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公開番号2025104616
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222542
出願日2023-12-28
発明の名称危険回避システム、情報処理装置、及びコンピュータプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250703BHJP(信号)
要約【課題】
自車両の後方から接近する物体に応じて警告やドアの開動作制限が可能な危険回避システムを提供する。
【解決手段】
危険回避システムにおいて、車両の後方画像を取得する後方画像取得部と、前記車両の後方から接近する物体の種類を検出する接近物検出部と、前記物体の速度を検出する接近物速度検出部と、前記物体の前記種類及び前記速度に応じて、前記車両の操作者への警告及び前記車両のドアの開動作制限の少なくとも一方を実行させるための危険回避処理部と、前記ドアの開動作制限を行うためのドア開動作制限機構と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1



特許請求の範囲【請求項1】
車両の後方画像を取得する後方画像取得部と、
前記車両の後方から接近する物体の種類を検出する接近物検出部と、
前記物体の速度を検出する接近物速度検出部と、
前記物体の前記種類及び前記速度に応じて、前記車両の操作者への警告及び前記車両のドアの開動作制限の少なくとも一方を実行させるための危険回避処理部と、
前記ドアの開動作制限を行うためのドア開動作制限機構と、を有することを特徴とする危険回避システム。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記後方画像取得部は、前記後方画像を取得するための後方撮像装置から前記後方画像を取得することを特徴とする請求項1に記載の危険回避システム。
【請求項3】
前記危険回避処理部は、前記種類及び前記速度に応じて、危険度を取得する危険度取得部を備え、前記危険度に応じて、前記警告及び前記ドアの開動作制限の少なくとも一方を実行することを特徴とする請求項1に記載の危険回避システム。
【請求項4】
前記危険度取得部は、前記種類が自動車又は自動二輪車の場合は、前記種類が人間の場合よりも、前記危険度を高くすることを特徴とする請求項3に記載の危険回避システム。
【請求項5】
前記危険度取得部は、前記速度が速い程、前記危険度を高くすることを特徴とする請求項3に記載の危険回避システム。
【請求項6】
前記危険回避処理部は、前記物体の走行経路を予測する接近物経路検出部を備え、
前記車両の前記ドアを開けると、前記ドアが前記走行経路と重なると判別される場合に、前記警告及び前記ドアの開動作制限の少なくとも一方を実行することを特徴とする請求項1に記載の危険回避システム。
【請求項7】
前記危険回避処理部は、前記速度に応じて前記警告及び前記ドアの開動作制限の少なくとも一方を実行するタイミングを変更することを特徴とする請求項1に記載の危険回避システム。
【請求項8】
前記危険回避処理部は、前記ドアと前記物体が衝突する予想時間に応じて、前記警告及び前記ドアの開動作制限の少なくとも一方を実行するタイミングを設定することを特徴とする請求項1に記載の危険回避システム。
【請求項9】
前記危険回避処理部は、前記警告及び前記ドアの開動作制限を実行する場合に、前記警告及び前記ドアの開動作制限のタイミングをずらして設定することを特徴とする請求項1に記載の危険回避システム。
【請求項10】
前記危険回避処理部は、前記車両の両サイドの近傍に他の物体が存在している場合は、前記後方から接近する前記物体の前記種類を歩行者と判断することを特徴とする請求項1に記載の危険回避システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のドア開動作における危険回避システム、情報処理装置、及びコンピュータプログラム等に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
駐車場や路肩に停車すると車外に出るためにドアを開ける動作が発生する。その際に、ドアを開けるタイミングで、車両の近くを通る人や車がいると衝突してしまうという課題がある。特に、後部座席のドアは子供が開けることが多く、サイドミラーなどで車両後方からの人を確認することが難しいという課題がある。
【0003】
上記課題を解決する手段として、特許文献1では、車両に取り付けられたカメラやセンサを用いて、車両後方からの人や車などを検知して車内に警告したり、ドアの開動作を制限するシステムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-8576号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
車両を駐車場などに停車し車両から降車する場合、隣に駐車している車両に対して、開いたドアがぶつけないように注意する。又、運転席や助手席から降車する場合は、サイドミラーやバックミラーなどを見て、後方からの人や車両が接近してきていないかを確認する。
【0006】
しかしながら、車両の後部座席に乗車している人は、サイドミラーやバックミラーを見ても、後方からの人や車両を確認することが難しい。この場合、運転席や助手席の人が後部座席の人に注意を促すこともあるが、その注意が間に合わないことも十分にあり得る。その結果、開けたドアと後方からの人や車が接触する事故が発生してしまうことになる。
【0007】
特許文献1では、車両後方からの接近物がある場合に、車内への警告やドアの開動作制限を行うため、開けたドアと後方からの人や車との接触を回避することはできる。しかしながら、例えば歩行者などがゆっくり近づいてきている場合でも、車両に接近していれば、警告やドアの開動作制限を実行することになる。
【0008】
そうなると、危険度が高くないシーンでも警告などが行われるため、ユーザーとしては、警告に慣れてしまい、注意力が低下してしまう。その結果、開けたドアと後方からの人や車が接触する事故が発生してしまう可能性がある。
【0009】
そこで本発明では、自車両の後方から接近する物体に応じて警告やドアの開動作制限が可能な危険回避システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の1側面の危険回避システムは、
車両の後方画像を取得する後方画像取得部と、
前記車両の後方から接近する物体の種類を検出する接近物検出部と、
前記物体の速度を検出する接近物速度検出部と、
前記物体の前記種類及び前記速度に応じて、前記車両の操作者への警告及び前記車両のドアの開動作制限の少なくとも一方を実行させるための危険回避処理部と、
前記ドアの開動作制限を行うためのドア開動作制限機構と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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