前記第2支持軸を鉛直方向の上側からと下側からとで挟んだ状態でガイドすることを特徴とする印刷装置。
【請求項4】
請求項2または3に記載された印刷装置において、
前記移動ガイド路は、前記搬送案内部が前記第1位置と前記第2位置との間を変位する際に前記第2支持軸が鉛直方向の上側の成分を有する方向に変位する経路を有することを特徴とする印刷装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載された印刷装置において、
前記係合部は、前記媒体の搬送方向及び鉛直方向と交差する幅方向において、前記搬送案内部の一方側に設けられた第1係合部と、前記一方側とは反対の他方側に設けられた第2係合部と、を有することを特徴とする印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、様々な印刷装置が使用されている。このうち、例えば大型の印刷装置などにおいて、搬送される媒体を案内する搬送案内部を変位または取り外すことが可能な印刷装置がある。例えば、特許文献1には、搬送案内部を第1位置と第2位置とに変位させることで、装置本体の奥行方向の長さを変更可能な印刷装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-65213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1で開示される印刷装置においては、締結部材のボルトを取り外した状態において、板バネを変形させてストッパー部を外すことで、搬送案内部が自重により第1位置から第2位置へ変位する構成である。しかしながら、このような構成では、例えば幅方向において片側ずつ搬送案内部を第1位置から第2位置へ変位させる際などにおいて、その途中でユーザーが意図しない力が加わっただけでも、ストッパー部が外れて第1位置から第2位置へ搬送案内部が変位してしまう虞があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明の印刷装置は、媒体に印刷を行う印刷部と、前記媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送された前記媒体を案内する搬送面が形成され、第1位置と、前記第1位置とは異なる第2位置と、の間で変位可能な搬送案内部と、前記第1位置にある前記搬送案内部を支持する第1支持部と、前記第2位置にある前記搬送案内部を支持する第2支持部と、前記搬送案内部の脱落を防止する脱落防止部と、を備え、前記搬送案内部は、前記第1支持部に支持される軸である第1支持軸と、前記第2支持部に支持される軸であって前記第1位置と前記第2位置との間を変位する際の回動中心となる第2支持軸と、前記脱落防止部と係合する係合部と、を有し、前記第1支持部は、前記第1支持軸を第1係り受け長さで受け、前記脱落防止部は、前記係合部を鉛直方向において前記第1係り受け長さよりも長い第2係り受け長さで受け、前記脱落防止部は、前記搬送案内部が前記第1位置にある状態において、前記係合部と係合することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の一実施例に係る印刷装置の概略側面図。
図1の印刷装置の搬送案内部の幅方向の一方側を表す斜視図であって、搬送案内部が第1位置にある状態を表す図。
図1の印刷装置の搬送案内部の幅方向の一方側を表す斜視図であって、搬送案内部が第2位置にある状態を表す図。
図1の印刷装置の側面断面図であって、搬送案内部が第2位置にある状態を表す図。
図1の印刷装置の搬送案内部近傍の側面断面図であって、搬送案内部が第1位置にある状態を表す図。
図5の領域S1を表す拡大図。
図5の領域S2を表す拡大図。
図5の領域S3を表す拡大図。
図1の印刷装置の第1脱落防止部近傍の斜視図。
図1の印刷装置の第2脱落防止部近傍の斜視図。
図1の印刷装置の第1支持部近傍の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の印刷装置は、媒体に印刷を行う印刷部と、前記媒体を搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送された前記媒体を案内する搬送面が形成され、第1位置と、前記第1位置とは異なる第2位置と、の間で変位可能な搬送案内部と、前記第1位置にある前記搬送案内部を支持する第1支持部と、前記第2位置にある前記搬送案内部を支持する第2支持部と、前記搬送案内部の脱落を防止する脱落防止部と、を備え、前記搬送案内部は、前記第1支持部に支持される軸である第1支持軸と、前記第2支持部に支持される軸であって前記第1位置と前記第2位置との間を変位する際の回動中心となる第2支持軸と、前記脱落防止部と係合する係合部と、を有し、前記第1支持部は、前記第1支持軸を第1係り受け長さで受け、前記脱落防止部は、前記係合部を鉛直方向において前記第1係り受け長さよりも長い第2係り受け長さで受け、前記脱落防止部は、前記搬送案内部が前記第1位置にある状態において、前記係合部と係合することを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、搬送案内部の脱落を防止する脱落防止部を備えている。そして、脱落防止部による係合部の係り受け長さである第2係り受け長さは、第1支持部による第1支持軸の係り受け長さである第1係り受け長さよりも長い。このような構成とすることで、第1位置にある搬送案内部に対してユーザーが意図しない力が加わった場合でも、第1支持部が第1支持軸を受けることで搬送案内部の脱落を抑制することができるだけでなく、第1支持部で第1支持軸を受けきれなかった場合にも、脱落防止部が係合部を受けることで、脱落防止部が搬送案内部の脱落を好適に抑制することができる。したがって、搬送案内部を変位させる際の負荷を低減することができる。
【0009】
本発明の第2の態様の印刷装置は、第1の態様に従属する態様であって、前記第2支持部は、前記搬送案内部が前記第1位置と前記第2位置との間を変位する際に前記第2支持軸の移動をガイドする移動ガイド路を有することを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、第2支持部は、搬送案内部が第1位置と第2位置との間を変位する際に第2支持軸の移動をガイドする移動ガイド路を有する。このような構成とすることで、移動ガイド路によりガイドされながら搬送案内部を第1位置と第2位置との間で容易に変位させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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