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公開番号
2025078153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190517
出願日
2023-11-08
発明の名称
車両前部構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B62D
25/20 20060101AFI20250513BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】SOL衝突の際に衝撃力を確実にフロントサイドフレームに伝達する。
【解決手段】フロントサイドフレーム10と、バンパリーンフォース20と、フロントサイドフレーム10の前端12とバンパリーンフォース20の締結部22との間に挟み込まれて締結される締結板30と、を備える車両前部構造100であって、バンパリーンフォース20と締結板30は、フロントサイドフレーム10よりも車両幅方向外側に延び、締結板30の先端部38はバンパリーンフォース20の外側端24に締結されており、締結板30の車両後方の面に締結板30からフロントサイドフレーム10の車両幅方向外側面に向かって車両斜め後方に向かって延びるSOLブレース40が取り付けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両前方の側部に配置され、車両前後方向に延びるフロントサイドフレームと、
前記フロントサイドフレームの前端に締結されて車両幅方向に延びるバンパリーンフォースと、
前記フロントサイドフレームの前記前端と前記バンパリーンフォースの締結部との間に挟み込まれて前記フロントサイドフレームの前記前端と前記バンパリーンフォースの前記締結部とに締結される締結板と、を備える車両前部構造であって、
前記バンパリーンフォースと前記締結板は、前記フロントサイドフレームよりも車両幅方向外側に延び、前記締結板の先端部は前記バンパリーンフォースの車両幅方向外側端に締結されており、
前記締結板の車両後方の面に前記締結板から前記フロントサイドフレームの車両幅方向外側面に向かって車両斜め後方に向かって延びるSOLブレースが取り付けられていること、
を特徴とする車両前部構造。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両前部構造であって、
前記締結板の前記フロントサイドフレームよりも車両幅方向外側に延びた外側部は、前記バンパリーンフォースの後面との間に隙間があくように車両後方に凸に山形に折れ曲がっていること、
を特徴とする車両前部構造。
【請求項3】
請求項2に記載の車両前部構造であって、
前記SOLブレースは、前記締結板の車両後方に凸の稜線よりも車両幅方向外側の車両後方の面に溶接されていること、
を特徴とする車両前部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両前部構造、特にSOLブレースの取付け構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
スモールオーバーラップ衝突(以下、SOL衝突という)の際の衝撃荷重をフロントサイドフレームに伝達するSOLブレースが用いられている(例えば、特許文献1参照)。SOLブレースは、SOL衝突の際にフロントサイドフレームの側面にぶつかって衝撃力をフロントサイドフレームの側面に伝達し、車両を横ずれさせることにより、車室前方の変形を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-47108号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、SOL衝突では、バリアがバンパリーンフォースのフロントサイドフレームよりも車両幅方向外側の側端部に進入する。このため、バンパリーンフォースの側端部がバリアとフロントサイドフレームの前端部により車両前後方向のせん断力を受けて破断する場合がある。破断が発生するとバンパリーンフォースの側端部は、バリアと共に車両後方に移動する。従来技術の車両前部構造ではSOLブレースが側端部に取付けられているのでSOL衝突の際にSOLブレースも側端部と共に車両後方に移動する場合がある。このため、従来技術の車両前部構造ではSOL衝突の際に衝撃力をフロントサイドフレームの側面に伝達することができなくなり、車室前方の変形を抑制することが難しい場合があった。
【0005】
そこで、本開示は、SOL衝突の際に衝撃力を確実にフロントサイドフレームに伝達することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両前部構造は、車両前方の側部に配置され、車両前後方向に延びるフロントサイドフレームと、前記フロントサイドフレームの前端に締結されて車両幅方向に延びるバンパリーンフォースと、前記フロントサイドフレームの前記前端と前記バンパリーンフォースの締結部との間に挟み込まれて前記フロントサイドフレームの前記前端と前記バンパリーンフォースの前記締結部とに締結される締結板と、を備える車両前部構造であって、前記バンパリーンフォースと前記締結板は、前記フロントサイドフレームよりも車両幅方向外側に延び、前記締結板の先端部は前記バンパリーンフォースの車両幅方向外側端に締結されており、前記締結板の車両後方の面に前記締結板から前記フロントサイドフレームの車両幅方向外側面に向かって車両斜め後方に向かって延びるSOLブレースが取り付けられていること、を特徴とする。
【0007】
SOLブレースは、バンパリーンフォースに直接取り付けられるのではなく、締結板に取り付けられているので、SOL衝突の際にバンパリーンフォースが破断しても、フロントサイドフレームに対する相対位置が保持される。これにより、バリアからフロントサイドフレームの側面への衝突荷重の伝達が可能となり、SOL衝突の際に車両を横ずれさせて車室前方の変形を抑制することができる。
【0008】
本開示の車両前部構造において、前記締結板の前記フロントサイドフレームよりも車両幅方向外側に延びた外側部は、前記バンパリーンフォースの後面との間に隙間があくように車両後方に凸に山形に折れ曲がってもよい。
【0009】
これにより、SOLの際にバンパリーンフォースが締結板の車両前方の面とバリアとの間の隙間に押しつぶされて衝撃力を吸収するので、衝撃エネルギの吸収量を増大させることができる。
【0010】
本開示の車両前部構造において、前記SOLブレースは、前記締結板の車両後方に凸の稜線よりも車両幅方向外側の車両後方の面に溶接されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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