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公開番号2025078467
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023191061
出願日2023-11-08
発明の名称サーバ装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250513BHJP(計算;計数)
要約【課題】電気自動車のユーザの利便性向上を可能にする。
【解決手段】
サーバ装置は、通信部と、前記通信部により通信する制御部とを有し、前記制御部は、車両のバッテリの所定の電力量に対応する売電価格が前記所定の電力量に対応する買電価格以上のときに、前記バッテリから前記所定の電力残量の売電を可能にするための許可情報を送出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
通信部と、
前記通信部により通信する制御部とを有し、
前記制御部は、車両のバッテリの所定の電力量に対応する売電価格が前記所定の電力量に対応する買電価格以上のときに、前記バッテリから前記所定の電力残量の売電を可能にするための許可情報を送出する、
サーバ装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記制御部は、前記バッテリから前記所定の電力量の売電を行う時期を示す売電計画を送出する、
サーバ装置。
【請求項3】
請求項2において、
前記制御部は、前記売電を行う時刻及び場所、並びに天候のいずれか一以上に基づいて前記売電価格の変化を予測する、
サーバ装置。
【請求項4】
請求項1において、
前記制御部は、前記所定の電力量を充電したときの価格、又は当該所定の電力量を売電後に買電するときに予測される価格を用いて前記買電価格を導出する、
サーバ装置。
【請求項5】
請求項1において、
前記制御部は、前記所定の電力量の売電に複数の売電価格が対応するときは当該複数の売伝価格の平均を用いる、
サーバ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、サーバ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
自治体、企業等が管理するコミュニティにおいて、コミュニティ内に散在する各種電源の充放電と、電力事業者の電力系統による電力供給と、コミュニティ内で発生する電力需要とを全体として管理する、コミュニティEMS(Energy Management System)の構想が進められている。コミュニティ内の電力の需給を管理するための技術が種々提案されている。コミュニティ内の電源には、コミュニティ内に設置される発電施設だけでなく、コミュニティ内を移動する電気自動車が含まれる。特許文献1には、電気自動車の充放電を制御するための技術が開示されている。また、特許文献2には、電力事業者の要求に応じてコミュニティ内の電源を制御するための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-207590号公報
特許第6997289号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気自動車のバッテリを充電したり、放電して電力事業者の系統に電力を供給したりする場合に、対価が発生する。すなわち、電気自動車のユーザは、充電に際し、充電に要する電力の対価を支払い、放電に際し、放電する電力の対価を系統から得る。ここで、電気自動車のユーザの利便性を向上させる余地がある。
【0005】
本開示は、電気自動車のユーザの利便性向上を可能とする、サーバ装置等に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示におけるサーバ装置は、通信部と、前記通信部により通信する制御部とを有し、前記制御部は、車両のバッテリの所定の電力量に対応する売電価格が前記所定の電力量に対応する買電価格以上のときに、前記バッテリから前記所定の電力残量の売電を可能にするための許可情報を送出する。
【発明の効果】
【0007】
本開示におけるサーバ装置等によれば、電気自動車のユーザの利便性向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理システムの構成例を示す図である。
情報処理システムの動作例を示すシーケンス図である。
情報処理システムの動作例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について説明する。
【0010】
[システムの構成]
図1は、一実施形態における情報処理システムの構成例を示す図である。情報処理システム1は、コミュニティによる電力事業者との効率的な電力の売買を支援する。コミュニティは、自治体、企業等が管理する、任意の街区又は地域の単位である。コミュニティ内には、バッテリの電力で駆動する車両12の電力を充放電するための充放電装置14が分散して設置される。コミュニティ内では、車両12への充電に加え、住居、商業施設等に設置される、電気製品、照明、空調設備等の各種電力負荷15により電力が消費される。コミュニティ内で消費される電力は、電力事業者の系統18から購入(買電)したり、太陽光、風力等の代替エネルギによる発電装置、燃料電池、蓄電池等の分散電源16により発電したりして、賄われる。また、コミュニティ内で生じる余剰電力は、系統18へ売却(売電)される。車両12による買電は車両12の権利者、例えばユーザ又はオーナー(以下、総じてユーザという)が負担する。また、車両12による売電の売却益は、車両12のユーザが享受する。情報処理システム1は、ネットワーク11を介して互いに情報通信可能に接続される、それぞれ一以上のサーバ装置10、車両12、端末装置13及び充放電装置14を含む。サーバ装置10は、コミュニティ内の電力需給に応じ、充放電装置14を介しての系統18から車両12への充電(買電)及び車両12から系統18への放電(売電)を制御する。
(【0011】以降は省略されています)

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