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公開番号2025102884
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2025058129,2023537320
出願日2025-03-31,2021-12-21
発明の名称ストラップを備える腕時計
出願人マニュファクチュール・ドルロジュリ・オーデマ・ピゲ・ソシエテ・アノニム
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A44C 5/18 20060101AFI20250701BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約【課題】取り外し可能な連結部を備えたブレスレットのストラップを提供する。
【解決手段】本発明は、第1型のストランド又は複数のリンクと、第1型のストランド又はリンクに分離不能に連結された少なくとも1つの連結要素(7b)と、時計ケース(2)又は中留への連結が意図され、連結要素に分離可能に連結できる少なくとも1つの適合リンク(32b)であって、連結要素への連結を固定・固定解除するボタン(6b)を備える少なくとも1つの適合リンクと、を備えるストラップ(1)である。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ストラップ部分(3a、3b)と、
分離不能に前記ストラップ部分(3a、3b)に連結された少なくとも1つの連結要素(7a、7b)と、
審美的要素(2、5a、5b)に連結と、前記少なくとも1つの連結要素(7a、7b)に取り外し可能に連結とが意図された少なくとも1つの適合リンク(32a’、32b)と、を備え、
作動されると前記適合リンク(32a’、32b)を、
前記少なくとも1つの連結要素(7a、7b)が前記適合リンクに固定される固定位置から、
前記少なくとも1つの連結要素(7a、7b)を前記適合リンクへの連結から外せる固定解除位置に
動かすことが意図された固定・固定解除ボタン(6a、6b)を前記少なくとも1つ適合リンク(32a’、32b)が備え、
前記固定・固定解除ボタン(7a、7b)は、ブレスレットのストラップ(1)が着用されているときに隠されている、
ブレスレットのストラップ(1)。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記ストラップ部分が、柔軟な材料で全体的又は部分的に形成されたストラップ部分(3a)であるか、もしくは多関節リンク(3b)に作られたストラップ部分である、請求項1に記載のブレスレットのストラップ(1)。
【請求項3】
前記連結要素(7a、7b)と、前記又は各適合リンク(32a’、32b)とは、メス開口(10a、10b)に挿入されるオス部(9、11)を手段として、互いに取り外し可能に連結されていて、
前記固定・固定解除ボタン(6a、6b)が、
前記少なくとも1つの適合リンク(32a’、32b)が前記固定位置にあるとき前記オス部が前記メス開口から引き抜かれるのを防げるようにして、そして
前記少なくとも1つの適合リンク(32a’、32b)が前記固定解除位置にあるときこの引き抜きを可能にする、
請求項1又は2に記載のブレスレットのストラップ(1)。
【請求項4】
前記メス開口(10a)が、中留(5a、5b)の部分をなしていて、そして前記ストラップ部分(3a)の長さに対する横方向において溝をなしていて、
前記オス部(9)が、挿入又は引き抜かれるにつれて前記溝内を摺動するように設計されている、
請求項3に記載のブレスレットのストラップ(1)。
【請求項5】
固定の適合リンク(32a)及び可動の適合リンク(32a’)を備える少なくとも1行を備え、
前記固定の適合リンク(32a)及び前記可動の適合リンク(32a’)は前記中留(5a、5b)に連結されることが意図されていて、
前記可動の適合リンク(32a’)はこの理由用に、前記固定位置及び前記固定解除位置の間の前記溝に平行な軸線について旋回して、前記オス部(9)の前記溝(10a)に対する前記挿入又は前記引き抜きできるように、もしくは前記挿入と前記引き抜きとを個別に阻止するように設計されていて、
前記オス部が例えば支柱(9)である、
請求項4に記載のブレスレットのストラップ(1)。
【請求項6】
前記ブレスレットのストラップの第2ストラップ部分が、前記ブレスレットのストラップが締め付けられる際に、前記固定・固定解除ボタン(6a)が操作されるのを防ぐように設計されている、請求項5に記載のブレスレットのストラップ(1)。
【請求項7】
前記ブレスレットのストラップのストラップ部分(3b)が時計ケース(2)に連結されるとき、少なくとも1つの適合リンク(32b)、好ましくは2つの適合リンク(32b)は前記時計ケース(2)に連結される、請求項3に記載のブレスレットのストラップ(1)。
【請求項8】
前記又は各適合リンク(32b)が筐体(14)を備えて、
前記固定・固定解除ボタンが、前記又は各適合リンク(32b)の前記筐体(14)内に設けられる押しボタン(6b)の形をしていて、前記又は各適合リンク(32b)が前記固定位置から前記固定解除位置にされるときに、前記固定・固定解除ボタンが前記筐体(14)内で動ける、請求項7に記載のブレスレットのストラップ(1)。
【請求項9】
