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公開番号2025101902
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023218998
出願日2023-12-26
発明の名称記録装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 13/00 20060101AFI20250701BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】大型化を抑制できる記録装置を提供する。
【解決手段】記録媒体36に画像を記録する画像記録部23と、記録媒体36を収容可能な第1収容部17と、記録媒体36が搬送される搬送経路26と、記録媒体36を搬送する経路を切り換える切換部と、記録媒体36のサイズを検知する検知部13と、制御部14と、を備え、搬送経路26は、交差点54で交わる第1給送経路27、第1湾曲経路29、反転経路32、及び第2湾曲経路33と、合流経路30と、を含み、第2湾曲経路33は、第1湾曲経路29より長く、制御部14は、サイズが閾値以下の記録媒体36を第1湾曲経路29に送り、サイズが閾値より大きい記録媒体36を第2湾曲経路33に送る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体に画像を記録する画像記録部と、
前記記録媒体を収容可能な収容部と、
前記記録媒体が搬送される搬送経路と、
前記記録媒体を搬送する経路を切り換える切換部と、
前記記録媒体のサイズを検知する検知部と、
制御部と、
を備え、
前記搬送経路は、交差点で交わる給送経路、第1湾曲経路、反転経路、及び第2湾曲経路と、合流経路と、を含み、
前記給送経路は、前記収容部から給送された前記記録媒体を前記第1湾曲経路に送る経路であり、
前記第1湾曲経路と前記第2湾曲経路は、前記記録媒体を前記合流経路に送る経路であり、
前記合流経路は、前記記録媒体を前記画像記録部へ送る経路であり、
前記反転経路は、記録された前記記録媒体を前記第1湾曲経路もしくは前記第2湾曲経路に送る経路であり、
前記第2湾曲経路は、前記第1湾曲経路より長く、
前記制御部は、前記サイズが閾値以下の前記記録媒体を前記第1湾曲経路に送り、前記サイズが前記閾値より大きい前記記録媒体を前記第2湾曲経路に送ることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記切換部は、前記反転経路に交差する方向に往復移動することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記切換部を移動させるソレノイドを備えることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記検知部は、前記記録媒体の規格サイズを検知し、
前記制御部は、前記規格サイズが所定サイズ以下の前記記録媒体を前記第1湾曲経路に送ることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項5】
前記切換部は、第1面、第2面、及び第3面を有し、
前記第1面は、前記給送経路から前記第1湾曲経路に送られる前記記録媒体を案内し、
前記第2面は、前記反転経路から前記第1湾曲経路に送られる前記記録媒体を案内し、
前記第3面は、前記反転経路から前記第2湾曲経路に送られる前記記録媒体を案内することを特徴とする請求項1~請求項4のうち何れか一項に記載の記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンターなどの記録装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1のように、画像記録部の一例である記録ヘッドから液体を噴射する記録装置がある。記録ヘッドは、記録媒体の一例である媒体に対して記録を行う。記録装置は、媒体を収容する収容部の一例である媒体トレイを備える。記録装置は、給送経路の一例である第1搬送経路と、第1湾曲経路と、反転経路の一例であるスイッチバック経路と、第2湾曲経路と、フラップと、を備える。媒体トレイから給送された媒体は、第1搬送経路及び第1湾曲経路を通って記録ヘッドまで送られる。
【0003】
媒体の両面に記録を行う場合、片面に記録された媒体は、スイッチバック経路に送られる。フラップは、スイッチバック経路に送られた媒体を、第1湾曲経路もしくは第2湾曲経路に送る。具体的には、媒体に噴射した液体の量が所定の閾値未満である場合、フラップは、媒体を第1湾曲経路に送る。媒体に噴射した液体の量が所定の閾値以上である場合、フラップは、媒体を第2湾曲経路に送る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-099293号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載される記録装置においては、第1湾曲経路を経由する経路と、第2湾曲経路を経由する経路と、のそれぞれの長さを、媒体の長さより長くする必要がある。しかし、経路を長くすると、記録装置が大型化する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する記録装置は、記録媒体に画像を記録する画像記録部と、前記記録媒体を収容可能な収容部と、前記記録媒体が搬送される搬送経路と、前記記録媒体を搬送する経路を切り換える切換部と、前記記録媒体のサイズを検知する検知部と、制御部と、を備え、前記搬送経路は、交差点で交わる給送経路、第1湾曲経路、反転経路、及び第2湾曲経路と、合流経路と、を含み、前記給送経路は、前記収容部から給送された前記記録媒体を前記第1湾曲経路に送る経路であり、前記第1湾曲経路と前記第2湾曲経路は、前記記録媒体を前記合流経路に送る経路であり、前記合流経路は、前記記録媒体を前記画像記録部へ送る経路であり、前記反転経路は、記録された前記記録媒体を前記第1湾曲経路もしくは前記第2湾曲経路に送る経路であり、前記第2湾曲経路は、前記第1湾曲経路より長く、前記制御部は、前記サイズが閾値以下の前記記録媒体を前記第1湾曲経路に送り、前記サイズが前記閾値より大きい前記記録媒体を前記第2湾曲経路に送る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、記録装置の一実施形態の断面図である。
図2は、記録装置の部分拡大図である。
図3は、第1位置に位置する切替部の断面図である。
図4は、第2位置に位置する切替部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[実施形態]
以下、記録装置の一実施形態を、図面を参照して説明する。記録装置は、例えば、用紙などの記録媒体に液体の一例であるインクを吐出して印刷するインクジェット式のプリンターである。
【0009】
図面では、記録装置11が水平面上に置かれているものとして重力の方向をZ軸で示し、水平面に沿う方向をX軸とY軸で示す。X軸、Y軸、及びZ軸は、互いに直交する。以下の説明では、X軸と平行な方向を幅方向Xともいい、Y軸と平行な方向を奥行方向Yともいい、Z軸に平行な方向を鉛直方向Zともいう。
【0010】
<記録装置>
図1に示すように、記録装置11は、筐体12と、検知部13と、制御部14と、を備えてもよい。記録装置11は、排出トレイ16と、収容部の一例である第1収容部17と、第1給送部18と、第2収容部19と、第2給送部20と、を備えてもよい。記録装置11は、手差部22と、画像記録部23と、搬送部24と、を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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