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公開番号2025077766
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190214
出願日2023-11-07
発明の名称加湿装置
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類F24F 6/06 20060101AFI20250512BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】吸水部材の交換やメンテナンスを容易に行えるようにする。
【解決手段】吸水部材(70)は、吸水部材(70)の上流側の部分を構成する第1吸水部(71)と、吸水部材(70)の下流側の部分を構成し、前記第1吸水部(71)と重なるように配置される第2吸水部(72)と、第1吸水部(71)と第2吸水部(72)とを互いに固定する溶着部(75,77)とを有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
空気通路(P)を流れる空気中に水分を付与する吸水部材(70)と、
前記空気通路(P)の空気流れ方向に沿った軸心を中心として前記吸水部材(70)を回転させる駆動機構(45)と、
前記吸水部材(70)に供給される水を貯留する貯水部(43)とを備え、
前記吸水部材(70)は、
前記吸水部材(70)の上流側の部分を構成する第1吸水部(71)と、
前記吸水部材(70)の下流側の部分を構成し、前記第1吸水部(71)と重なるように配置される第2吸水部(72)と、
前記第1吸水部(71)と前記第2吸水部(72)とを互いに固定する溶着部(75,77)と
を有する
加湿装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記溶着部(75,77)は、前記第1吸水部(71)の外周縁部と、前記第2吸水部(72)の外周縁部とを互いに固定する第1溶着部(75)を含む
請求項1に記載の加湿装置。
【請求項3】
前記吸水部材(70)の軸心に設けられる回転軸(44)を備え、
前記第1吸水部(71)は、前記回転軸(44)が貫通する第1穴(73a)を定義する第1内周縁部(71c)を有し、
前記第2吸水部(72)は、前記回転軸(44)が貫通する第2穴(73b)を定義する第2内周縁部(72c)を有し、
前記溶着部(75,77)は、前記第1吸水部(71)の第1内周縁部(71c)と、前記第2吸水部(72)の第2内周縁部(72c)とを互いに固定する第2溶着部(77)を含む
請求項2に記載の加湿装置。
【請求項4】
前記第1吸水部(71)の上流面および下流面のそれぞれには、凹凸形状の凹凸部(91,92)が形成され、
前記第2吸水部(72)の上流面および下流面のそれぞれには、凹凸形状の凹凸部(93,94)が形成される
請求項1~3のいずれか1つに記載の加湿装置。
【請求項5】
前記第1吸水部(71)の凹凸部(91,92)の形状と、前記第2吸水部(72)の凹凸部(93,94)の形状とが互いに異なる
請求項4に記載の加湿装置。
【請求項6】
前記第1吸水部(71)の上流面の凹凸部(91)の形状と、該第1吸水部(71)の下流面の凹凸部(92)の形状とが互いに異なる、または/および
前記第2吸水部(72)の上流面の凹凸部(91)の形状と、該第2吸水部(72)の下流面の凹凸部(92)の形状とが互いに異なる、
請求項4に記載の加湿装置。
【請求項7】
前記第1吸水部(71)の上流面および下流面の少なくとも一方には、該吸水部材(70)の軸方向に直交する方向に沿って延びる複数の第1凸部(95a)が形成され、
前記第2吸水部(72)の上流面および下流面の少なくとも一方には、該吸水部材(70)の軸方向に直交する方向に沿って延びる複数の第2凸部(95b)が形成される
請求項4に記載の加湿装置。
【請求項8】
前記吸水部材(70)は、前記複数の第1凸部(95a)が延びる方向と、前記複数の第2凸部(95b)が延びる方向とが互いに異なるように構成される
請求項7に記載の加湿装置。
【請求項9】
前記駆動機構(45)によって回転駆動され、前記吸水部材(70)を内部に保持する枠体(51)を備える
請求項1~3のいずれか1つに記載の加湿装置。
【請求項10】
前記枠体(51)には、前記貯水部(43)の水を汲み上げるとともに、汲み上げた水を前記吸水部材(70)に注ぐ汲上部(54)が設けられる
請求項9に記載の加湿装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加湿装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の加湿装置は、空気通路に配置される吸水部材と、吸水部材に供給される水を貯留する貯水部とを備える。吸水部材から空気通路を流れる空気に水が付与されることで、この空気が加湿される。
【0003】
特許文献1の図6には、第1の吸水部(第1の加湿フィルタ4a)と、第2の吸水部(第2の加湿フィルタ4b)とが、空気流れ方向に重なって配置される構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-117061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のように、吸水部材が、2つの吸水部を有する構成である場合、各吸水部をそれぞれ個別で取り扱うことになるので、吸水部材の交換やメンテナンスが繁雑となる問題がある。
【0006】
本開示の目的は、吸水部材の交換やメンテナンスを容易に行えるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様の加湿装置は、空気通路(P)を流れる空気中に水分を付与する吸水部材(70)と、空気通路(P)の空気流れ方向に沿った軸心を中心として吸水部材(70)を回転させる駆動機構(45)と、吸水部材(70)に供給される水を貯留する貯水部(43)とを備える。吸水部材(70)は、吸水部材(70)の上流側の部分を構成する第1吸水部(71)と、吸水部材(70)の下流側の部分を構成し、前記第1吸水部(71)と重なるように配置される第2吸水部(72)と、第1吸水部(71)と第2吸水部(72)とを互いに固定する溶着部(75,77)とを有する。
【0008】
第1の態様では、空気流れ方向において、第1吸水部(71)と第2吸水部(72)とが重なるように配置される。第1吸水部(71)と第2吸水部(72)とは溶着によって互いに固定される。このため、第1吸水部(71)と第2吸水部(72)とを一つの部品として取り扱うことができる。その結果、吸水部材(70)のメンテナンスや交換が容易になる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様において、溶着部(75,77)は、第1吸水部(71)の外周縁部と、第2吸水部(72)の外周縁部とを互いに固定する第1溶着部(75)を含む。
【0010】
第2の態様では、第1吸水部(71)の外周縁部と、第2吸水部(72)の外周縁部とが溶着される。第1溶着部(75)は、部材が溶けた後に固着して形成される。このため、第1溶着部(75)は、吸水部材(70)のうち溶着部(75,77)以外の部分と比較して通気性が低い。第1溶着部(75)は、吸水部材(70)の外周縁部に位置するので、空気流れの通風抵抗が増大するのを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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