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公開番号
2025114046
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008453
出願日
2024-01-24
発明の名称
挟まれ防止装置
出願人
株式会社日立ビルシステム
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
B66B
5/00 20060101AFI20250729BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】容易に設置することができる脱レール検出装置及びその脱レール検出装置を備えるエレベーターを提供する。
【解決手段】脱レール検出装置20は、距離センサ22A,22Bと、安全コントローラ21(制御部)を備える。距離センサ22A,22Bは、乗りかご110に設置され、つり合いおもり120までの距離を検出する。安全コントローラ21は、距離センサ22A,22Bの検出結果に基づいてつり合いおもり120の脱レールの有無を判断する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
昇降路の頂部に配置され、プーリを回転可能に支持するプーリ支持板に装着する挟まれ防止装置であって、
前記プーリ支持板の上端に係合する上係合部を有する第1部材と、
前記第1部材に摺動可能に係合して上下方向に移動可能であり、前記第1部材よりも下方に突出しており、前記プーリ支持板の下端に係合する下係合部を有する第2部材と、
前記第2部材に移動可能に支持され、前記上下方向に変位する安全バーと、を備える
挟まれ防止装置。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記上係合部は、前記プーリ支持板に磁気的に吸着する磁石を有する
請求項1に記載の挟まれ防止装置。
【請求項3】
前記下係合部は、前記プーリ支持板に磁気的に吸着する磁石を有する
請求項1又は2に記載の挟まれ防止装置。
【請求項4】
前記下係合部が前記プーリ支持板に係合する位置よりも下方の位置で前記第2部材を前記第1部材に固定する下ロック機構を備える
請求項1に記載の挟まれ防止装置。
【請求項5】
前記下係合部が前記プーリ支持板に係合する位置で前記第2部材を前記第1部材に固定する上ロック機構を備える
請求項1又は4に記載の挟まれ防止装置。
【請求項6】
前記第1部材は、筒状に形成されており、
前記第2部材の上部は、前記第1部材の内側に収容可能であり、前記第2部材の下部は、前記第1部材の軸方向の一端から突出している
請求項1に記載の挟まれ防止装置。
【請求項7】
前記安全バーは、前記第2部材に回転可能に支持されている
請求項1に記載の挟まれ防止装置。
【請求項8】
前記安全バーを下方に付勢する付勢部材を備える
請求項1に記載の挟まれ防止装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、挟まれ防止装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
昇降路の頂部にプーリが配置され、そのプーリに主ロープが巻きかけられたエレベーターが知られている。このようなエレベーターの乗りかご上で作業を行う場合に、作業者は、主ロープを掴んで体勢を安定させる。しかし、主ロープを掴んだ状態で乗りかごを昇降路の上部へ移動させると、主ロープを掴んだ作業者の手が、プーリと主ロープの間に挟まれてしまう可能性がある。
【0003】
特許文献1には、プーリとロープとの間に作業員の手や身体の一部が巻き込まれることを防止するための巻き込み防止装置が開示されている。特許文献1に開示された巻き込み防止装置は、ロープを巻掛けるプーリ、及びプーリの回転軸を軸支する支持体を備えた滑車に装備される。
【0004】
巻き込み防止装置は、滑車の両側面の少なくとも一部を覆うカバーと、カバーを支持体に着脱する着脱機構とを備えており、カバーは、プーリから繰り出されたロープを挿通する挿通部を有している。着脱機構は、支持体に設けた被掛止部と、カバーに設けられて被掛止部を着脱自在に掛止する掛止爪と、掛止爪を動作させることにより被掛止部に着脱させる動作機構とを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-225318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載された巻き込み防止装置は、滑車に装着する場合に、掛止爪を被掛止部に掛止した状態で被掛止部の下面と支持体の底板の上面とを当接させる。そのため、巻き込み防止装置を滑車に装着する作業者は、滑車に手が届く位置にいる必要がある。
【0007】
このような巻き込み防止装置を既設のエレベーターの滑車に装着する場合は、作業者が乗りかごの上に乗って、その乗りかごを上昇させて、滑車に接近することになる。このとき、主ロープを掴んだ作業者の手が、プーリと主ロープの間に挟まれてしまう可能性がある。すなわち、巻き込み防止装置を滑車に装着する前に、主ロープを掴んだ作業者の手がプーリと主ロープの間に挟まれてしまう可能性がある。
【0008】
本目的は、上記の問題点を考慮し、既設のエレベーターを保守点検する際にプーリとロープとの間に手指が挟まれることを防止できる挟まれ防止装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面を反映した挟まれ防止装置は、昇降路の頂部に配置され、プーリを回転可能に支持するプーリ支持板に装着する。挟まれ防止装置は、第1部材と、第2部材と、安全バーとを備える。第1部材は、プーリ支持板の上端に係合する上係合部を有する。第2部材は、第1部材に摺動可能に係合して上下方向に移動可能であり、第1部材よりも下方に突出している。第2部材は、プーリ支持板の下端に係合する下係合部を有する。安全バーは、第2部材に移動可能に支持され、上下方向に変位する。
【発明の効果】
【0010】
上記構成の挟まれ防止装置によれば、既設のエレベーターを保守点検する際にプーリとロープとの間に手指が挟まれることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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