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公開番号2025104983
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223218
出願日2023-12-28
発明の名称遠隔監視装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250703BHJP(信号)
要約【課題】車両に設定されたパラメータの値を遠隔オペレータが適切に把握できるようにし、車両の運行効率を向上する。
【解決手段】遠隔監視装置20は、車両30の自動運転に関する1つ以上のパラメータに設定された値に基づいて、当該車両30の運行を監視する。遠隔監視装置20は、車両30から第1のタイミングで送信された1つ以上のパラメータの値を示す第1情報をあらかじめ記憶した記憶部と、車両30から第1のタイミングよりも後の第2のタイミングで送信された1つ以上のパラメータの値を示す第2情報を取得すると、記憶部に記憶された第1情報と第2情報とを比較し、比較された結果に応じて、パラメータの値が更新されたことを示す更新情報を生成する制御部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の自動運転に関する1つ以上のパラメータに設定された値に基づいて、当該車両の運行を監視する遠隔監視装置であって、
前記車両から第1のタイミングで送信された前記1つ以上のパラメータの値を示す第1情報をあらかじめ記憶した記憶部と、
前記車両から前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングで送信された前記1つ以上のパラメータの値を示す第2情報を取得すると、前記記憶部に記憶された第1情報と前記第2情報とを比較し、比較された結果に応じて、パラメータの値が更新されたことを示す更新情報を生成する制御部と
を備える遠隔監視装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記第1情報及び前記第2情報には、前記車両において前記1つ以上のパラメータの値が設定された最新の時刻を示すタイムスタンプが付されており、
前記制御部は、前記第1情報に付された第1タイムスタンプと前記第2情報に付された第2タイムスタンプとを比較し、前記第1タイムスタンプと前記第2タイムスタンプとが異なる場合に、前記1つ以上のパラメータについて前記第1情報で示される値と前記第2情報で示される値とを比較して、差分があるかどうかを判定し、差分があると判定された場合に前記更新情報を生成する、請求項1に記載の遠隔監視装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1タイムスタンプと前記第2タイムスタンプとが異なる場合に、前記1つ以上のパラメータのうち、予め定めた所定のパラメータを選択し、選択された所定のパラメータについて前記第1情報で示される値と前記第2情報で示される値とを比較する、請求項2に記載の遠隔監視装置。
【請求項4】
前記制御部は、あるパラメータについて前記第1情報で示される値と前記第2情報で示される値とに差分があると判定された場合、当該パラメータの値として、前記第2情報で示される値を示す情報を前記更新情報として作成し、作成された更新情報を出力する制御を行う、請求項2又は請求項3に記載の遠隔監視装置。
【請求項5】
前記制御部は、値に差分があると判定されたパラメータに関連して前記車両の実走行において生じた変化量を、前記差分に基づいて算出し、算出された変化量を示す情報を、前記更新情報と合わせて出力する制御を行う、請求項4に記載の遠隔監視装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、遠隔監視装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の運行状況を遠隔監視者により管理する運行管理システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-45502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の自動運転を制御するためのパラメータの値を現地で技術者が変更した場合に、運行を遠隔で監視する遠隔監視センタの遠隔監視装置に変更後のパラメータの値が反映されないと、遠隔監視センタで車両の運行を監視する遠隔オペレータは、当該車両の実走行状態がパラメータの値から所期される走行状態と異なるとして、確認のため当該車両の運行を停止することがある。その結果、車両の運行効率が低下する。
【0005】
本開示の目的は、車両に設定されたパラメータの値を遠隔オペレータが適切に把握できるようにし、車両の運行効率を向上することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る遠隔監視装置は、
車両の自動運転に関する1つ以上のパラメータに設定された値に基づいて、当該車両の運行を監視する遠隔監視装置であって、
前記車両から第1のタイミングで送信された前記1つ以上のパラメータの値を示す第1情報をあらかじめ記憶した記憶部と、
前記車両から前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングで送信された前記1つ以上のパラメータの値を示す第2情報を取得すると、前記記憶部に記憶された第1情報と前記第2情報とを比較し、比較された結果に応じて、パラメータの値が更新されたことを示す更新情報を生成する制御部と
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両に設定されたパラメータの値を遠隔オペレータが適切に把握することができ、車両の運行効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係るシステムの構成を示す図である。
本開示の実施形態に係る遠隔監視装置の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係るサーバ装置の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係るシステムの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図を参照して説明する。
【0010】
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。本実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)

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