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公開番号
2025107726
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001095
出願日
2024-01-09
発明の名称
インキ交換機構
出願人
独立行政法人 国立印刷局
代理人
主分類
B41F
31/02 20060101AFI20250714BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】インキの交換及び誤投入防止のための確認作業を全て自動化することで、作業の効率化及び損紙の発生を防止可能なインキ交換機構を提供する。
【解決手段】印刷機において、使用済みの空インキ容器とインキが貯蔵されたインキ容器を交換するインキ交換機構であって、印刷機が備えるインカーへインキを供給するインキ自動供給手段を有するインキ供給部と、インキ容器を待機させる予備インキ容器待機部と、予備インキ容器待機部から搬送されたインキ容器を、インキ供給部まで搬送する予備インキ容器搬送手段と、空インキ容器を排出する空インキ容器排出手段を有するインキ容器搬送部と、インキ容器のインキ情報を読み取るインキ情報読取部と、インキ容器及び空インキ容器の交換を制御する制御部を少なくとも備えることを特徴とするインキ交換機構である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷機のインキ交換において、使用済みの空インキ容器とインキが貯蔵されたインキ容器を交換するインキ交換機構であって、
前記インキ容器から前記印刷機が備えるインカーへ前記インキを供給するインキ自動供給手段を有するインキ供給部と、
前記インキ容器を待機させる予備インキ容器待機部と、
前記予備インキ容器待機部から搬送されたインキ容器を、前記インキ供給部まで搬送する予備インキ容器搬送手段と、前記インキ供給部にある空インキ容器を排出する空インキ容器排出手段を有するインキ容器搬送部と、
前記予備インキ容器待機部から前記インキ供給部までに、前記インキ容器のインキ情報を読み取るインキ情報読取部と、
前記インキ情報読取部の読取結果に応じて、前記インキ容器及び前記空インキ容器の交換を制御する制御部と、
を少なくとも備えることを特徴とするインキ交換機構。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記インキ供給部が、二つ以上の前記インキ自動供給手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のインキ交換機構。
【請求項3】
前記インキ交換機構が、少なくとも前記インキ容器に取り付けられているインキ蓋の取り外しを行うためのインキ蓋着脱部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のインキ交換機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷機のインキ交換において、インキの交換作業及び誤投入防止のための確認作業を自動化するインキ交換機構に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷方式には凹版印刷、オフセット印刷、グラビア印刷等が挙げられる。そのうちの一つである凹版印刷は、文字や線のくぼみがある版面の全面に凹版インキを付けて、これを布、ローラ、ドクター等で拭き取り、くぼみの部分に残った凹版インキを基材に転移させる印刷方式である。この方式は、盛り上がりのある独特な印刷画線が得られるため銀行券や証券等の貴重印刷物の印刷に用いられる。
【0003】
また、凹版印刷に用いる凹版インキは、オフセット印刷等に用いられるインキと比較して、著しく粘度が高く、流動性が低いことが特徴である。そのため、インキの粘度や流動性によってインキの供給手段が異なり、凹版インキの場合、人による手投入と装置による自動投入が挙げられる。
【0004】
一例として、凹版インキを凹版印刷機のインキつぼに供給する場合、凹版インキをインキ容器からインキへら等で取り出し、人が投入する方法と、容積式やエアー式のポンプを具備した自動供給装置を利用する方法があり、本出願人は、ポンプを具備した凹版インキ自動供給装置に関する技術を提案している(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
図1は、特許文献1に記載された凹版インキ自動供給装置の構成を示す図である。従来の凹版インキ自動供給装置は、図1に示すとおり、ポンプを用いたインキ自動供給手段(11)により、凹版インキ(2)が貯蔵されたインキ容器(3)内に接続された吸引口(15)から凹版インキ(2)を引き込む。次に、凹版インキ(2)は、ホース等の供給管(14)を通じて凹版印刷機の内部に位置するインカー部(50)まで運ばれ、凹版インキつぼ(51)の上部に配置された吐出口(16)から凹版インキ(2)を吐出することで、凹版インキ(2)が供給される構成になっている。
【0006】
また、銀行券等の貴重印刷物の印刷においては、複数の色のインキや機能性を有するインキを用いることが一般的であり、作業者がインキ交換を行う際、インキの誤投入による損紙の発生を防止するためのインキ供給監視装置について、本出願人は提案している(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
特許文献2の技術は、インキつぼ内の凹版インキの機能性を非接触で連続的に検査して、凹版インキが誤投入された場合に、アラーム等によって作業者に知らせることで、損紙の発生を防止するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2007-175995号公報
特許第4714847号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1は、凹版インキ自動供給装置にセットされたインキ容器から、自動で凹版インキを凹版インキつぼへ供給することが可能であるが、供給中のインキ容器内の凹版インキがなくなると、作業者が空になったインキ容器を凹版インキ自動供給装置から取り外し、新しいインキ容器を凹版インキ自動供給装置にセットする交換作業と、凹版インキの誤投入を防止するための確認作業を行う必要があり、作業効率のよいものではなかった。
【0010】
また、同時に複数の凹版インキを使用している際に、複数のインキ容器が同時に空になった場合、作業者によるインキ容器の交換作業等に時間を要してしまい、インキつぼ内の凹版インキがなくなってしまう、いわゆるつぼ枯れを起こすことによって、損紙が発生する恐れがあった。
(【0011】以降は省略されています)
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