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公開番号2025078294
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190755
出願日2023-11-08
発明の名称配車管理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/123 20060101AFI20250513BHJP(信号)
要約【課題】車両の使用時における車両周囲の環境に適した車両が配車され易くなる配車管理装置を提供する。
【解決手段】配車管理装置3は、配車可能な複数の候補車両(2-1~2-n)のそれぞれに対して、車両周囲の外部環境と、外部環境と関連する候補車両の特性とに応じて、外部環境に対する特性の適性度合いが高くなるほど優先度が高くなるように優先度を設定する優先度設定部42と、複数の候補車両のそれぞれの優先度に応じて、複数の候補車両のなかから配車する車両を決定する配車車両決定部43とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
配車可能な複数の候補車両のそれぞれに対して、車両周囲の外部環境と、前記外部環境と関連する当該候補車両の特性とに応じて、前記外部環境に対する前記特性の適性度合いが高くなるほど優先度が高くなるように前記優先度を設定する優先度設定部と、
前記複数の候補車両のそれぞれの前記優先度に応じて、前記複数の候補車両のなかから配車する車両を決定する配車車両決定部と、
を有する配車管理装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記外部環境は外気温を含み、前記特性はボディカラーであり、前記優先度設定部は、前記複数の候補車両のそれぞれについて、外気温が所定の高温閾値以上である場合、当該候補車両のボディカラーの濃度が低いほど当該候補車両に対する前記優先度を高くし、一方、外気温が所定の低温閾値以下である場合、当該候補車両のボディカラーの濃度が高いほど当該候補車両に対する前記優先度を高くする、請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項3】
前記外部環境は天候を含み、前記特性は太陽光発電パネルの有無であり、前記優先度設定部は、好天の度合いが高いほど、前記複数の候補車両のうち、太陽光発電パネルを備えた候補車両に対する前記優先度を高くする、請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項4】
前記外部環境は外気温を含み、前記特性は前回使用時からの経過時間であり、前記優先度設定部は、外気温が所定温度未満である場合、前記複数の候補車両のそれぞれについて、当該候補車両の前記経過時間が短いほど当該候補車両に対する前記優先度を高くする、請求項1に記載の配車管理装置。
【請求項5】
前記外部環境は路面状況を含み、前記特性は駆動方式であり、前記優先度設定部は、路面の摩擦係数が所定値よりも低いと推定される場合、前記複数の候補車両のうち、4輪駆動方式の候補車両の優先度を、他の駆動方式の候補車両の優先度よりも高くする、請求項1に記載の配車管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両を配車する配車管理装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
配車効率を向上させるための技術が提案されている(特許文献1を参照)。特許文献1に開示された配車管理制御装置は、配車位置の位置情報を含む注文情報の条件に一致する候補車両を検索し、各候補車両に配車注文の発生を通知し、各候補車両から配車注文の受任可否の回答情報を取得し、受任可の候補車両の一つに配車指示を通知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-22260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の技術では、配車される車両を決定する際に、車両が使用される環境が考慮されていない。そのため、場合によっては、使用される環境に対して必ずしも適していない車両が配車されてしまうことがある。
【0005】
そこで、本発明は、車両の使用時における車両周囲の環境に適した車両が配車され易くなる配車管理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの形態として、配車管理装置が提供される。この配車管理装置は、配車可能な複数の候補車両のそれぞれに対して、車両周囲の外部環境と、外部環境と関連する候補車両の特性とに応じて、外部環境に対する特性の適性度合いが高くなるほど優先度が高くなるように優先度を設定する優先度設定部と、複数の候補車両のそれぞれの優先度に応じて、複数の候補車両のなかから配車する車両を決定する配車車両決定部とを有する。
【0007】
この配車管理装置において、外部環境は外気温を含み、特性はボディカラーであり、優先度設定部は、複数の候補車両のそれぞれについて、外気温が所定の高温閾値以上である場合、候補車両のボディカラーの濃度が低いほどその候補車両に対する優先度を高くし、一方、外気温が所定の低温閾値以下である場合、候補車両のボディカラーの濃度が高いほどその候補車両に対する優先度を高くすることが好ましい。
【0008】
また、この配車管理装置において、外部環境は天候を含み、特性は太陽光発電パネルの有無であり、優先度設定部は、好天の度合いが高いほど、複数の候補車両のうち、太陽光発電パネルを備えた候補車両の優先度を高くすることが好ましい。
【0009】
あるいは、この配車管理装置において、外部環境は外気温を含み、特性は前回使用時からの経過時間であり、優先度設定部は、外気温が所定温度未満である場合、複数の候補車両のそれぞれについて、候補車両の経過時間が短いほどその候補車両に対する優先度を高くすることが好ましい。
【0010】
あるいはまた、この配車管理装置において、外部環境は路面状況を含み、特性は駆動方式であり、優先度設定部は、路面の摩擦係数が所定値よりも低いと推定される場合、複数の候補車両のうち、4輪駆動方式の候補車両の優先度を、他の駆動方式の候補車両の優先度よりも高くすることが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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