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公開番号2025083758
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197329
出願日2023-11-21
発明の名称モバイルユニットの連結構造
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類E04B 1/343 20060101AFI20250526BHJP(建築物)
要約【課題】複数のモバイルユニット同士を容易に連結できるとともに容易に分割できるようにして、複数のモバイルユニットが随時かつ任意に移動が可能である状態を維持できるようにし、さらに、複数のモバイルユニット同士の連結箇所における雨仕舞いを確保する。
【解決手段】複数のモバイルユニット1,100が、互いの連絡口14a,114aが対向した状態で隣り合って配置され、隣り合うモバイルユニット1,100同士の間に亘って設けられて当該モバイルユニット1,100同士を連結するとともに、対向する連絡口14a,114a間を取り囲んで通路スペース20を形成する連結包囲手段を備えており、連結包囲手段は、通路スペース20の上縁部20aと一側縁部20bと他側縁部20cを少なくとも被覆する防水シート部30を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のモバイルユニットが、互いの連絡口が対向した状態で隣り合って配置され、
隣り合う前記モバイルユニット同士の間に亘って設けられて当該モバイルユニット同士を連結するとともに、対向する前記連絡口間を取り囲んで通路スペースを形成する連結包囲手段を備えており、
前記連結包囲手段は、前記通路スペースの上縁部と一側縁部と他側縁部を少なくとも被覆する防水シート部を有していることを特徴とするモバイルユニットの連結構造。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載のモバイルユニットの連結構造において、
隣り合う前記モバイルユニットのうち、一方の前記モバイルユニットにおける他方の前記モバイルユニット側の側壁には、前記防水シート部の一側縁部を保持する第一保持部が設けられ、
隣り合う前記モバイルユニットのうち、他方の前記モバイルユニットにおける一方の前記モバイルユニット側の側壁には、前記防水シート部の他側縁部を保持する第二保持部が設けられていることを特徴とするモバイルユニットの連結構造。
【請求項3】
請求項2に記載のモバイルユニットの連結構造において、
前記防水シート部は、
一方の前記モバイルユニット側に位置する帯状の第一シート片と、
他方の前記モバイルユニット側に位置する帯状の第二シート片と、
前記第一シート片と前記第二シート片とを連結する防水ファスナーと、を備えていることを特徴とするモバイルユニットの連結構造。
【請求項4】
請求項1に記載のモバイルユニットの連結構造において、
前記連結包囲手段は、隣り合う前記モバイルユニットに固定されない状態で、当該隣り合うモバイルユニット間に架け渡されて、前記通路スペースの下縁部に配置された床部を有し、
前記防水シート部は、前記床部のうち、前記通路スペースの一側縁部側の位置から他側縁部側の位置にかけて設けられていることを特徴とするモバイルユニットの連結構造。
【請求項5】
請求項4に記載のモバイルユニットの連結構造において、
前記床部は、
隣り合う前記モバイルユニット間に架け渡される支持部と、
前記支持部の上面に着脱可能に固定される床面部と、を備え、
前記防水シート部の長さ方向両端部のうち、前記通路スペースの一側縁部側に位置する一端部は、前記支持部の一端部と前記床面部の一端部との間に挟み込まれ、
前記防水シート部の長さ方向両端部のうち、前記通路スペースの他側縁部側に位置する他端部は、前記支持部の他端部と前記床面部の他端部との間に挟み込まれていることを特徴とするモバイルユニットの連結構造。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載のモバイルユニットの連結構造において、
隣り合う前記モバイルユニットのうち、少なくとも一方の前記モバイルユニットの側壁には、前記連絡口とは異なる出入口が形成されていることを特徴とするモバイルユニットの連結構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モバイルユニットの連結構造に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、簡易的に移設や設置が可能なモバイルユニットについては、コンテナハウスやトレーラーハウス、キャンピングカー等として広く知られている。また、モバイルユニットは、住居や店舗、事務所として常設されたり、仮設の宿泊施設として利用されたり、自然災害時における仮設住宅としても利用されるなど、近年、需要が高まっている。
