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公開番号2025078237
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190666
出願日2023-11-08
発明の名称灯火制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類B60Q 1/46 20060101AFI20250513BHJP(車両一般)
要約【課題】視界確保が難しい状況において自車の存在を周囲に適切にアピールできるようにする。
【解決手段】灯火制御装置は、カメラの認識率が第1閾値以下であって特定気象条件が成立する場合には、ヘッドライト、フォグライト、及びハザードライトのうちの少なくともハザードライトを点灯させ、認識率が第1閾値以下であっても特定気象条件が成立しない場合又は認識率が第1閾値より高く且つ第2閾値以下である場合には、ヘッドライト及びフォグライトを点灯させ、認識率が第2閾値より高く且つ第3閾値以下である場合には、ヘッドライト又はスモールライトを点灯させる。特定気象条件は、ワイパブレードの払拭速度を最大とする量の雨滴がフロントガラスの外面に付着したことが検出されたこと、又は、上記外面への雨滴の付着が検出され且つ外気温度が温度閾値以下であることである。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
カメラを含み車両周囲の状況を認識する認識センサを備える車両の灯火装置を制御する灯火制御装置であって、
前記カメラの認識率が第1閾値以下であって特定気象条件が成立する場合には、前記灯火装置に含まれるヘッドライト、フォグライト、及びハザードライトのうちの少なくとも前記ハザードライトを点灯させ、
前記認識率が前記第1閾値以下であっても前記特定気象条件が成立しない場合、又は前記認識率が前記第1閾値より高く且つ第2閾値以下である場合には、前記ヘッドライト及び前記フォグライトを点灯させ、
前記認識率が前記第2閾値より高く且つ第3閾値以下である場合には、前記ヘッドライト、又は前記灯火装置に含まれるスモールライトを点灯させ、
前記特定気象条件は、前記車両のワイパブレードの払拭速度を最大とする量の雨滴が前記車両のフロントガラスの外面に付着したことが検出されたこと、又は、前記外面への雨滴の付着が検出され且つ外気温度が温度閾値以下であることである
ことを特徴とする灯火制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の灯火制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、レーザレーダ装置を利用したオートフォグランプ装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-115623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
悪天候により視界確保が難しい状況においては、自車の存在を周囲に適切にアピールできることが求められる。
【0005】
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、視界確保が難しい状況において自車の存在を周囲に適切にアピール可能な灯火制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る灯火制御装置は、カメラを含み車両周囲の状況を認識する認識センサを備える車両の灯火装置を制御する。灯火制御装置は、カメラの認識率が第1閾値以下であって特定気象条件が成立する場合には、灯火装置に含まれるヘッドライト、フォグライト、及びハザードライトのうちの少なくともハザードライトを点灯させる。また、灯火制御装置は、認識率が第1閾値以下であっても特定気象条件が成立しない場合、又は認識率が第1閾値より高く且つ第2閾値以下である場合には、ヘッドライト及びフォグライトを点灯させる。そして、灯火制御装置は、認識率が第2閾値より高く且つ第3閾値以下である場合には、ヘッドライト、又は灯火装置に含まれるスモールライトを点灯させる。特定気象条件は、車両のワイパブレードの払拭速度を最大とする量の雨滴が車両のフロントガラスの外面に付着したことが検出されたこと、又は、上記外面への雨滴の付着が検出され且つ外気温度が温度閾値以下であることである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、カメラの認識率に応じて段階的に異なる態様で選択された各種ライトの自動的な点灯が制御される。また、本開示によれば、上記の特定気象条件をも考慮して点灯が制御される。これにより、視界確保が難しい状況下において、視界不良の程度に応じて適切な態様で各種ライトを自動的に点灯できるようになる。その結果、視界確保が難しい状況において自車の存在を周囲に適切にアピールできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る灯火制御装置を搭載する車両の構成を概略的に示す図である。
実施の形態に係る灯火制御に関する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.車両の構成
図1は、実施の形態に係る灯火制御装置を搭載する車両1の構成を概略的に示す図である。車両1は、灯火装置10と、センサ類20と、灯火スイッチ類30と、電子制御ユニット(ECU)40とを備えている。車両1は、例えばドライバの運転操作に応じて走行する手動運転車両であるが、自動運転車両であってもよい。
【0010】
灯火装置10は、ヘッドライト11、スモールライト12、フォグライト13、及びハザードライト14を含んでいる。フォグライト13は、例えば、車両1の前部に取り付けられたフロントフォグライトである。しかしながら、フォグライト13は、フロントフォグライトとともに、車両1の後部に取り付けられたリアフォグライトを含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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