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公開番号
2025091000
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023205936
出願日
2023-12-06
発明の名称
液体吐出装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
15/04 20060101AFI20250611BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】媒体に折れ筋が生じることを抑制する。
【解決手段】媒体Mに液体を吐出する液体吐出部5と、媒体Mを搬送方向Aに張力を付与しながら巻き取る巻取部6と、液体吐出部5よりも搬送方向Aの下流、かつ、巻取部6よりも搬送方向Aの上流で、媒体Mを支持面30で支持する媒体支持部3Cと、媒体支持部3Cよりも搬送方向Aの下流、かつ、巻取部6よりも搬送方向Aの上流で、接触面101において巻取部6に巻き取られる媒体Mの少なくとも一部と接触しつつ媒体Mの搬送を案内し、幅方向Bから見て接触面101が突出するように湾曲している接触部材100と、を備え、媒体支持部3Cの搬送方向Aの中央部33よりも下流には、幅方向Bから見て支持面30が突出するように湾曲している下流側曲げ部32が形成され、媒体Mは、下流側曲げ部32から接触部材100に架け渡されて搬送される液体吐出装置1。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体に液体を吐出する液体吐出部と、
前記媒体を搬送方向に張力を付与しながら巻き取る巻取部と、
前記液体吐出部よりも前記搬送方向の下流、かつ、前記巻取部よりも前記搬送方向の上流で、前記媒体を支持面で支持する媒体支持部と、
前記媒体支持部よりも前記搬送方向の下流、かつ、前記巻取部よりも前記搬送方向の上流で、接触面において前記巻取部に巻き取られる前記媒体の少なくとも一部と接触しつつ前記媒体の搬送を案内し、前記搬送方向と交差する幅方向から見て前記接触面が突出するように湾曲している接触部材と、
を備え、
前記媒体支持部の前記搬送方向の中央部よりも下流には、前記幅方向から見て前記支持面が突出するように湾曲している下流側曲げ部が形成され、
前記媒体は、前記下流側曲げ部から前記接触部材に架け渡されて搬送されることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された液体吐出装置において、
前記媒体支持部の前記下流側曲げ部よりも前記搬送方向の上流には、前記幅方向から見て前記支持面が突出するように湾曲している上流側曲げ部が形成されていることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項3】
請求項2に記載された液体吐出装置において、
前記幅方向から見た前記上流側曲げ部の曲げ角度をΘ1、前記幅方向から見た前記下流側曲げ部の曲げ角度をΘ2、としたとき、Θ1>Θ2であることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項4】
請求項2または3に記載された液体吐出装置において、
前記上流側曲げ部の前記搬送方向における長さをL1、前記下流側曲げ部の前記搬送方向における長さをL2、としたとき、L1>L2であることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載された液体吐出装置において、
前記接触部材は、前記媒体支持部に支持されていることを特徴とする液体吐出装置。
【請求項6】
請求項1または2に記載された液体吐出装置において、
前記媒体支持部は、前記媒体を加熱するヒーターを備えることを特徴とする液体吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、様々な液体吐出装置が使用されている。このうち、媒体に液体を吐出する液体吐出部と、媒体を巻き取る巻取部と、媒体の搬送方向において液体吐出部と巻取部との間の位置で媒体を支持する媒体支持部と、を備える液体吐出装置がある。例えば、特許文献1には、媒体にインクを吐出する記録部と、媒体を巻き取る巻取り部と、記録部と巻取り部との間の位置で媒体を支持する媒体支持部と、を備える記録装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-147379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の記録装置のような、液体吐出部と巻取部と媒体支持部とを備える従来の液体吐出装置においては、巻取部で媒体を巻き取る際などにおいて媒体に折れ筋が生じることがあった。