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公開番号2025084677
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2024150993
出願日2024-09-02
発明の名称遮熱パネルおよび遮熱パネルを用いた遮熱構造
出願人株式会社インデックス・ジャパン
代理人個人,個人
主分類E04D 13/16 20060101AFI20250527BHJP(建築物)
要約【課題】
折板屋根に対し、冷却効果が高く、かつ意匠性に優れた折板屋根用の遮熱パネルを提供する。
【解決手段】
折板屋根の凸部上部平坦部近傍で接続部材を介し折板屋根に接続し、折板屋根凸部の両側側面形状に沿い、折板屋根凸部の側面部中途部まで被覆した後、水平面と平行に伸び、更にはその両端部で略斜方45°下方に屈曲した構造をした遮熱パネルを折板屋根に被覆し遮熱する。また、他の遮熱パネルとして、折板屋根の凸部上部平坦部近傍で接続部材を介し折板屋根に接続し、かかる遮熱パネルは一部が円滑に窪み空洞部となることで略正円の孔部が形成されており、該孔部は該凹凸状構造物の凹部に沿い、凹部直上部に規則的に配設された遮熱パネルを折板屋根に被覆し遮熱する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
折板屋根を含む規則的な凹凸状構造物に対し、
前記凹凸状構造物を被覆する遮熱パネルであって、
前記遮熱パネルは、
前記凹凸状構造物の凸部上部平坦部近傍で接続部材を介し前記凹凸状構造物に接続され、
前記凹凸状構造物凸部の両側側面形状に沿い、前記凹凸状構造物凸部の側面部中途部まで被覆した後、前記凹凸状構造物の凹部底面平坦部面と平行に伸び、
更にはその両端部で略斜方45°下方に屈曲した構造の遮熱パネル。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
請求項1に記載の遮熱パネルを前記凹凸状構造体に被覆することにより、
前記遮熱パネルと前記凹凸状構造物間の空間部に、温度緩衝空気層を生じさせることを特徴とする遮熱パネルを用いた遮熱構造。
【請求項3】
折板屋根を含む規則的な凹凸状構造物に対し、
前記凹凸状構造物を被覆する遮熱パネルであって、
前記遮熱パネルは、
前記凹凸状構造物の凸部上部平坦部近傍で接続部材を介し前記凹凸状構造物に接続され、
前記遮熱パネルの一部が円滑に窪み空洞部となることで平面視略正円の孔部が形成されており、
前記孔部は前記凹凸状構造物の凹部に沿って凹部の略直上部に規則的に配設されたこと
を特徴とする遮熱パネル。
【請求項4】
請求項3に記載の遮熱パネルを前記凹凸状構造体に被覆することにより、
前記遮熱パネルと前記凹凸状構造物間の空間部に、温度緩衝空気層を生じさせること
を特徴とする遮熱パネルを用いた遮熱構造。
【請求項5】
規則的な凹凸状構造の屋根部を有する建造物の、建造物内部空間の温度変化の緩衝機能を有する、前記建造物の前記屋根部に配設される遮熱パネルであって、
前記遮熱パネルを前記屋根部に配設した際、前記凹凸状構造の屋根部の側面斜面部に沿い、前記側面斜面部の直上部近傍に配設された、通風のための通気口と、
前記通気口を被覆し、且つ、通風方向を誘導するための、前記通気口上部に一定傾斜状に配設された通気口被覆部と、
前記屋根部の凸部上面平坦部と接続するための接続孔と、
を有すること
を特徴とする遮熱パネル。
【請求項6】
請求項5に記載の遮熱パネルを前記凹凸状構造体に被覆した遮熱構造。
【請求項7】
前記遮熱パネルの平坦部上部に、太陽光パネルを配設したことを特徴とする、請求項6に記載の遮熱構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、折板屋根を被覆する遮熱パネルおよびその遮熱パネルを用いた遮熱構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
折板屋根は、大型倉庫やスーパー等の屋根に広く用いられる、凹凸状の構造物である。折板屋根は、凹凸状に形成されているため、水はけに優れ、また下地を必要としないことから安価に配設出来る。一方、かかる折板屋根は主として、ガルバリウム鋼板(登録商標)を用い製造されており、折板屋根に日光が直接照射されると、屋根自体が非常に高温になりやすく、ひいては折板屋根直下の建築物の内部空間も高温になりやすい。
【0003】
かかる問題を解消するために、折板屋根の高温化を防ぐため様々な工夫がなされている。例えば、折板屋根を覆う合成樹脂からなるシートに略φ100mmの貫通孔を一定間隔で設けることにより、該シートに通気性及び通風性をもたせ、折板屋根と該シートとの間の空間部に風を流通させることにより折板屋根の高温化を防ぐ技術や(特許文献1)、折板屋根を覆うシートどうしの張り合わせ部に一定の隙間部を設け、折板屋根と該シート間の内部空間部及びシート間の隙間部に風を流通させることにより、折板屋根下の建築物内部空間の低温化を図る技術(特許文献2)等が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
:特開2008-261212号公報
:特開2017-186817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の遮熱の仕組みでは、折板屋根を冷却するのには十分ではない。また近年、地球温暖化現象により、顕著な平均気温の上昇が認められる。このため、冷却費用に掛かるコストがかさみ、ひいては電力消費に伴うCO2排出量も増大している。かかる理由により、地球環境に配慮した製品の需要が、近年高まりつつある。
【0006】
特に折板屋根は、金属パネルから構成され、また機械等を稼働し室温が上昇しやすい工場等にてよく配設されるため、一般住宅以上に工場等では冷却コストがかかる。
【0007】
本発明では、折板屋根上部を被覆する遮熱パネルであり、折板屋根の凸部及び凹部間における通風向きを揃え、特定方向への通風を可能とし、ひいては折板屋根の昇温防止に役立つ遮熱パネルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、折板屋根を含む規則的な凹凸状構造物に対し、前記凹凸状構造物を被覆する遮熱パネルであって、前記遮熱パネルは、前記凹凸状構造物の凸部上部平坦部近傍で接続部材を介し前記凹凸状構造物に接続され、前記凹凸状構造物凸部の両側側面形状に沿い、前記凹凸状構造物凸部の側面部中途部まで被覆した後、前記凹凸状構造物の凹部底面平坦部面と平行に伸び、更にはその両端部で略斜方45°下方に屈曲した構造の遮熱パネルである。
【0009】
また本発明は、請求項1に記載の遮熱パネルを前記凹凸状構造体に被覆することにより、前記遮熱パネルと前記凹凸状構造物間の空間部に、温度緩衝空気層を生じさせることを特徴とする遮熱パネルを用いた遮熱構造である。
【0010】
また本発明は、折板屋根を含む規則的な凹凸状構造物に対し、前記凹凸状構造物を被覆する遮熱パネルであって、前記遮熱パネルは、前記凹凸状構造物の凸部上部平坦部近傍で接続部材を介し前記凹凸状構造物に接続され、前記遮熱パネルの一部が円滑に窪み空洞部となることで平面視略正円の孔部が形成されており、前記孔部は前記凹凸状構造物の凹部に沿って凹部の略直上部に規則的に配設されたことを特徴とする遮熱パネルである。
(【0011】以降は省略されています)

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