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公開番号2025104963
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223177
出願日2023-12-28
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250703BHJP(信号)
要約【課題】バス車両の状況を後方車両に伝える。
【解決手段】通知部と、制御部と、を備える情報処理装置1であって、制御部は、停留所に停まっているバス車両2の停留時間を予測することと、通知部を介して、停留時間を含むバス車両2の走行に関する情報を、バス車両2の後方を走行する後方車両3に対して通知することと、を含む動作を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
通知部と、制御部と、を備える情報処理装置であって、前記制御部は、
停留所に停まっているバス車両の停留時間を予測することと、
前記通知部を介して、前記停留時間を含む前記バス車両の走行に関する情報を、前記バス車両の後方を走行する後方車両に対して通知することと、を含む動作を実行する、情報処理装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記通知部による前記通知は、路面に描画することによって行われる、情報処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理装置において、前記動作は、
前記バス車両が前記停留所から発進した後の前記バス車両の走行予定動作を判定すること、を含み、
前記バス車両の走行に関する情報は、前記走行予定動作を示す情報を含む、情報処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理装置において、前記動作は、
前記バス車両の発車又は停車継続を判定すること、を含み、
前記バス車両の走行に関する情報は、前記発車又は前記停車継続を示す情報を含む、情報処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記情報処理装置は、前記バス車両と前記後方車両とが走行する道路の傍に設置される、情報処理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理装置を用いたMaaS(Mobility as a Service)提供方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、所定の交通領域を通過予定の自動運転車両の挙動に応じて、当該自動運転車両以外の車両又は歩行者等に対し通行可否又は注意喚起等の報知を行う報知システムが開示されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-050629号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バス車両が停留所に停まっているとき、バス車両の後方から接近する後方車両は、バス車両がいつ発車するか等のバス車両の状況がわからず、バス車両を追い越すか否かを判断することが難しい。結果的に、後方車両が、無理にバス車両を追い越すことになってしまい、バス車両及び後方車両が、交通安全上、危険な状況になることがあり得る。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、バス車両の状況を後方車両に伝えることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、
通知部と、制御部と、を備える情報処理装置であって、前記制御部は、
停留所に停まっているバス車両の停留時間を予測することと、
前記通知部を介して、前記停留時間を含む前記バス車両の走行に関する情報を、前記バス車両の後方を走行する後方車両に対して通知することと、を含む動作を実行する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施形態によれば、バス車両の状況を後方車両に伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の情報処理装置の使用例を示す図である。
本実施形態の情報処理システムの概略図である。
情報処理装置の構成を示すブロック図である。
情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本実施形態の情報処理装置1の使用例を示す図である。図1に示されるように、情報処理装置1は、停留所に停まっているバス車両2の走行に関する情報を、バス車両2の後方を走行する後方車両3に対して通知する。一実施形態として、図1では、情報処理装置1が、バス車両2の停留所における停留時間を予測する例が示される。情報処理装置1が、バス車両2の走行に関する情報のうちの1つとして当該予測した停留時間を、「バスは5分後に発車します」と路面に描画することによって後方車両3に通知する例が示されるが、これに限られない。一実施形態として、図1では、情報処理装置1が、バス車両2と後方車両3とが走行する道路の傍の路面上に設置される例を示すが、これに限定されない。情報処理装置1は、例えば、屋根付きバス停留所の屋根、又は道路上部に渡された橋若しくは門型の柱に設置する等の、道路近くの任意の場所に設置されてよい。図1では、情報処理装置1は、バス車両2又は停留所と後方車両3との間に設置される例を示すが、これに限られない。後方車両3は、バス車両2の後方を走行する任意の車両であってよく、例えば、自動車、自動二輪車、原動機付自転車、軽車両を含む。
【0010】
本実施形態におけるバス車両2は、自動運転車両であることに基づいて説明されるが、バス車両2は、運転手が運転するバス車両であってよい。後方車両3にとって、運転手が運転するバス車両は、運転手がプロであることから、無理な発車はしないとの認識がある。一方で、自動運転のバス車両は、突如動き出すかもしれないとの不安感が後方車両3にはある。本開示によれば、情報処理装置1は、バス車両2が自動運転車両であるとき、バス車両2が自動運転であることに伴う不安感を解消し、後方車両3の安心感を醸成することをさらに可能にする。本実施形態におけるバス車両2の形態の例は、例えば以下の通りである。
・乗降口が1つのバス車両(この場合、降車する人が先に降りて、次に、乗車する人が乗る。)
・乗降口が乗車用と降車用との2つに分かれているバス車両(この場合、乗降は同時に行われる。)
・専ら乗車又は降車のみ行うバス車両(この場合、バス車両は例えば、シャトルバス、送迎バスのようなものである。最終目的地までの行程では、乗車又は降車する人のみであり、途中で乗降が同時に行われることはない。)
・バス車両への乗降に関して予約をすることのできる予約システムを導入したバス車両(この場合、予約された乗降人数に関する情報を予め取得することができる。)
(【0011】以降は省略されています)

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