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公開番号2025104998
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223242
出願日2023-12-28
発明の名称制御システム、路側装置、及び制御方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/09 20060101AFI20250703BHJP(信号)
要約【課題】歩行者及び車両に情報を通知する技術を改善する。
【解決手段】制御システム1は、路側装置20と、路側装置20と通信可能なサーバ30とを備え、路側装置20は、稼働開始後、所定時間が経過するとき、稼働モードから、稼働モードよりも消費電力が低減するスリープモードに移行し、サーバ30は、第1条件が満たされるとき、路側装置20に対してスリープモードの解除指示を送信し、路側装置20は、解除指示の受信に応じて、スリープモードを解除して稼働モードに復帰する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
路側装置と、前記路側装置と通信可能なサーバと、を備える制御システムであって、
前記路側装置は、稼働開始後、所定時間が経過するとき、稼働モードから、前記稼働モードよりも消費電力が低減するスリープモードに移行し、
前記サーバは、第1条件が満たされるとき、前記路側装置に対して前記スリープモードの解除指示を送信し、
前記路側装置は、前記解除指示の受信に応じて、前記スリープモードを解除して前記稼働モードに復帰する、制御システム。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
請求項1に記載の制御システムであって、
前記第1条件は、前記路側装置に接近中の自動運転車両から前記路側装置までの第1の時間距離が閾値未満になること、前記自動運転車両が前記路側装置を通過する予定時刻の所定時間前の時刻になること、及び前記自動運転車両の運行日であることの少なくとも1つである、制御システム。
【請求項3】
制御部と、サーバと通信可能な通知部と、を備える路側装置であって、
前記制御部は、前記路側装置の稼働開始後、所定時間が経過するとき、前記路側装置を稼働モードから、前記稼働モードよりも消費電力が低減するスリープモードに移行させ、
前記サーバから、前記通知部を介して、前記スリープモードの解除指示を受信するとき、前記解除指示の受信に応じて、前記スリープモードを解除して、前記路側装置を前記稼働モードに復帰させ、前記稼働モードにおいて、前記路側装置のバッテリ残量が第1基準値未満になるとき、前記路側装置の機能の一部を解除し、前記バッテリ残量が第2基準値未満になるとき、前記路側装置の稼働を停止する、路側装置。
【請求項4】
請求項3に記載の路側装置であって、
前記制御部は、前記スリープモードの解除指示の受信に応じて、前記路側装置を前記稼働モードに復帰させた後、第2条件が満たされるとき、前記路側装置を再び前記稼働モードから前記スリープモードに移行させる、路側装置。
【請求項5】
路側装置が実行する制御方法であって、
前記路側装置の稼働開始後、所定時間が経過するとき、前記路側装置を稼働モードから、前記稼働モードよりも消費電力が低減するスリープモードに移行させることと、
サーバから、前記スリープモードの解除指示を受信するとき、前記解除指示の受信に応じて、前記スリープモードを解除して、前記路側装置を前記稼働モードに復帰させることと、
前記稼働モードにおいて、前記路側装置のバッテリ残量が第1基準値未満になるとき、前記路側装置の機能の一部を解除することと、
前記バッテリ残量が第2基準値未満になるとき、前記路側装置の稼働を停止することと、
を含む、制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御システム、路側装置、及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、歩行者及び車両に情報を通知する技術が知られている。例えば特許文献1には、所定の交通領域を通過する予定の自動運転車両の挙動に応じて、当該自動運転車両以外の車両及び歩行者などに対し、通行可否或いは注意喚起情報などを通知する通知システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-50629号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両及び歩行者に情報を通知する路側装置を任意の場所に設置可能とするため、当該装置を可搬型で内部バッテリ駆動の仕様とする場合、消費電力を低減する必要がある。しかし、特許文献1には、路側装置の消費電力の低減に関する技術が開示されていない。したがって、歩行者及び車両に情報を通知する技術には改善の余地があった。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、歩行者及び車両に情報を通知する技術を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る制御システムは、路側装置と、前記路側装置と通信可能なサーバと、を備える制御システムであって、前記路側装置は、稼働開始後、所定時間が経過するとき、稼働モードから、前記稼働モードよりも消費電力が低減するスリープモードに移行し、前記サーバは、第1条件が満たされるとき、前記路側装置に対して前記スリープモードの解除指示を送信し、前記路側装置は、前記解除指示の受信に応じて、前記スリープモードを解除して前記稼働モードに復帰する。
【0007】
本開示の一実施形態に係る路側装置は、制御部と、サーバと通信可能な通知部と、を備える路側装置であって、前記制御部は、前記路側装置の稼働開始後、所定時間が経過するとき、前記路側装置を稼働モードから、前記稼働モードよりも消費電力が低減するスリープモードに移行させ、前記サーバから、前記通知部を介して、前記スリープモードの解除指示を受信するとき、前記解除指示の受信に応じて、前記スリープモードを解除して、前記路側装置を前記稼働モードに復帰させ、前記稼働モードにおいて、前記路側装置のバッテリ残量が第1基準値未満になるとき、前記路側装置の機能の一部を解除し、前記バッテリ残量が第2基準値未満になるとき、前記路側装置の稼働を停止する、路側装置。
【0008】
本開示の一実施形態に係る制御方法は、路側装置が実行する制御方法であって、前記路側装置の稼働開始後、所定時間が経過するとき、前記路側装置を稼働モードから、前記稼働モードよりも消費電力が低減するスリープモードに移行させることと、サーバから、前記スリープモードの解除指示を受信するとき、前記解除指示の受信に応じて、前記スリープモードを解除して、前記路側装置を前記稼働モードに復帰させることと、前記稼働モードにおいて、前記路側装置のバッテリ残量が第1基準値未満になるとき、前記路側装置の機能の一部を解除することと、前記バッテリ残量が第2基準値未満になるとき、前記路側装置の稼働を停止することと、を含む。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一実施形態によれば、歩行者及び車両に情報を通知する技術が改善される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態に係る制御システムの概略構成例を示すブロック図である。
制御システムの動作例を示すフローチャートである。
路側装置の動作例を示すフローチャートである。
交通領域を説明する概略図である。
消費電力モードの遷移を説明する概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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