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公開番号
2025075743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187122
出願日
2023-10-31
発明の名称
工作機械装置
出願人
株式会社ExtraBold
代理人
弁理士法人白坂
主分類
B29C
64/227 20170101AFI20250508BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】造形物の変形を防止するとともに、造形物の強度を高めることができる、工作機械装置を提供する。
【解決手段】工作機械装置は、材料を吐出して造形する造形装置と、造形装置を取り付ける、3次元の空間において位置が固定される取付部と、造形装置から吐出された材料を受けて造形される造形物を載置する載置台と、造形物を造形するための造形プログラムに応じて、載置台を空間において移動させる移動装置と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
材料を吐出して造形する造形装置と、
前記造形装置を取り付ける、3次元の空間において位置が固定される取付部と、
前記造形装置から吐出された材料を受けて造形される造形物を載置する載置台と、
前記造形物を造形するための造形プログラムに応じて、前記載置台を前記空間において移動させる移動装置と
を備える、工作機械装置。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記移動装置は、前記載置台を前記空間において少なくとも3次元に移動させることができる、請求項1に記載の工作機械装置。
【請求項3】
前記取付部は、前記造形装置を自動的に把持する把持装置を備える請求項1または2に記載の工作機械装置。
【請求項4】
前記移動装置は、前記造形装置を載置して、前記把持装置による把持位置まで移動させる、請求項3に記載の工作機械装置。
【請求項5】
前記移動装置は、複数の造形装置から選択された一の造形装置を載置する、請求項4に記載の工作機械装置。
【請求項6】
前記移動装置は、造形された造形物を排出する排出エリアまで前記載置台を移動させる、請求項1または2に記載の工作機械装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、工作機械装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、3D(Three-Dimensional)-CAD(Computer-Aided Design)、または3DCG(computer graphics)等において作成された3Dデータに基づき、材料を一層一層積層していき造形物(ワーク)を造形する3Dプリンタが知られている。3Dプリンタには様々な造形方式が用いられる。例えば、熱で融解した材料を積層していきワークを造形するFDM(Fused Deposition Modeling)方式の3Dプリンタがある。FDM方式の3Dプリンタは、溶融した樹脂等の材料を吐出する吐出部を三次元(または二次元)で移動させる主軸を有し、主軸を制御する制御部が主軸を三次元に移動させることによりワークを造形する。
【0003】
また、材料を吐出する造形装置をロボットアームにより3次元で移動させる3Dプリンタが知られている。特許文献1には、造形装置の位置、姿勢、向きのうちの少なくとも一つを変更するロボットアームと、ワーク保持台の位置、姿勢、向きのうちの少なくとも一つを変更するロボットアームが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-187076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、造形装置を3次元で移動させて造形物を造形する3Dプリンタにおいては、造形装置の重量により慣性が増加すると、造形装置の移動により造形装置が振動等するため、造形装置の位置決め精度が低下して、造形物の造形精度が低下する場合があった。
【0006】
また、造形装置を移動させるロボットアームの剛性を上げるためには、ロボットアームを構成する部品の剛性を上げる必要があるため、ロボットアームの大型化または重量化が必要となるため、3Dプリンタが大型化して装置コストが上昇してしまう場合があった。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、造形物の造形精度を向上させるとともに、装置コストの低減を図ることができる、工作機械装置を提供することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するため、実施形態の工作機械装置は、材料を吐出して造形する造形装置と、造形装置を取り付ける、3次元の空間において位置が固定される取付部と、造形装置から吐出された材料を受けて造形される造形物を載置する載置台と、造形物を造形するための造形プログラムに応じて、載置台を前記空間において移動させる移動装置と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一つの実施形態によれば、工作機械装置は、材料を吐出して造形する造形装置と、造形装置を取り付ける、3次元の空間において位置が固定される取付部と、造形装置から吐出された材料を受けて造形される造形物を載置する載置台と、造形物を造形するための造形プログラムに応じて、載置台を空間において移動させる移動装置と、を備えることにより、造形物の造形精度を向上させるとともに、装置コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態における工作機械装置の外観の一例を示す図である。
実施形態における、(A)主軸に対する工具装着時の一例、(B)主軸に対する造形装置装着時の一例を示す図である。
実施形態における造形装置を把持する把持装置の一例を示す図である。
実施形態における動作エリアの一例を示す図である。
実施形態における造形装置交換の動作の一例を示すフローチャートである。
実施形態における造形動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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