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公開番号2025083190
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196950
出願日2023-11-20
発明の名称稼働状態管理システム
出願人株式会社日本製鋼所
代理人個人,個人
主分類B29C 45/76 20060101AFI20250523BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】複数台の産業機械について効率良く稼働状態等を管理することができる稼働状態管理システムを提供する。
【解決手段】稼働状態管理システム(1)を、複数台の産業機械(10)の稼働状態を管理する1台または複数台のサーバ(2)と、1台または複数台の端末(3)とから構成する。産業機械(10)の稼働状態の情報は、定期的にサーバ(2)に送られて保存される。サーバに、端末からの呼び出される稼働状態管理画面(40)を設ける。稼働状態管理画面(40)には、複数台の産業機械(10)のそれぞれに対応するカード(41)が複数枚表示され、対応する産業機械(10)についての産業機械識別名と、稼働率と、現在の稼働状態とが表示される。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項１】
複数台の産業機械の稼働状態を管理する１台または複数台のサーバと、
前記サーバと通信する１台または複数台の端末とからなり、
複数台の前記産業機械の稼働状態の情報は、定期的に前記サーバに送られて保存されるようになっており、
前記サーバは、前記端末からの呼び出しにより前記端末に表示される稼働状態管理画面を備えており、
前記稼働状態管理画面には、複数台の前記産業機械のそれぞれに対応するカードが複数枚表示され、前記カードのそれぞれには対応する前記産業機械についての産業機械識別名と、稼働率と、現在の稼働状態とが表示されるようになっている、稼働状態管理システム。
続きを表示（約 810 文字）【請求項２】
前記産業機械は射出成形機である、請求項１に記載の稼働状態管理システム。
【請求項３】
前記射出成形機において設定されている成形条件についての成形条件識別名は前記サーバに送られて保存されており、
前記稼働状態管理画面の前記カードには、前記成形条件識別名が表示されるようになっている、請求項２に記載の稼働状態管理システム。
【請求項４】
前記射出成形機における測定データは定期的に前記サーバに送られて保存されており、
前記サーバは、射出成形機画面を備えており、
前記端末において前記稼働状態管理画面が表示されているとき、画面操作により任意の前記カードを選択すると、前記端末に前記射出成形機画面が表示され、選択された前記カードに対応する１台の前記射出成形機についての前記測定データが表示されるようになっている、請求項２または３に記載の稼働状態管理システム。
【請求項５】
前記射出成形機画面は、前記測定データを成形サイクルのショット毎に履歴で表示するデータ表示モードを備えている、請求項４に記載の稼働状態管理システム。
【請求項６】
前記射出成形機のコントローラは、付属のモニタで表示して操作する作業入力画面を備えており、
前記作業入力画面は、前記射出成形機においてユーザにより実施された作業が作業記録として入力されるようになっており、
前記作業入力画面において入力された前記作業記録は、前記サーバに送られて保存されるようになっている、請求項４に記載の稼働状態管理システム。
【請求項７】
前記サーバは、前記端末からの呼び出しにより前記端末に表示される作業報告書画面を備え、
前記作業報告書画面には、前記作業記録が表示されるようになっている、請求項６に記載の稼働状態管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、工場に設置されている射出成形機等の複数台の産業機械について、それらの稼働状態を管理する稼働状態管理システムに関するものである。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
工場には、射出成形機等の産業機械が複数台設置されており、それぞれに設けられているコントローラによって運転されている。これらの産業機械についてはコントローラに設けられているモニタにおいて産業機械に用意されている各種画面を表示して、稼働状態を確認したり、各種センサによって測定される測定データを閲覧したりすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－１１６７５７号公報
【０００４】
特許文献１には、ネットワーク端末から操作が可能な射出成形機が記載されている。射出成形機のコントローラにはＷＥＢサーバおよび画面アプリケーションが設けられている。ネットワーク接続されたＰＣ等の端末から射出成形機にアクセスすると、操作画面が表示され、射出成形機の稼働状態を確認したり、測定データ等を閲覧したりすることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に記載の射出成形機のように、ネットワーク接続された端末に射出成形機の操作画面を表示するようにすると、遠隔から射出成形機を管理することができ、便利である。射出成形機以外の他の産業機械についても同様にネットワーク接続により操作画面を呼び出せるようにすれば、遠隔からの管理が可能になり効率が高い。しかしながら、解決すべき課題も見受けられる。ネットワーク接続されたＰＣにおいて１台ずつ産業機械の操作画面を呼び出せば、それぞれの稼働状態等について順次閲覧することはできる。しかしながら工場に設置されている複数台の産業機械について効率良く稼働状態を調べて、管理することは難しい。
【０００６】
本開示において、工場に設置されている複数台の産業機械について効率良く稼働状態等を管理することができる、稼働状態管理システムを提供する。
【０００７】
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示は、複数台の産業機械の稼働状態を管理する１台または複数台のサーバと、サーバと通信する１台または複数台の端末とからなる稼働状態管理システムとして構成する。産業機械の稼働状態の情報は、定期的にサーバに送られて保存されるようにする。サーバに、端末からの呼び出しによって端末に表示される稼働状態管理画面を設ける。稼働状態管理画面には、複数台の産業機械のそれぞれに対応するカードが複数枚表示され、カードのそれぞれには対応する産業機械についての産業機械識別名と、稼働率と、現在の稼働状態とが表示されるようにする。
【発明の効果】
【０００９】
本開示は、稼働状態管理画面によって複数台の産業機械の稼働状態等を効率良く確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本実施の形態に係る稼働状態管理システムと、射出成形機等の産業機械とを示すネットワーク図である。
本実施の形態に係る稼働状態管理システムが管理対象としている本実施の形態に係る射出成形機の正面図である。
本実施の形態に係る稼働状態管理システムが備えている本実施の形態に係る稼働状態管理画面である。
本実施の形態に係る稼働状態管理システムが備えている本実施の形態に係る射出成形機画面である。
本実施の形態に係る稼働状態管理システムが備えている本実施の形態に係る射出成形機画面である。
本実施の形態に係る稼働状態管理システムが備えている本実施の形態に係る射出成形機画面である。
本実施の形態に係る稼働状態管理システムが備えている本実施の形態に係る作業入力画面である。
本実施の形態に係る稼働状態管理システムが備えている本実施の形態に係る作業入力画面である。
本実施の形態に係る稼働状態管理システムが備えている本実施の形態に係る作業入力画面である。
本実施の形態に係る稼働状態管理システムが備えている本実施の形態に係る作業報告書画面である。
本実施の形態の変形例に係る稼働状態管理画面である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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