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公開番号2025104900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223070
出願日2023-12-28
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/09 20060101AFI20250703BHJP(信号)
要約【課題】手信号で行なわれる交通整理を支援して渋滞を減少させる
【解決手段】情報処理装置は、通信部と制御部とを備える。通信部は、複数の車両と通信可能である。制御部は、交差点近傍の交通量に基づいて手信号の切替タイミングを算出し、交差点で停止している先頭車両を特定し、通信部を介して先頭車両に設けられる先頭車両の外部から動作を認識可能な車載機器を、切替タイミングに基づいて制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の車両と通信可能な通信部と、
交差点近傍の交通量に基づいて手信号の切替タイミングを算出し、前記交差点で停止している先頭車両を特定し、前記通信部を介して前記先頭車両に設けられる前記先頭車両の外部から動作を認識可能な車載機器を、前記切替タイミングに基づいて制御する制御部と
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記車載機器は、ヘッドライト、ワイパー、クラクションの少なくとも何れかを含む、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記車載機器を手動操作ではできない動作方法で動作させる、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記交差点が片側に複数の車線がある交差点のとき、前記制御部は車線ごとに前記先頭車両を特定し、該車線ごとに特定された前記先頭車両の前記車載機器を、同一の前記切替タイミングに基づいて制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記交差点が十字路の交差点のとき、前記制御部は交差点を挟んで対向する車線の双方の先頭車両を特定し、該車線ごとに特定された前記先頭車両の前記車載機器を、同一の前記切替タイミングに基づいて制御する、請求項1に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プローブ車両から収集されたプローブ情報に基づいて、交差点につながる道路の渋滞状況を把握することにより、交差点の渋滞が解消するように信号機を制御する交通信号制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-146138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
地震または落雷等による災害時および停電時に信号機が使用できない場合、ならびに、信号機の無い交差点で渋滞が発生している場合、交通管理者である警察の警察官が、手信号により交通整理を行うことがある。従来技術の方法では、交通整理を行う警察官に対して信号切替の情報を提供することができないため、警察官を適切に支援することができなかった。そのため、警察官は、勘に頼って交通整理をするしかなかった。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、手信号で行なわれる交通整理を支援して渋滞を減少させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、複数の車両と通信可能な通信部と、交差点近傍の交通量に基づいて手信号の切替タイミングを算出し、前記交差点で停止している先頭車両を特定し、前記通信部を介して前記先頭車両に設けられる前記先頭車両の外部から動作を認識可能な車載機器を、前記切替タイミングに基づいて制御する制御部とを備えることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、手信号で行なわれる交通整理を支援して渋滞を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る情報処理装置を含む交通整理システムを説明する図である。
図1の情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
図1の車両の概略構成を示すブロック図である。
図1の情報処理装置を用いた交通整理の一例を説明する図である。
情報処理装置の制御部が実行する処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いられる図は模式的なものである。図面上の寸法比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。
【0010】
(交通整理システム)
図1は、本開示の情報処理装置10を含む交通整理システム1の全体構成を模式的に示す図である。交通整理システム1は、情報処理装置10に加え、道路40を走行する複数の車両20を含む。情報処理装置10と車両20とは、相互にネットワーク30を介して通信可能に構成される。ネットワーク30は、インターネットおよび移動体通信事業者等が提供する無線通信ネットワーク等を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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