そこで、特許文献1には、媒体支持部の媒体と接触する側が凸となるように屈曲部を形成すること、媒体に生じたシワが屈曲部において扱かれて折れ筋が生じることを抑制されること、屈曲部の屈曲角度を3°以上且つ16°以下にすること、が記載されている。ここで、媒体にシワが生じてもそのシワが屈曲部において扱かれることで折れ筋を生じにくくすることができるが、屈曲部の屈曲角度が大きすぎると、媒体が急角度で曲がることで面圧が大きくなりすぎてシワが折れ筋になりやすい。一方、屈曲部の屈曲角度が小さすぎると、面圧が小さすぎてシワが扱かれる効果が低減してシワが幅方向に分散しにくくなりシワが折れ筋になりやすい。
【0005】
また、使用する媒体の種類や吐出する液体の量などによっては、媒体に折れ筋が生じやすい場合がある。さらに、例えば、液体吐出装置全体の高さを抑えるために媒体支持部の支持面を液体吐出装置の設置面に対して水平方向に近い角度とすると、支持面から巻取部に向かって搬送される媒体が急角度で曲がる構成になりやすく、媒体にかかる面圧が大きくなって媒体に折れ筋が生じやすくなる。そこで、媒体に折れ筋が生じることをさらに抑制する技術が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための本発明の液体吐出装置は、媒体に液体を吐出する液体吐出部と、前記媒体を搬送方向に張力を付与しながら巻き取る巻取部と、前記液体吐出部よりも前記搬送方向の下流、かつ、前記巻取部よりも前記搬送方向の上流で、前記媒体を支持面で支持する媒体支持部と、前記媒体支持部よりも前記搬送方向の下流、かつ、前記巻取部よりも前記搬送方向の上流で、接触面において前記巻取部に巻き取られる前記媒体の少なくとも一部と接触しつつ前記媒体の搬送を案内し、前記搬送方向と交差する幅方向から見て前記接触面が突出するように湾曲している接触部材と、を備え、前記媒体支持部の前記搬送方向の中央部よりも下流には、前記幅方向から見て前記支持面が突出するように湾曲している下流側曲げ部が形成され、前記媒体は、前記下流側曲げ部から前記接触部材に架け渡されて搬送されることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施例に係る印刷装置の概略側面断面図。
図1の印刷装置の媒体支持部周辺の側面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、媒体に液体を吐出する液体吐出部と、前記媒体を搬送方向に張力を付与しながら巻き取る巻取部と、前記液体吐出部よりも前記搬送方向の下流、かつ、前記巻取部よりも前記搬送方向の上流で、前記媒体を支持面で支持する媒体支持部と、前記媒体支持部よりも前記搬送方向の下流、かつ、前記巻取部よりも前記搬送方向の上流で、接触面において前記巻取部に巻き取られる前記媒体の少なくとも一部と接触しつつ前記媒体の搬送を案内し、前記搬送方向と交差する幅方向から見て前記接触面が突出するように湾曲している接触部材と、を備え、前記媒体支持部の前記搬送方向の中央部よりも下流には、前記幅方向から見て前記支持面が突出するように湾曲している下流側曲げ部が形成され、前記媒体は、前記下流側曲げ部から前記接触部材に架け渡されて搬送されることを特徴とする。
【0009】
本態様によれば、媒体の搬送方向において媒体支持部と巻取部との間の位置に接触部材を備え、媒体支持部の搬送方向の中央部よりも下流に下流側曲げ部が形成され、媒体は下流側曲げ部から接触部材に架け渡されて搬送される。このような構成とすることで、下流側曲げ部において効果的に媒体に生じたシワを均すことができ、しかも、媒体にかかる面圧が下流側曲げ部と接触部材とで分散するため、媒体に折れ筋が生じることを抑制することができる。
【0010】
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、第1の態様に従属する態様であって、前記媒体支持部の前記下流側曲げ部よりも前記搬送方向の上流には、前記幅方向から見て前記支持面が突出するように湾曲している上流側曲げ部が形成されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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