TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025104529
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222400
出願日2023-12-28
発明の名称制御装置および車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B60L 58/24 20190101AFI20250703BHJP(車両一般)
要約【課題】電池の温度調整を適切なタイミングで開始することが可能な制御装置を提供する。
【解決手段】ECU10(制御装置)は、充電の実行が予測される時刻までの到着所要時間を算出するための情報(第1時間に基づく情報)を取得する端子1a(第1取得部)と、蓄電装置20(電池)の温度を充電に適切な適切温度に調整するのに要する温調所要時間を算出するための情報(第2時間に基づく情報)を取得する端子1b(第2取得部)と、を備える。ECU10は、到着所要時間(第1時間)の長さが、温調所要時間(第2時間)の長さ以下である場合に、蓄電装置20の温度が上記適切温度になるように蓄電装置20の温度調整を開始する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
充電が可能な電池を搭載する車両を制御する制御装置であって、
前記充電の実行が予測される時刻までの第1時間に基づく情報を取得する第1取得部と、
前記電池の温度を前記充電に適切な適切温度に調整するのに要する第2時間に基づく情報を取得する第2取得部と、を備え、
前記第1取得部により取得された情報に基づく前記第1時間の長さが、前記第2取得部により取得された情報に基づく前記第2時間の長さ以下である場合に、前記電池の温度が前記適切温度になるように前記車両に前記電池の温度調整を開始させる、制御装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記温度調整が開始された後に前記第1時間の長さが変化したことに起因して、前記第1時間の長さが前記第2時間と所定時間との合計長さよりも大きくなった場合に、前記車両に前記温度調整を停止させる、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記温度調整が完了した後に、再び、前記第1時間の長さが前記第2時間の長さ以下になった場合に、前記車両に前記温度調整を再び開始させる、請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記第1時間は、前記充電が可能な施設に前記車両が到達するのに要する時間の情報を含む、請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項5】
充電が可能な電池と、
請求項1または2に記載の制御装置と、を備える、車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置および車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特開2009-044887号公報(特許文献1)には、蓄電装置と、制御装置とを備える車両が開示されている。制御装置は、車両が目的地に到着した時に蓄電装置が充電に適する温度となるように蓄電装置の温度を管理する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-044887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1では、蓄電装置(電池)の温度調整を開始するタイミングが考慮されていない。このため、たとえば蓄電装置の温度調整が早期に開始されることに起因して、温度調整が実行される時間が過度に長くなることが考えられる。この場合、電費の悪化等が生じる。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電池の温度調整を適切なタイミングで開始することが可能な制御装置および車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の局面に係る制御装置は、充電が可能な電池を搭載する車両を制御する制御装置であって、充電の実行が予測される時刻までの第1時間に基づく情報を取得する第1取得部と、電池の温度を充電に適切な適切温度に調整するのに要する第2時間に基づく情報を取得する第2取得部と、を備える。制御装置は、第1取得部により取得された情報に基づく第1時間の長さが、第2取得部により取得された情報に基づく第2時間の長さ以下である場合に、電池の温度が適切温度になるように車両に電池の温度調整を開始させる。
【0007】
本開示の第1の局面に係る制御装置は、上記のように、第1時間の長さが第2時間の長さ以下である場合に、電池の温度が適切温度になるように車両に電池の温度調整を開始させる。これにより、充電が開始されるまでの第1時間が、電池の温度を適切温度に調整するのに要する第2時間よりも大きい場合に、電池の温度調整が開始されるのを抑制することができる。その結果、電池の温度調整が過度に(不必要に)長く実行されるのを抑制することができる。したがって、上記のように構成することにより、電池の温度調整を適切なタイミングで開始することができる。
【0008】
上記第1の局面に係る制御装置は、好ましくは、上記温度調整が開始された後に第1時間の長さが変化したことに起因して、第1時間の長さが第2時間と所定時間との合計長さよりも大きくなった場合に、車両に温度調整を停止させる。このように構成すれば、温度調整が開始された後に第1時間の長さが変化した(大きくなった)ことに起因して電池の温度調整が不要になった場合に、電池の温度調整が継続されるのを抑制することができる。その結果、電費が低下するのをより抑制することができる。
【0009】
上記第1の局面に係る制御装置は、好ましくは、上記温度調整が完了した後に、再び、第1時間の長さが第2時間の長さ以下になった場合に、車両に温度調整を再び開始させる。このように構成すれば、温度調整が完了した後に温度調整が再び必要となった場合にも、電池の温度調整を適切なタイミングで開始することができる。
【0010】
上記一の局面に係る制御装置において、好ましくは、第1時間は、充電が可能な施設に車両が到達するのに要する時間の情報を含む。このように構成すれば、充電が可能な施設に車両が到達するのに要する時間に基づいて、電池の温度調整を容易に適切なタイミングで開始することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池
7日前
トヨタ自動車株式会社
車両
4日前
トヨタ自動車株式会社
方法
7日前
トヨタ自動車株式会社
方法
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両
5日前
トヨタ自動車株式会社
移動体
6日前
トヨタ自動車株式会社
充電器
4日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
4日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
6日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
7日前
トヨタ自動車株式会社
充電器
7日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
6日前
トヨタ自動車株式会社
電極触媒
5日前
トヨタ自動車株式会社
充電方法
4日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
7日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
路側装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
コネクタ
6日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
燃料電池
4日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
5日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
5日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
5日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
5日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
5日前
トヨタ自動車株式会社
車両修繕装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両下部構造
4日前
続きを見る