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公開番号
2025111935
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-31
出願番号
2024005883
出願日
2024-01-18
発明の名称
搬送車両
出願人
株式会社アットロボティクス
代理人
弁理士法人IPX
主分類
B66F
9/065 20060101AFI20250724BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】パレットへの挿入時において搬送車両への衝撃を防止可能であるとともに、パレット運搬後に走行させる際において局所的な負荷増大を軽減可能な搬送車両等を提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、搬送車両が提供される。この搬送車両は、車両本体110と、基台部120と、フォーク130と、昇降部とを備える。車両本体は、走行用後輪111を有し、走行用後輪の動作に応じて搬送車両全体を移動させるように構成される。基台部は、車両本体に支持される。フォークは、基台部に接続され、水平方向に延びるように形成される。昇降部は、基台部に接続され、基台部及びフォークを昇降させるように構成される。フォークは、走行用前輪131及び中間車輪133を有する。フォークは、昇降部による作用により、中間車輪を支点として、走行用前輪が接地面から浮上するように傾斜する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送車両であって、
車両本体と、基台部と、フォークと、昇降部とを備え、
前記車両本体は、走行用後輪を有し、前記走行用後輪の動作に応じて前記搬送車両全体を移動させるように構成され、
前記基台部は、前記車両本体に支持され、
前記フォークは、前記基台部に接続され、水平方向に延びるように形成され、
前記昇降部は、前記基台部に接続され、前記基台部及び前記フォークを昇降させるように構成され、
前記フォークは、走行用前輪及び中間車輪を有し、
前記走行用前輪は、前記基台部とは反対側の端部である前端部に配置され、
前記中間車輪は、前記基台部に接続された側の端部である後端部、又は前記前端部と前記後端部との間の中間部に配置され、
前記昇降部は、前記中間車輪が接地している状態において、前記基台部に対して作用可能に構成され、
前記フォークは、前記昇降部による前記作用により、前記中間車輪を支点として、前記走行用前輪が接地面から浮上するように傾斜する、
搬送車両。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の搬送車両において、
前記フォークの傾斜角度は、前記昇降部による前記作用の量に応じて変化する、
搬送車両。
【請求項3】
請求項1に記載の搬送車両において、
前記フォークは、前記前端部の厚みよりも前記後端部の厚みの方が少なく形成されている、
搬送車両。
【請求項4】
請求項1に記載の搬送車両において、
前記中間車輪は、ねじ込み式キャスタである、
搬送車両。
【請求項5】
請求項1に記載の搬送車両において、
さらに、リンク機構を備え、
前記リンク機構は、前記基台部と前記走行用前輪との間に介在し、
前記リンク機構は、前記フォークの傾斜時に前記走行用前輪を前記フォークの内部に移動させるように構成される、
搬送車両。
【請求項6】
請求項5に記載の搬送車両において、
前記リンク機構は、第1リンク部、第2リンク部及び第3リンク部を含み、
前記第1リンク部は、前記基台部に揺動可能に支持され、
前記第2リンク部は、前記第1リンク部に接続され、前記フォークと略平行方向にスライド可能に構成され、
前記第3リンク部は、前記第2リンク部に接続され、前記フォークの前記前端部に揺動可能に支持され、
前記走行用前輪は、前記第3リンク部に接続され、
前記第1リンク部は、前記基台部の下降に応じて揺動し、
前記第2リンク部は、前記第1リンク部の揺動に応じてスライドし、
前記第3リンク部は、前記第2リンク部のスライドに応じて揺動し、前記走行用前輪を前記フォークの内部に移動させる、
搬送車両。
【請求項7】
請求項1に記載の搬送車両において、
前記走行用後輪は、全方向車輪であり、
前記走行用前輪は、自在キャスタである、
搬送車両。
【請求項8】
請求項7に記載の搬送車両において、
前記走行用前輪は、双輪の自在キャスタである、
搬送車両。
【請求項9】
請求項1に記載の搬送車両において、
前記走行用後輪は、差動駆動が可能な駆動輪であり、
前記走行用前輪は、一方向キャスタである、
搬送車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ローリフトが開示されている。
【0003】
このローリフトについて説明する。単動式シリンダ装置を備えた駆動部と、リフトアームを介して連結された基台部と、前方に延出し荷物積載用パレットに挿入されるフォークと、フォークの先端に起伏可能に取り付けられるとともにリフトアームとプッシュロッドを介して連結され、上記シリンダ装置の昇降に伴うリフトアームの回動により起伏してフォークを昇降せしめるロードホイールを具備し、基台部下端のフォークの基端部付近に、基台部の下降途中で接地する補助輪を設け、接地後にプッシュロッドをリフトアーム側に引いて、ロードホイールをフォーク内部に格納する。付勢手段として、フォークとプッシュロッドとの間に、コイルスプリングを設ける。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平08-113145号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたローリフトでは、フォークの前端部に配置されたロードホイールは、フォークを下降させた際に自動的にフォーク内部に格納される。したがって、当該ローリフトでは、フォークをパレットに挿入する際、ロードホイールがパレットの路面側のボードと干渉しないため、パレットへの挿入時におけるローリフトへの衝撃が防止される。しかしながら、当該ローリフトでは、パレット運搬後に走行させる際、補助輪に対してフォーク全体の重量がかかるため、補助輪周りの部品故障率が増大する恐れがあった。
【0006】
本発明では上記事情を鑑み、パレットへの挿入時において搬送車両への衝撃を防止可能であるとともに、パレット運搬後に走行させる際において局所的な負荷増大を軽減可能な搬送車両等を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によれば、搬送車両が提供される。この搬送車両は、車両本体と、基台部と、フォークと、昇降部とを備える。車両本体は、走行用後輪を有し、走行用後輪の動作に応じて搬送車両全体を移動させるように構成される。基台部は、車両本体に支持される。フォークは、基台部に接続され、水平方向に延びるように形成される。昇降部は、基台部に接続され、基台部及びフォークを昇降させるように構成される。フォークは、走行用前輪及び中間車輪を有する。走行用前輪は、基台部とは反対側の端部である前端部に配置される。中間車輪は、基台部に接続された側の端部である後端部、又は前端部と後端部との間の中間部に配置される。昇降部は、中間車輪が接地している状態において、基台部に対して作用可能に構成される。フォークは、昇降部による作用により、中間車輪を支点として、走行用前輪が接地面から浮上するように傾斜する。
【0008】
このような態様によれば、パレットへの挿入時において搬送車両への衝撃を軽減することができるとともに、パレット運搬後に走行させる際において局所的な負荷増大を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
パレットトラック100の構成を示す図である。
パレット200の平面側斜視図である。
パレット200の底面側斜視図である。
フォーク130の位置を図1の状態から下降させた状態を示す図である。
フォーク130を図4の状態から傾斜させた状態を示す図である。
フォーク130を図5の状態からさらに傾斜させた状態を示す図である。
傾斜したフォーク130をパレット200に差し込む前の状態を示す図である。
傾斜したフォーク130をパレット200の途中まで差し込んだ状態を示す図である。
傾斜したフォーク130をパレット200の奥まで差し込んだ状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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