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公開番号
2025078273
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190722
出願日
2023-11-08
発明の名称
シム構造体
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F16C
25/08 20060101AFI20250513BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】ベアリングに対して利用しやすいシム構造体を提供する。
【解決手段】シム構造体1は、円盤状であり、外径に溝部を有するインナーシム本体21と、インナーシム本体21の上面に設けられたインナーシム蓋部22と、を有するインナーシム11と、中央部に貫通孔31aを有する円盤状であり、内径を形成する壁面に溝部を有するアウターシム本体31と、アウターシム本体31の上面に設けられたアウターシム蓋部32と、を有するアウターシム12と、を備え、アウターシム蓋部32は、アウターシム本体31の貫通孔31aの上方に突出する突出部32bを有するとともに、突出部32bには上下方向に貫通する複数のボルト穴32cが設けられており、インナーシム蓋部22は、アウターシム蓋部32の突出部32bに設けられたボルト穴32cに挿入されたボルト13の一端部が挿入可能である複数のボルト穴22bを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
円盤状であり、外径に溝部を有するインナーシム本体と、
前記インナーシム本体の上面に設けられたインナーシム蓋部と、を有するインナーシムと、
中央部に貫通孔を有する円盤状であり、内径を形成する壁面に溝部を有するアウターシム本体と、
前記アウターシム本体の上面に設けられたアウターシム蓋部と、を有するアウターシムと、を備え、
前記アウターシム蓋部は、前記アウターシム本体の貫通孔の上方に突出する突出部を有するとともに、前記突出部には上下方向に貫通する複数のボルト穴が設けられており、
前記インナーシム蓋部は、前記アウターシム蓋部の前記突出部に設けられたボルト穴に挿入されたボルトの一端部が挿入可能である複数のボルト穴を有する、
シム構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、シム構造体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車には、トランスミッションとデファレンシャルギアを同じ場所に組み込んだトランスアクスルが利用されており、複数のベアリングを備えている。
【0003】
また、各ベアリングにおいて、アウターレースとインナーレースの隙間を埋める構造として、円環状のシムが利用される。すなわち円環状のシムを利用して厚さ調整を行うことにより、ベアリングは適切に与圧され、正常に作動することができる。
【0004】
特許文献1には、ベアリングに所定の与圧を与えるために、必要なシムの厚さをシミュレーションにより算出するシムの予測方法および予測装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-147223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、トランスアクスルに利用されている各ベアリングについて、アウターレースとインナーレースの間に生じる隙間を埋めてベアリングを適切に与圧するためには、各隙間の大きさ胃に応じて厚さの異なる複数のシムを、あらかじめ準備しておく必要がある。この場合、本来必要とするより多い各種のシムを準備する必要があり、コストが増加するという問題がある。
【0007】
本開示は、ベアリングに対して利用しやすいシム構造体を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示にかかるシム構造体は、円盤状であり、外径に溝部を有するインナーシム本体と、前記インナーシム本体の上面に設けられたインナーシム蓋部と、を有するインナーシムと、中央部に貫通孔を有する円盤状であり、内径を形成する壁面に溝部を有するアウターシム本体と、前記アウターシム本体の上面に設けられたアウターシム蓋部と、を有するアウターシムと、を備え、前記アウターシム蓋部は、前記アウターシム本体の貫通孔の上方に突出する突出部を有するとともに、前記突出部には上下方向に貫通する複数のボルト穴が設けられており、前記インナーシム蓋部は、前記アウターシム蓋部の前記突出部に設けられたボルト穴に挿入されたボルトの一端部が挿入可能である複数のボルト穴を有する。
これにより、組み合わせ後にシム高さを調整することができる。
【発明の効果】
【0009】
本開示よれば、ベアリングに対して利用しやすいシム構造体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
シム構造体の構成を分解した状態で示した斜視図である。
インナーシムとアウターシムを噛み合った箇所の拡大断面図である。
シム構造体をハウジング及びベアリングに適用した状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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