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公開番号2025091677
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207076
出願日2023-12-07
発明の名称耐火構造
出願人野村不動産株式会社
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類E04C 3/36 20060101AFI20250612BHJP(建築物)
要約【課題】簡易な構成によって十分な耐火機能を発揮する耐火構造を提供する。
【解決手段】鉄骨部材と、前記鉄骨部材に対して間隔を空け、前記鉄骨部材の周囲に配置された木質の被覆材と、を備え、前記被覆材及び前記鉄骨部材は、少なくとも一部において直接対向する、耐火構造。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
鉄骨部材と、
前記鉄骨部材に対して間隔を空け、前記鉄骨部材の周囲に配置された木質の被覆材と、を備え、
前記被覆材及び前記鉄骨部材は、少なくとも一部において直接対向する、
耐火構造。
続きを表示（約 170 文字）【請求項２】
前記被覆材は、前記鉄骨部材の全長に亘り、前記鉄骨部材に対して間隔を空けている、
請求項１に記載の耐火構造。
【請求項３】
前記鉄骨部材と前記被覆材とをつなぐ接続材をさらに有し、
前記接続材は、前記被覆材に対してねじによって固定される、
請求項１または２に記載の耐火構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、耐火構造に関する。
続きを表示（約 940 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１に示されるように、鉄骨部材を被覆材により被覆して耐火構造を構成する方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－０１７３４２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来では木質部材を単体で被覆材とすることは困難であり、石膏や鉄板などを併用する必要があった。
【０００５】
本発明は、前記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、簡易な構成によって十分な耐火機能を発揮する耐火構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記のような課題を解決するために、本発明は、一態様として、鉄骨部材と、前記鉄骨部材に対して間隔を空け、前記鉄骨部材の周囲に配置された木質の被覆材と、を備え、前記被覆材及び前記鉄骨部材は、少なくとも一部において直接対向する耐火構造を提供する。
【発明の効果】
【０００７】
上記構成によれば、簡易な構成によって十分な耐火機能を発揮する耐火構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
第１実施形態による耐火構造の断面図である。
第１実施形態による耐火構造の断面図であり、支持材が無い箇所における断面を示す。
第２実施形態による耐火構造の断面図である。
第３実施形態による耐火構造の断面図である。
第４実施形態による耐火構造の断面図である。
第５実施形態による耐火構造の断面図である。
第６実施形態による耐火構造の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
＜第１実施形態＞
以下、図面を参照しながら本発明の実施の一形態である耐火構造１０について説明する。
【００１０】
耐火構造１０は、図１、図２に示すように、鉄骨部材１と、木質の耐火被覆材２と、型鋼３と、平鋼４と、複数の木ねじ５を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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