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公開番号
2025077465
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189659
出願日
2023-11-06
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60T
8/92 20060101AFI20250512BHJP(車両一般)
要約
【課題】運転者の意図した車両挙動となる制動制御を行う車両の制御装置を提供する。
【解決手段】電子制御装置70は、車両10の故障を検知する異常診断部74と、シフトポジションPOSshがニュートラルポジション(Nポジション)で、異常診断部74が走行不能に至る車両10の故障を検知しておらず、且つ走行中でない場合は、車両10を停止させる制動制御を行うが、異常診断部74で走行不能に至る車両10の故障を検知している場合は、車両10を停止させる制動制御を行わない制動制御部76と、を備える。これにより、車両10の走行不能に至る故障発生時は、車両10を停止させる制動が行われないため、走行不能に至る故障発生時のNポジションでの車両移動が可能であり、運転者の意図した車両挙動となる制動制御を行う車両の制御装置を提供することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
動力源と車輪との間で動力伝達が行われないニュートラルポジションを備える車両の、制御装置であって、
前記車両の故障を検知する異常診断部と、
前記ニュートラルポジションで、前記異常診断部で走行不能に至る前記車両の故障を検知しておらず、且つ走行中でない場合は、前記車両を停止させる制動制御を行うが、前記異常診断部で前記車両の走行不能に至る前記車両の故障を検知している場合は、前記車両を停止させる前記制動制御を行わない制動制御部と、を備えることを特徴とする車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の挙動を抑止する車両の制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
勾配路などでの停車時に運転者がブレーキペダルを踏まない状態であっても、車両の意図しない動きを抑制する車両の制御に関する技術が開示されている。例えば、特許文献1に記載された車両の制御装置がそれである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-003003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両のブレーキ操作やブレーキ設定がされない状態での停車は、勾配路に限らず、車両の意図しない挙動、例えば外力や誤操作、誤動作による車両移動などを抑止し難い状態である。特に車両のシフトポジションを、車輪への動力伝達が行われないニュートラルポジションにした場合は、前記挙動の抑止が更にし難くなる。この対応として、ニュートラルポジションでの停車時は、車両側でブレーキなどを自動的にかける制動制御を行うことが考えられる。しかしながら、前記制動制御では、例えば故障で走行不能になり、車両を移動させるためにニュートラルポジションにした場合も、制動がされてしまい、運転者の意図した車両挙動にならないといった課題があった。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、ニュートラルポジションにおいて、運転者の意図した車両挙動となる制動制御を行う車両の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、(a)動力源と車輪との間で動力伝達が行われないニュートラルポジションを備える車両の、制御装置であって、(b)前記車両の故障を検知する異常診断部と、(c)前記ニュートラルポジションで、前記異常診断部で走行不能に至る前記車両の故障を検知しておらず、且つ走行中でない場合は、前記車両を停止させる制動制御を行うが、前記異常診断部で前記車両の走行不能に至る前記車両の故障を検知している場合は、前記車両を停止させる前記制動制御を行わない制動制御部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、前記制御装置は、前記車両の故障を検知する異常診断部と、前記ニュートラルポジションで、前記異常診断部で走行不能に至る前記車両の故障を検知しておらず、且つ走行中でない場合は、前記車両を停止させる制動制御を行うが、前記異常診断部で前記車両の走行不能に至る前記車両の故障を検知している場合は、前記車両を停止させる前記制動制御を行わない制動制御部と、を備える。これにより、前記車両の走行不能に至る故障発生時は、前記車両を停止させる制動が行われないため、走行不能に至る故障発生時のニュートラルポジションでの車両移動が可能であり、運転者の意図した車両挙動となる制動制御を行う車両の制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明が適用される車両の概略構成例を説明する図であると共に、車両における各種制御の為の制御機能及び制御系統の要部を説明する図である。
図1の電子制御装置の制御作動の要部を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【実施例】
【0010】
図1において、車両10は、ハイブリッド動力源50と、車輪14を備えたハイブリッド車両である。
(【0011】以降は省略されています)
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