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公開番号2025105045
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223324
出願日2023-12-28
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B60H 3/00 20060101AFI20250703BHJP(車両一般)
要約【課題】ユーザが快適に車両を利用することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置は、車両内の前方部分に設けられたアロマディフューザの機能を有効にすることを指示する発話を車両のユーザから取得した場合に、発話したユーザの座席の位置を特定する。そして、情報処理装置は、特定した座席の位置が車両内において後方であるほど、車両内の前方部分に設けられたエアコンの風量を強くなるように変更する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両内の前方部分に設けられたアロマディフューザの機能を有効にすることを指示する発話を前記車両のユーザから取得した場合に、発話した前記ユーザの座席の位置を特定することと、
特定した前記座席の位置が前記車両内において後方であるほど、前記車両内の前方部分に設けられたエアコンの風量を強くなるように変更することと、
を実行するように構成される制御部を備える、
情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車室内に香りを発生させる香り発生装置を有する車両を複数人で共同で利用する車両共同利用システム用の制御装置が開示されている。制御装置は、車両の利用を開始するユーザが好む香りに関連する情報としてのユーザ好み情報とユーザが車両の利用を開始する利用開始日時とを取得する。そして、制御装置は、利用開始日時より前に、ユーザ好み情報に基づいてユーザが好む香りを香り発生装置から車室内に発生させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-169270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、ユーザが快適に車両を利用することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る情報処理装置は、
車両内の前方部分に設けられたアロマディフューザの機能を有効にすることを指示する発話を前記車両のユーザから取得した場合に、発話した前記ユーザの座席の位置を特定することと、
特定した前記座席の位置が前記車両内において後方であるほど、前記車両内の前方部分に設けられたエアコンの風量を強くなるように変更することと、
を実行するように構成される制御部を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示により、ユーザが快適に車両を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、車内環境システムの概略構成を示す図である。
図2は、本実施形態における車載装置の機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。
図3は、制御部が実行する情報処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
車両内のユーザが、車両内の前方部分に設けられたアロマディフューザに対して、香りを拡散させる機能を有効にすることを指示する発話を行う場合を想定する。このとき、アロマディフューザの機能を有効にすることを指示する発話を行ったユーザ(以下、「発話ユーザ」と称する場合がある)の座席が、車両内において後方であるほど、車両内の前方部分に設けられたアロマディフューザからの距離が大きくなる。そのため、発話ユーザの座席が車両内において後方であるほど、アロマディフューザから拡散された香りが発話ユーザに届きにくくなることが想定される。また、香りが届くとしても、発話ユーザの座席が車両内において後方であるほど、アロマディフューザから拡散された香りが発話ユーザに届くまでに時間がかかることが想定される。そうすると、香りを楽しみたいと考えている発話ユーザの車両の利用が快適なものでなくなる場合がある。そこで、本開示に係る情
報処理装置は、斯様な問題を解決する。
【0009】
本開示に係る情報処理装置の制御部は、アロマディフューザの機能を有効にすることを指示する発話を発話ユーザから取得した場合に、発話ユーザの座席の位置を特定する。ここで、車両内の前方部分には、エアコンが設けられている。つまり、アロマディフューザとエアコンとが車両内の前方部分に設けられている。そのため、アロマディフューザが拡散させた香りは、エアコンが発生させた風と共に車両内に拡散させることができる。そこで、情報処理装置の制御部は、特定した座席の位置が車両の後方であるほど、車両内の前方部分に搭載されたエアコンの風量を強くなるように変更する。
【0010】
このように、情報処理装置によって、発話ユーザの座席が後方にあるほど、エアコンの風量が強くなるように変更される。これにより、アロマディフューザから拡散された香りが、エアコンの風量を強くしない場合と比べて、エアコンから発生した風と共に車内に拡散されやすくなる。これにより、ディフューザが拡散させた香りが、発話ユーザに届きにくくなることを抑制することができる。また、ディフューザが拡散させた香りを、より早く発話ユーザに届けることができる。一方で、発話ユーザの座席が前方にあるほど、エアコンの風量が弱くなるように変更される。これにより、不必要に風量を強くすることなく、発話ユーザに対して香りを届けることができる。このようにして、ユーザが快適に車両を利用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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