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公開番号
2025104729
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222743
出願日
2023-12-28
発明の名称
充放電試験方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
G01N
17/00 20060101AFI20250703BHJP(測定;試験)
要約
【課題】試験室内の湿度を低下させるために必要なエネルギーを最小限に抑えつつ、電池の充放電試験を効率的に行うこと。
【解決手段】試験室18が所定温度に制御される。その後、試験室18内の温度及び湿度が所定範囲内でない場合、着霜の有無が判定される。着霜があると判定された場合、除霜、及び、試験室18内の温度を所定値だけ低くなるように除湿が行われ、その後、試験室18内が所定温度に制御される。その後、試験室18内の温度及び湿度が所定範囲内である場合、電池22の充放電試験が行われる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
試験室内で電池の充放電試験を行う充放電試験方法であって、
前記試験室内を所定温度に制御する環境制御ステップと、
前記環境制御ステップの後、前記試験室内の温度及び湿度が所定範囲内ではない場合、前記試験室内の着霜の有無を判定する着霜判定ステップと、
前記着霜判定ステップによって着霜があると判定された場合、除霜、及び、前記試験室内の湿度を所定値だけ低くなるように除湿を行い、前記環境制御ステップに移行する湿度制御ステップと、
前記環境制御ステップに移行した後、前記試験室内の温度及び湿度が所定範囲内である場合、前記電池の充放電試験を行う充放電ステップと、
を含む、
ことを特徴とする充放電試験方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池の充放電試験方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の試験スケジュール下で電池の充放電試験を行う装置が記載されている。具体的には、第1の試験スケジュールの実行中に、電池の状態(例えば、形状変化、内部圧力、表面温度)が所定の変更条件を満たすと、当該装置は、第2の試験スケジュールを実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-161386号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、充放電試験においては、予め設定された温度条件下で電池の充放電が行われる。しかし、充放電試験室(例えば恒温恒湿槽)内の冷却器に着霜が発生すると、冷却効率が低下し、設定された温度条件下で充放電を行うことが困難になる。そのため、再試験が必要となることがある。また、湿度の高い環境下で恒温恒湿槽によって湿度を大きく低下させるためには、大きなエネルギーが必要となる。
【0005】
本開示の目的は、試験室内の湿度を低下させるために必要なエネルギーを最小限に抑えつつ、電池の充放電試験を効率的に行うことにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの態様は、試験室内で電池の充放電試験を行う充放電試験方法であって、前記試験室内を所定温度に制御する環境制御ステップと、前記環境制御ステップの後、前記試験室内の温度及び湿度が所定範囲内ではない場合、前記試験室内の着霜の有無を判定する着霜判定ステップと、前記着霜判定ステップによって着霜があると判定された場合、除霜、及び、前記試験室内の湿度を所定値だけ低くなるように除湿を行い、前記環境制御ステップに移行する湿度制御ステップと、前記環境制御ステップに移行した後、前記試験室内の温度及び湿度が所定範囲内である場合、前記電池の充放電試験を行う充放電ステップと、を含む、ことを特徴とする充放電試験方法である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、試験室内の湿度を低下させるために必要なエネルギーを最小限に抑えつつ、電池の充放電試験を効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る充放電試験システムの構成を示すブロック図である。
温度マップを示す図である。
実施形態に係る充放電試験方法の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施形態に係る充放電試験システム10の構成を示す。充放電試験システム10は、電池の充放電試験を行うシステムであり、恒温恒湿槽12、充放電装置14及び制御装置16を含む。
【0010】
恒温恒湿槽12は、試験室18及び空調室20を含む。試験対象の電池22が、試験室18内に配置される。空調室20は、温度センサ24、湿度センサ26及び熱交換器28を含み、試験室18内を空調する。温度センサ24は、試験室18内の温度を計測し、湿度センサ26は、試験室18内の湿度を計測する。これらの計測値(温度、湿度)は、制御装置16に出力される。温度及び湿度の指令が、制御装置16から恒温恒湿槽12に出力され、熱交換器28は、その指令に従って試験室18内を空調する。
(【0011】以降は省略されています)
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