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公開番号
2025114330
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008966
出願日
2024-01-24
発明の名称
ウインチ装置
出願人
株式会社 ダイサン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B66F
9/19 20060101AFI20250729BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】簡易な構造で、手動でも電動でも荷台から荷物を容易に引き出すことができる、フォークリフトに取り付けて用いるウインチ装置を提供する。
【解決手段】ウインチ装置10は、フォークリフト90のマスト92に沿ってフォーク98と共に上下動するバックレスト94に取付けられ、バックレスト94の幅方向の一端部より外側に位置するように配置された手動又は電動の駆動部(手動ハンドル式駆動部20)と、バックレスト94に取付けられ、駆動部(手動ハンドル式駆動部20)から回転力が伝達され、牽引部材22を巻取り、牽引部材22に連結された荷物32を牽引するスプール28と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
フォークリフトのマストに沿ってフォークと共に上下動するバックレストに取付けられ、前記バックレストの幅方向の一端部より外側に位置するように配置された手動又は電動の駆動部と、
前記バックレストに取付けられ、前記駆動部から回転力が伝達され、牽引部材を巻取り、前記牽引部材に連結された荷物を牽引するスプールと、
を備えるウインチ装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記バックレストに取付けられ、前記バックレストの幅方向の一端部の外面において前記駆動部に隣接する位置に配置され、前記駆動部で発生する回転動力が入力される減速機と、
前記減速機の出力軸に連結され前記バックレストの幅方向に沿って延在し、回転動力を前記スプールに伝達する伝達シャフトと、
を備える、請求項1に記載のウインチ装置。
【請求項3】
前記バックレストに取付けられ、前記バックレストの幅方向の中央部に配置された減速機と、
前記駆動部で発生する回転動力が直接付与される回転軸と前記減速機の入力軸とを連結して回転力を伝える連結シャフトと、
を備え、
前記スプールは、前記減速機に隣接して取付けられ、前記減速機の出力軸に直結され、前記スプールによって前記牽引部材が巻取られる、
請求項1に記載のウインチ装置。
【請求項4】
ボルトの締付力を利用して被取付部材を挟持することにより前記被取付部材に取付可能な取付具を介して、前記駆動部、前記減速機及び前記スプールが前記バックレストに取付けられている、
請求項2又は3に記載のウインチ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウインチ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、トラックのような運送用装置の荷台の床面上の荷物を、荷台の後端(後尾)からウインチ装置で牽引することによって荷下ろしするフォークリフトが知られている。なお、運送用装置とは、トラックのような運送用車両だけでなく、例えば船舶、コンテナ等、荷物が載置される荷台を有する装置であって、荷下ろし作業が実施され得る装置を含む。特許文献1では、フォークリフトの本来のフォークに、バックレスト(フレーム)付きの鞘フォークを装着して、鞘フォーク用のバックレストに取付けられたウインチで荷台上にある荷物を運転席から手間に引き出すようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-167191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の場合、ウインチを取付けるために、鞘フォークと鞘フォーク用のバックレストとが、フォークリフトの本来のフォークとバックレストとは別に必要になる。このため、取付け取り外し作業が複雑になるという問題がある。
【0005】
また、特許文献1にあって、牽引装置の駆動手段は、ウインチのドラムに隣接して一体化した構成が開示されているのみであり(特許文献1の段落0015及び図3参照)、この構成によれば、作業者が手動式ウインチのハンドルを操作するスペーズがなく、安価な手動式ウインチが利用できないという問題がある。
【0006】
更に、特許文献1の構成には、1個の牽引装置を用いる構成が開示されているのみであり(特許文献1の図3参照)、この構成では、全ての牽引力が1本の牽引索に集中し、牽引可能な荷物の重量が1本の牽引索の強度で定まるため、強度の大きい牽引索を必要とするという問題がある。また、荷台上での荷物配置が横一列に揃っていない複数の荷物を同時にバランスよく牽引することはできないという不便さがある。
【0007】
本発明は、簡易な構造で、手動でも電動でも荷台から荷物を容易に引き出すことができる、フォークリフトに取り付けて用いるウインチ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のウインチ装置は、フォークリフトのマストに沿ってフォークと共に上下動するバックレストに取付けられ、前記バックレストの幅方向の一端部より外側に位置するように配置された手動又は電動の駆動部と、前記バックレストに取り付けられ、前記駆動部から回転力が伝達され、牽引部材を巻取り、前記牽引部材に連結された荷物を牽引するスプールと、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、簡易な構造で、手動でも電動でも荷台から荷物を容易に引き出すことができる、フォークリフトに取り付けて用いるウインチ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るウインチ装置の構成を説明する斜視図である。
本実施形態に係るウインチ装置の構成を説明する平面図である。
本実施形態に係るウインチ装置の構成を説明する正面図である。
本実施形態に係るウインチ装置のスプールの他の例に係るスプール及び牽引部材の固定方法を説明する断面図である。
本実施形態に係るウインチ装置で用いられる軸受をバックレストに取付けるための他の形態を説明する平面図である。
本実施形態に係るウインチ装置で用いられる軸受をバックレストに取付けるための他の形態を説明する側面図である。
本実施形態に係るウインチ装置を用いた荷下ろし方法を説明する側面図である(その1)。
本実施形態に係るウインチ装置を用いた荷下ろし方法を説明する側面図である(その2)。
本実施形態に係るウインチ装置を用いた荷下ろし方法を説明する側面図である(その3)。
変形例に係るウインチ装置の構成を説明する平面図である。
変形例に係るウインチ装置の構成を説明する正面図である。
変形例に係るウインチ装置のウインチを支持する取付具を説明する断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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