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公開番号2025087980
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023202340
出願日2023-11-30
発明の名称建築資材
出願人ケイミュー株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類E04F 13/14 20060101AFI20250604BHJP(建築物)
要約【課題】乾いた状態と濡れた状態との間で色の変化を少なくし、外観の低下を抑制することができる建築資材を提供する。
【解決手段】表面が溶剤により濡れ色を呈していることを特徴とする。水に濡れる前の乾いた状態でも水に濡れた状態のような色となり、水に濡れた場合の変色が目立ち難い。前記溶剤は170℃以上の沸点を有することが好ましい。この場合、溶剤が建築資材から蒸発しにくく、濡れ色を維持しやすい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
表面が溶剤により濡れ色を呈している
建築資材。
続きを表示（約 110 文字）【請求項２】
請求項１において、
前記溶剤は１７０℃以上の沸点を有する
建築資材。
【請求項３】
請求項１又は２において、
表面にクリア層が形成されている
建築資材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、建築資材に関する。詳しくは、窯業系サイディングなどとして使用可能な建築資材に関する。
続きを表示（約 910 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、外壁材などの窯業系サイディングとして使用される建築資材が提案されている（例えば、特許文献１参照）。このような建築資材は、セメントや骨材を含む窯業系の基材の表面に塗膜を設けて形成されている。
【０００３】
また最近では、窯業系基材の表面をそのまま仕上げとして使用する、所謂「現し」の建築資材が提案されているが、この場合は、基材の表面に塗膜を設けないか極力少なくするようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１４－１６８８６６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかし、基材の表面に塗膜を設けないと、基材の表面に雨水等の水が染み込みやすくなり、基材が乾いた状態（水が染み込んでいない状態）と濡れた状態（水が染み込んだ状態）との間で基材の表面に色の変化が生じ、建築資材の外観が低下するという問題があった。
【０００６】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、乾いた状態と濡れた状態との間で色の変化を少なくし、外観の低下を抑制することができる建築資材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明に係る建築資材の一態様は、表面が溶剤により濡れ色を呈していることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明では、水に濡れる前の乾いた状態でも水に濡れた状態のような色となり、水に濡れた場合の変色が目立ち難いものであり、この結果、乾いた状態と濡れた状態との間で色の変化を少なくし、外観の低下を抑制することができる建築資材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は、本発明に係る建築資材の一実施の形態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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