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公開番号
2025076919
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188882
出願日
2023-11-02
発明の名称
ゲート昇降装置
出願人
株式会社豊国パーキングシステム
代理人
弁理士法人平木国際特許事務所
主分類
E04H
6/18 20060101AFI20250509BHJP(建築物)
要約
【課題】異音発生やオイル飛散がなく、メンテナンスが容易で円滑な動作が可能となるゲート昇降装置を得ること。
【解決手段】本発明の機械式立体駐車場(1)のゲート昇降装置(4)は、昇降自在に支持されたゲート(3)と、ゲートに接続された帯状の吊り下げベルト(6)と、吊り下げベルトが巻き付けられる回転ドラム(41)と、回転ドラムを巻き取り方向と巻き戻し方向に回転させるモータ(5)とを有する。本発明によれば、ゲートを吊り下げる吊り下げベルトを用いることにより、異音発生やオイル飛散を防ぎ、メンテナンスが容易で円滑な動作が可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
機械式立体駐車場のゲート昇降装置であって、
昇降自在に支持されたゲートと、
該ゲートに接続された帯状の吊り下げベルトと、
該吊り下げベルトが巻き付けられる回転ドラムと、
該回転ドラムを巻き取り方向と巻き戻し方向に回転させるモータと、
を有することを特徴とするゲート昇降装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記吊り下げベルトは、前記ゲートの両端部を吊り下げる一対の第1ベルトと第2ベルトを有し、
前記回転ドラムは、前記第1ベルトの基端と前記第2ベルトの基端が固定されて、前記モータにより前記巻き取り方向に回転されることにより前記第1ベルトと前記第2ベルトを多層に巻き取る巻き取り部を有することを特徴とする請求項1に記載のゲート昇降装置。
【請求項3】
前記巻き取り部は、
前記第1ベルトの基端と前記第2ベルトの基端が互いに前記回転ドラムの回転軸心方向同一の位置に固定されており、
前記モータにより前記巻き取り方向に回転されることにより前記第1ベルトと前記第2ベルトを互いに重ねて多層に巻き取ることを特徴とする請求項2に記載のゲート昇降装置。
【請求項4】
前記巻き取り部は、前記第1ベルトの基端と前記第2ベルトの基端が互いに前記回転ドラムの回転軸心を間に介して前記巻き取り部の径方向に離間した位置にそれぞれ固定されていることを特徴とする請求項3に記載のゲート昇降装置。
【請求項5】
前記巻き取り部は、
前記第1ベルトの基端と前記第2ベルトの基端が互いに前記回転ドラムの回転軸心方向に離れた位置に固定されており、
前記モータにより前記巻き取り方向に回転されることにより前記第1ベルトと前記第2ベルトを前記回転軸心方向に並べてそれぞれ多層に巻き取ることを特徴とする請求項2に記載のゲート昇降装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲート昇降装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の機械式立体駐車場は、ゲートを吊り下げたチェーンやワイヤを巻き上げ或いは巻き戻しすることによってゲートの昇降を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-133162号公報
特開2001-106039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
チェーンやワイヤには、摩耗や錆を防ぐ目的で定期的な保守点検においてオイルの塗布が行われている。このオイルは、チェーンやワイヤから飛散して立体駐車場の利用車両を汚すおそれがある。
【0005】
また、チェーンやワイヤは、ゲートの開閉時にスプロケットやプーリとの接触部分から異音が発生し易い。このような異音は、チェーンやワイヤの経年劣化により音量が大きくなる傾向がある。駐車装置の入出庫作業は、使用者の都合により終日稼働している。例えば夜間の稼働において異音発生はクレームの対象となるので、防音対策が必要となる。
【0006】
特許文献1には、1本のケーブル104を多層に巻き取る1条の巻き取り部103が設けられたドラム102の構造が示されている。図7は、特許文献1に記載された巻き上げドラムの断面図を示している。ドラム102は、モータ101の回転軸101Aに一体に固定されている。
【0007】
特許文献2には、巻き上げドラム202として、ゲートを吊り下げる左右2本のワイヤ204A、204Bをそれぞれ独立して多層に巻き取る2条の巻き取り部203A、203Bを有する2条多層式の巻き上げドラム202の構造が示されている。図8は、特許文献2に記載された図面の一部を拡大して示すものであり、巻き上げドラムの断面図を示している。巻き上げドラム202は、モータ201の回転軸201Aに一体に固定されている。
【0008】
特許文献1及び特許文献2に示されるドラムでは、溝条の巻き取り部内においてワイヤやケーブルが径方向に重なるように多層に巻かれる。これらの巻き取り部は、ケーブルの乱巻を防ぐために、ケーブルの外径より僅かに広い溝幅に設定されている。ワイヤやケーブルは、断面が略円形を有しているので、巻き取り部において径方向に多層に巻かれた場合に、断面円形の中心位置が径方向に一列に整列して重なって巻かれることはなく、溝幅の範囲で互いに溝幅方向にずれた状態で巻かれる。
【0009】
重量物であるゲートを吊り下げるワイヤやケーブルには、大きな引っ張り荷重が加えられている。したがって、径方向に重なるように巻かれたワイヤやケーブルは互いに溝幅の範囲内で噛み込みや食い込みが生じ、ドラムに絡まって円滑な動作が困難となるおそれがある。
【0010】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、異音発生やオイル飛散がなく、メンテナンスが容易で円滑な動作が可能となるゲート昇降装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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