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公開番号2025105064
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223354
出願日2023-12-28
発明の名称路側装置、方法及びシステム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250703BHJP(信号)
要約【課題】対象者に対して交通情報の支援を行う技術を改善する。
【解決手段】通信部21と、撮影部22と、通知部23と、制御部25と、を備える路側装置20であって、制御部25は、車道へ向かう歩行者が撮影部22の映像から検出されると、車道の状況に基づいて、車道を横断可能であることを示す第1情報を、歩行者に通知部23を介して通知し、第1情報の通知よりも後に、歩行者の存在を示す第2情報を、路側装置20に接近中の自動運転車両10である対象車両10の運転補助者に通信部21を介して通知する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
通信部と、撮影部と、通知部と、制御部と、を備える路側装置であって、
前記制御部は、
車道へ向かう歩行者が前記撮影部の映像から検出されると、前記車道の状況に基づいて、前記車道を横断可能であることを示す第1情報を、前記歩行者に前記通知部を介して通知し、
前記第1情報の通知よりも後に、前記歩行者の存在を示す第2情報を、前記路側装置に接近中の自動運転車両である対象車両の運転補助者に前記通信部を介して通知する、路側装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の路側装置であって、
前記制御部は、前記歩行者が前記映像から検出されると、前記路側装置を通過するまでの残り時間が第1閾値未満である自動運転車両が前記車道上に存在しない場合、前記第1情報を前記歩行者に通知する、路側装置。
【請求項3】
請求項2に記載の路側装置であって、
前記制御部は、前記残り時間が前記第1閾値未満である少なくとも1台の自動運転車両が前記車道上に存在する場合、前記車道の横断に関する制限を示す第3情報を、前記歩行者に前記通知部を介して通知する、路側装置。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の路側装置であって、
前記制御部は、
前記路側装置に接近中の各自動運転車両の前記残り時間を監視し、
自動運転車両の前記残り時間が前記第1閾値未満である第2閾値になると、前記自動運転車両を前記対象車両として決定する、路側装置。
【請求項5】
請求項4に記載の路側装置であって、
前記制御部は、
前記車道上に存在する各自動運転車両の位置の変化と、地図情報とに基づいて、前記自動運転車両の走行経路を推定し、
前記走行経路上に前記路側装置が設置されている各自動運転車両の前記残り時間を監視する、路側装置。
【請求項6】
請求項4に記載の路側装置であって、
前記制御部は、前記通信部を介して情報処理装置から、前記車道上に存在する各自動運転車両の走行経路を示す情報を取得し、
前記走行経路上に前記路側装置が設置されている各自動運転車両の前記残り時間を監視する、路側装置。
【請求項7】
請求項2又は3に記載の路側装置であって、
前記制御部は、
前記歩行者が前記映像から検出されると、前記残り時間が前記第1閾値未満である自動運転車両が前記車道上に存在するか否かを示す情報の取得要求を、前記通信部を介して情報処理装置へ送信し、
前記通信部を介して前記情報処理装置から前記情報を受信する、路側装置。
【請求項8】
通信部と、撮影部と、通知部と、を備える路側装置が実行する方法であって、
車道へ向かう歩行者が前記撮影部の映像から検出されると、前記車道の状況に基づいて、前記車道を横断可能であることを示す第1情報を、前記歩行者に前記通知部を介して通知すること、及び
前記第1情報の通知よりも後に、前記歩行者の存在を示す第2情報を、前記路側装置に接近中の自動運転車両である対象車両の運転補助者に前記通信部を介して通知すること
を含む、方法。
【請求項9】
請求項8に記載の方法であって、
前記路側装置は、前記歩行者が前記映像から検出されると、前記路側装置を通過するまでの残り時間が第1閾値未満である自動運転車両が前記車道上に存在しない場合、前記第1情報を前記歩行者に通知する、方法。
【請求項10】
請求項9に記載の方法であって、
前記残り時間が前記第1閾値未満である少なくとも1台の自動運転車両が前記車道上に存在する場合、前記車道の横断に関する制限を示す第3情報を、前記歩行者に前記通知部を介して通知することを更に含む、方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、路側装置、方法及びシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば歩行者及び車両の運転者若しくは運転補助者等の対象者に対して交通情報の支援を行う技術が知られている。例えば特許文献1には、所定の交通領域を通過予定の自動運転車両の挙動に応じて、当該自動運転車両以外の車両又は歩行車などに対し通行可否や注意喚起などの報知を行う報知システムについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-050629号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
対象者に対して交通情報の支援を行う技術の改善が望まれている。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、対象者に対して交通情報の支援を行う技術を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る路側装置は、
通信部と、撮影部と、通知部と、制御部と、を備える路側装置であって、
前記制御部は、
車道へ向かう歩行者が前記撮影部の映像から検出されると、前記車道の状況に基づいて、前記車道を横断可能であることを示す第1情報を、前記歩行者に前記通知部を介して通知し、
前記第1情報の通知よりも後に、前記歩行者の存在を示す第2情報を、前記路側装置に接近中の自動運転車両である対象車両の運転補助者に前記通信部を介して通知する。
【0007】
本開示の一実施形態に係る方法は、
通信部と、撮影部と、通知部と、を備える路側装置が実行する方法であって、
車道へ向かう歩行者が前記撮影部の映像から検出されると、前記車道の状況に基づいて、前記車道を横断可能であることを示す第1情報を、前記歩行者に前記通知部を介して通知すること、及び
前記第1情報の通知よりも後に、前記歩行者の存在を示す第2情報を、前記路側装置に接近中の自動運転車両である対象車両の運転補助者に前記通信部を介して通知することを含む。
【0008】
本開示の一実施形態に係るシステムは、
撮影部及び通知部を備える路側装置と、前記路側装置と通信可能な情報処理装置と、を備えるシステムであって、
前記路側装置は、
車道へ向かう歩行者が前記撮影部の映像から検出されると、前記車道の状況に基づいて、前記車道を横断可能であることを示す第1情報を、前記歩行者に前記通知部を介して通知し、
前記第1情報の通知よりも後に、前記歩行者の存在を示す第2情報を、前記路側装置に接近中の自動運転車両である対象車両の運転補助者に前記情報処理装置を介して通知する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一実施形態によれば、対象者に対して交通情報の支援を行う技術が改善される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の一実施形態に係るシステムの概略構成を示すブロック図である。
車両の概略構成を示すブロック図である。
路側装置の概略構成を示すブロック図である。
情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
一実施形態に係る路側装置の動作を示すフローチャートである。
他の実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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