前記又は各適合リンク(32b)が、1側部に、前記筐体(14)と連通する通路(16)を備え、
前記又は各押しボタン(6b)が、前記筐体(14)内に設けられる、可動体(9)及び弾性部材(13)を備え、
前記可動体が前記メス開口(10b)を備え、
少なくとも1つの連結要素好ましくは2つの連結要素(7b)が、前記ストラップ部分(3b)に分離不能に連結されていて、
前記少なくとも1つの連結要素が、対応する前記又は各適合リンク(32b)の前記通路(16)及び前記メス開口(10b)に導入されると前記押しボタン又は複数の前記押しボタン(6b)を作動することを必要とせず前記ストラップ部分(3b)が前記時計ケース(2)に固定されるように設計されている、
請求項8に記載のブレスレットのストラップ(1)。
【請求項10】
前記可動体(9)が前記通路(16)に対向する歯(15)を備え、
前記又は各連結要素(7b)が、前記固定位置で前記歯(15)に係合するフック(11)を備え、
前記押しボタン(6b)の作動で前記歯(15)が前記フック(11)との係合から外されて前記ブレスレットのストラップ(1)の前記ストラップ部分(3b)の連結を外せる、請求項9に記載のブレスレットのストラップ(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブレスレットのストラップ、例えば腕時計用ブレスレットのストラップに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
数多くのブレスレットのストラップが、時計、特に宝飾品の分野で考案されている。着用者の手首を囲むことを意図した2つのストラップ部分と、ストラップ部分を固定する留め金とを備えるブレスレットのストラップ(腕時計の金属製バンド)が特に知られている。中留(クラスプ)は、多くの場合、ストラップ部分の1つ又は両方のストラップ部分に恒久的又は半永久的に固定されている。翻ってストラップ部分は、時計のケースに固定されているだろう。
【0003】
ストラップ部分は、手首にぴったりと合うように柔軟な材料、例えば革、ゴム、エラストマー、織物などから作られているだろう。互いに関節接合された複数の剛体リンク、例えば金属又はセラミックのリンクから形成されるストラップ部分も知られている。特定のブレスレットのストラップは、剛性のリンクと柔軟な部分を組み合わせている。
【0004】
従来の関節式ブレスレットのストラップ1を装備した腕時計の例を図1a及び1bに示す。簡単にするために、ブレスレットのストラップの2つのストラップ部分のうちの1つだけが示されている。この例のブレスレットのストラップは、第1型31の金属リンクの行を備える関節式リンクのブレスレットのストラップであり、第2型30のリンクの行によって互いに連結されていて、この例ではスタッド(コマをつなぐ部品)で構成されている。2つのストラップ部分のそれぞれは、ブレスレットのストラップを交換できるようにピンドライバーによって取り外せる棒の連結4によって時計ケース2に連結されている。この例では、棒は、これらのスタッド用のリンク及びケース中央に形成された2つの筐体の第1行のスタッド30を通過する。各ブレスレットのストラップ部分の端部を図示されていないブレスレットのストラップ中留に連結するために、同様の棒連結が提供されることがある。
【0005】
ブレスレットのストラップとケース又は中留との間の他の連結手段は、例えばネジの使用が着想されてきた。
【0006】
ユーザは、時計ストラップが摩耗している場合や、ブレスレットのストラップを服装や活動に合わせるためなど、時計ストラップを自分で交換したい場合がある。例えば、特定の活動に最適なブレスレットのストラップを外出ごとに選択できるように、簡単に交換できるブレスレットのストラップを多数用意することが望ましい。
【0007】
しかしながら、ブレスレットのストラップや中留の交換はやや実用的ではなく、一般的にドライバー、ピンドライバー又はピンセットの適切な工具が必要である。
【0008】
高品質の時計に工具を不適切に使用すると、引っかき傷やその他の破損を引き起こすおそれがある。取り外しと再取り付けには、紛失しやすい非常に小さなサイズのネジやピンの取り扱いが含まれることがよくある。これらの理由から、これらの取り外し及び再取り付け操作は通常、専門家の仕事となっている。
【0009】
従来技術には、ブレスレットのストラップを取り付ける工具不要のシステムが既に含まれている。これらのシステムには通常、ブレスレットのストラップを固定又は固定解除用に操作できる押しボタンのような目に見える部品がある。しかしながら、これらの部品の存在は、時計又はブレスレットのストラップの美的外観を損なう。さらに、これらの部品は、不注意又は悪意を持って操作される可能性があり、時計の紛失や盗難の恐れがある。
【0010】
工具不要のブレスレットのストラップ固定システムは、通常、この目的のために特別に設計された時計ケース又は留め金を対象としている。時計やその他の製品が伝統的な連結装置を持つように設計されている場合、工具不要なシステムへの移行は一般的には可能ではない。逆に、工具不要の固定システムを備えた時計ケース又は中留は、通常、従来のブレスレットのストラップに取り付けることが意図されていない。
(【0011】以降は省略されています)

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