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公開番号
2025083901
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197562
出願日
2023-11-21
発明の名称
ハイブリッド車両の制御システム
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
B60W
10/08 20060101AFI20250526BHJP(車両一般)
要約
【課題】エンジンを停止させることができない状態であっても回生発電を行ない、回生発電を最大限行なうことができるハイブリッド車両の制御システムを提供すること。
【解決手段】駆動輪11に接続されるエンジン2と、駆動輪11とエンジン2の接続を遮断できるクラッチ31と、クラッチ31により駆動輪11とエンジン2が遮断されていても、駆動輪11に接続されるモータ4と、所定の自動停止条件を満たした場合に、エンジン2を自動停止させ、ハイブリッド車両1の減速中に、自動停止条件を満たさない場合は、クラッチ31により駆動輪11とエンジン2との接続を遮断し、エンジン2を駆動状態にして、モータ4による回生制動を行なう制御部10と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動輪に接続されるエンジンと、
前記駆動輪と前記エンジンの接続を遮断できる接続遮断部と、
前記接続遮断部により前記駆動輪と前記エンジンが遮断されていても、前記駆動輪に接続される駆動用電動機と、
所定の自動停止条件を満たした場合に、前記エンジンを自動停止させる制御部と、を備えたハイブリッド車両の制御システムであって、
前記制御部は、前記ハイブリッド車両の減速中に、前記自動停止条件を満たさない場合は、前記接続遮断部により前記駆動輪と前記エンジンとの接続を遮断し、前記エンジンを駆動状態にして、前記駆動用電動機による回生制動を行なうハイブリッド車両の制御システム。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記自動停止条件は、前記エンジンの自動停止後に、前記エンジンが再始動可能となる条件を含む請求項1に記載のハイブリッド車両の制御システム。
【請求項3】
前記エンジンを始動させるエンジン始動用電動機と、
前記エンジン始動用電動機に電力を供給するバッテリを有し、
前記自動停止条件は、前記バッテリのSOCが所定SOC以上であることを含む請求項2に記載のハイブリッド車両の制御システム。
【請求項4】
前記自動停止条件は、前記エンジンの温度が所定温度以上であることを含む請求項2または請求項3に記載のハイブリッド車両の制御システム。
【請求項5】
前記自動停止条件は、前記エンジンが停止していても空調作動要求が満たせることを含む請求項1に記載のハイブリッド車両の制御システム。
【請求項6】
前記自動停止条件は、運転者からのデフロスター作動要求が無いことを含む請求項5に記載のハイブリッド車両の制御システム。
【請求項7】
前記自動停止条件は、前記エンジンが停止していても運転者の操舵要求を満たせることを含む請求項1に記載のハイブリッド車両の制御システム。
【請求項8】
前記制御部は、ドライバ要求トルクが前記駆動用電動機の出力可能トルク以上である場合は、前記接続遮断部により前記駆動輪と前記エンジンを接続状態とする請求項1に記載のハイブリッド車両の制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハイブリッド車両の制御システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、パラレルハイブリッド車両において、回生制動時に常時クラッチの解放によりエンジンを車輪から切り離してEV回生状態となし、エンジンの連れ回しをなくすことでエネルギー効率を高めることが開示されている。また、EV回生中は、燃料消費を抑えるためエンジンを運転停止させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-234133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のように、EV回生中にエンジンの運転を停止させる場合、エンジンの自動停止を行なうことができる状況でのみEV回生を実施することが考えられる。
【0005】
しかしながら、エンジンの自動停止を行なうことができない場合でもEV回生を実施することができる場合があり、回生発電を最大限行なうことができなかった。
【0006】
そこで、本発明は、エンジンを停止させることができない状態であっても回生発電を行ない、回生発電を最大限行なうことができるハイブリッド車両の制御システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため本発明は、駆動輪に接続されるエンジンと、前記駆動輪と前記エンジンの接続を遮断できる接続遮断部と、前記接続遮断部により前記駆動輪と前記エンジンが遮断されていても、前記駆動輪に接続される駆動用電動機と、所定の自動停止条件を満たした場合に、前記エンジンを自動停止させる制御部と、を備えたハイブリッド車両の制御システムであって、前記制御部は、前記ハイブリッド車両の減速中に、前記自動停止条件を満たさない場合は、前記接続遮断部により前記駆動輪と前記エンジンとの接続を遮断し、前記エンジンを駆動状態にして、前記駆動用電動機による回生制動を行なうものである。
【発明の効果】
【0008】
このように、本発明によれば、エンジンを停止させることができない状態であっても回生発電を行ない、回生発電を最大限行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施例に係るハイブリッド車両の制御システムの概略構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係るハイブリッド車両の制御システムの減速中回生制御処理の手順を示すフローチャートである。
図3は、本発明の一実施例に係るハイブリッド車両の制御システムの減速中回生制御処理による動作を示すタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施の形態に係るハイブリッド車両の制御システムは、駆動輪に接続されるエンジンと、駆動輪とエンジンの接続を遮断できる接続遮断部と、接続遮断部により駆動輪とエンジンが遮断されていても、駆動輪に接続される駆動用電動機と、所定の自動停止条件を満たした場合に、エンジンを自動停止させる制御部と、を備えたハイブリッド車両の制御システムであって、制御部は、ハイブリッド車両の減速中に、自動停止条件を満たさない場合は、接続遮断部により駆動輪とエンジンとの接続を遮断し、エンジンを駆動状態にして、駆動用電動機による回生制動を行なうよう構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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