その一方で、このようなモバイルユニットは、自動車によって牽引・搬送されることから法規制(道路運送車両法等)内に収まる大きさにする必要があるが、その分、内部空間が狭いとい問題がある。そこで、例えば特許文献1に開示されるように、内部空間の拡張を目的として複数のモバイルユニット同士を行き来可能とするために連結する場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-305751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、モバイルユニットは、その利用形態によっては建築基準法上の建築物に当たらない場合があり、その場合は、専用の工具等を用いずに、複数のモバイルユニット同士を容易に連結できるとともに容易に分割(分離)できるようにして、複数のモバイルユニットが随時かつ任意に移動が可能である状態を維持できるようにしなければならない。さらに、複数のモバイルユニット同士を連結するにあたっては、雨水等の浸入を防ぐ必要があるため、連結箇所における雨仕舞いの確保が求められる。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のモバイルユニット同士を容易に連結できるとともに容易に分割できるようにして、複数のモバイルユニットが随時かつ任意に移動が可能である状態を維持できるようにし、さらに、複数のモバイルユニット同士の連結箇所における雨仕舞いを確保することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図13に示すように、複数のモバイルユニット1,100が、互いの連絡口14a,114aが対向した状態で隣り合って配置され、
隣り合う前記モバイルユニット1,100同士の間に亘って設けられて当該モバイルユニット1,100同士を連結するとともに、対向する前記連絡口14a,114a間を取り囲んで通路スペース20を形成する連結包囲手段を備えており、
前記連結包囲手段は、前記通路スペース20の上縁部20aと一側縁部20bと他側縁部20cを少なくとも被覆する防水シート部30を有していることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、連結包囲手段が、隣り合うモバイルユニット1,100同士の間に亘って設けられて当該モバイルユニット1,100同士を連結するとともに、対向する連絡口14a,114a間を取り囲んで通路スペース20を形成しているので、隣り合うモバイルユニット1,100同士を、当該隣り合うモバイルユニット1,100同士の間を行き来自在な状態で容易に連結できるとともに容易に分割できるようにして、複数のモバイルユニット1,100が随時かつ任意に移動が可能である状態を維持することができる。さらに、連結包囲手段は、通路スペース20の上縁部20aと一側縁部20bと他側縁部20cを少なくとも被覆する防水シート部30を有しているので、防水シート部30によって雨水が通路スペース20内に浸入することを防ぎ、隣り合うモバイルユニット1,100同士の連結箇所における雨仕舞いを確保することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図2~図11に示すように、請求項1に記載のモバイルユニット1,100の連結構造において、
隣り合う前記モバイルユニット1,100のうち、一方の前記モバイルユニット1における他方の前記モバイルユニット100側の側壁14には、前記防水シート部30の一側縁部を保持する第一保持部21が設けられ、
隣り合う前記モバイルユニット1,100のうち、他方の前記モバイルユニット100における一方の前記モバイルユニット1側の側壁114には、前記防水シート部30の他側縁部を保持する第二保持部22が設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、防水シート部30は、一側縁部が、一方のモバイルユニット1における側壁14に設けられた第一保持部21によって保持され、他側縁部が、他方のモバイルユニット100における側壁114に設けられた第二保持部22によって保持されているので、一方のモバイルユニット1における側壁14と他方のモバイルユニット100における側壁114との間に、防水シート部30を架け渡して保持された状態とするだけで、通路スペース20を形成できることとなる。そのため、隣り合うモバイルユニット1,100同士を容易に連結できるとともに容易に分割できるようにして、複数のモバイルユニット1,100が随時かつ任意に移動が可能である状態を維持することができる。さらに、隣り合うモバイルユニット1,100同士の連結箇所における雨仕舞いを確保することができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図2~図12に示すように、請求項2に記載のモバイルユニット1,100の連結構造において、
前記防水シート部30は、
一方の前記モバイルユニット1側に位置する帯状の第一シート片31と、
他方の前記モバイルユニット100側に位置する帯状の第二シート片32と、
前記第一シート片31と前記第二シート片32とを連結する防水ファスナー33と、を備えていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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